TKKKIKさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に(2014年製作の映画)

4.0

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ラプラスの箱とフル・フロンタルの正体が明かされ、リディとバナージも和解し、真のNTとして覚醒したバナージをミネバが連れ戻す。
リディがNTの存在を嫌悪する中でリディ自身もまたNTである事が明らかになり
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機動戦士ガンダムUC/episode6 宇宙と地球と(2013年製作の映画)

4.0

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連邦軍が連邦軍を攻撃し、ネオ・ジオン軍がそれを助けてしまったが為にいらぬ誤解やより深いネオ・ジオンとの軋轢を産むこととなり、これによって一時間に渡って対話メインで物語が描かれるのが観ていて楽しかった。>>続きを読む

機動戦士ガンダムUC/episode5 黒いユニコーン(2012年製作の映画)

4.6

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突如現れた黒いユニコーン、再調整されたマリーダ改めプルトゥエルブの登場など冒頭からインパクトが強いが、数分で会議シーンに移行するのが観ていて面白い。会議が面白ければ面白いほど戦争シーンへの理解が深まり>>続きを読む

機動戦士ガンダムUC/episode4 重力の井戸の底で(2011年製作の映画)

4.4

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舞台を地球に移し、リディのミネバへの好意が明確に描かれ、今回を持ってしてバナージとリディが様々な意味で敵対する事になるのが面白かった。
一人の女性に狂わされて二人の男が争うのは大好き。
後半の一年戦争
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機動戦士ガンダムUC/episode3 ラプラスの亡霊(2011年製作の映画)

4.0

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前話でバナージとご飯を食べていたギルボアさんが思ったより魅力的なキャラで、主人公格でも物語の中核になる人物でもない一軍人にもフォーカスが当たるのは嬉しい。
ダグザ中佐も二話の時点では堅物の軍人という印
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機動戦士ガンダムUC/episode2 赤い彗星(2010年製作の映画)

4.0

オードリーがミネバ・ザビである事が分かっても「オードリー」に固執するバナージが愛おしい。
本格的に戦争が始まり、ガンダムシリーズらしい戦いが観られて面白い。
リディとミネバの会話でリディという人間の事
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機動戦士ガンダムUC/episode1 ユニコーンの日(2010年製作の映画)

4.0

偶然出会ったオードリーに執着して明らかにバナージに好意を抱いているミコットを無視し続ける主人公の姿に感服。
魔的な女性、大人びた異性に心惹かれ人生を大きく狂わせる物語はいつだって素晴らしい。
飽きるこ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

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シン・ゴジラから7年ぶりの国産ゴジラの新作。
戦後復興時代を舞台に、圧倒的なゴジラの脅威と恐怖を描いていた。
ゴジラを敵として立ち向かう人類の物語が観たいという気持ちと、人間に負けるゴジラは見たくない
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

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不思議な映画だった。
印象的なシーンは複数あるが、そのどれもが断片的で抽象的。
そういう記憶に残りにくい映画なのかというとそういう訳でもなく、総じて意図的に断片を描き続けている映画だった。
とある劇作
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.5

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全体的にカジュアルに見れて楽しかった。
擦れた悪役の描写の仕方や、彼と視聴者に対する強めのメッセージは人を選ぶ。
このメッセージで改心するならこんなに擦れた性格にはならないだろうと思う。
素晴らしいの
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

5.0

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トランスフォーマー映画完全復活。
とにかく人間キャラクターが不快で無駄に出したキャラクターが無駄死にする爆発だけが取り柄だった旧3部作、キャラに深みを持たせて壮大な物語を展開しようとして失敗した新シリ
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サーキットの狼(1977年製作の映画)

2.0

Youtubeで公式無料配信されていたので視聴。
往年のクラシックカーが活躍する姿が見られる事に価値はあるが、シンプルに話がつまらない。
時代を感じるキャラクター描写や演技が下手な俳優達が見るに堪えな
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

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スタジオジブリの映画をたくさん観た訳では無いが、観るたびにアニメと言うものの作為の面白さを感じる。
題やその元となった作品から考えると、もっと具体的で説教くさい物語になると予想していたが、全くの的外れ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

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難解でユーモラス。DC映画を観てなくてもギリギリ分かるけどそれはそれとしてタイムパラドックスを扱うものとしてはかなり難しい部類に入ると感じる内容。
バリーをフラッシュにしたバリーを殴ったのがバリーみた
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

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創作物に対する自らのエゴを改めさせられるような内容だった。
ノーウェイホームを観た時、メイおばさんを失った事でMCUのスパイダーマンはやっとスパイダーマンになる事が出来たと思っていたが、そういう思想こ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

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理屈や根拠みたいなことを考えたら支離滅裂でご都合主義すぎる部分は過去作を遥かに上回る。
そういう筋道だったストーリーの面白さは物足りないが、様々なキャラクターの目線からいろんな物語が描かれ、一つ一つが
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.8

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非の打ち所がない最高のエンタメ映画。
マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオ、ドンキーコング、クッパなど大事なキャラ全員が活躍していて、個性が魅力的に描かれていたのが素晴らしい。
マリオの歴代ゲームの要
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

シェルビーとフォードのル・マン制覇の為の協力と、ケン・マイルズという1人のレーサーの人生を描くドラマで、見ごたえがあった。
社内政治や無理解な役員が描かれるが、誰が正義で悪かは物語の中に無く、純粋に車
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

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ガーディアンズシリーズの最終作で、完結作としてとても美しい物語だった。
これまでの主人公だったクイルは日々の生活に違和感や物足りなさを感じている、愛する人を失った男として描かれ、ロケットに焦点を当てた
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栄光のル・マン(1971年製作の映画)

4.0

構図や魅せ方の上手い映画だった。
特に良かったのは序盤の鏡面のヘルメットに映るレースの模様と、終盤の8号車を21号車が抜くシーン。
ディレイニーとスターラーの戦いに焦点が当てられながらも、レースの事故
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

5.0

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SSSS.GRIDMANとSSSS.DYNAZENONの待望の続編にしてクロスオーバー。本当に観たかった映画を観せてもらえてとても満足しました。
不必要な説明は省くことでテンポが良くなっており、それで
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0

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期待してたのとちょっと違ったので素直に楽しめなかった反面、良いシーンと良い構図があって映像としては楽しめた。
初手のインパクト絶大なグロテスクシーンは最悪で不快感が強く、二度と観たくないと感じた。
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