TOMJFKさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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クロッシング(2008年製作の映画)

4.3

報道としての映画

観終わって、言葉を失いました
悲しい

演出が素晴らしい
北朝鮮と韓国と、全く異なる街の状況を対比させた効果は大きかった
音楽がたっぷりと情感がある エピソードが生々しい
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.0

テンポとストーリーがちょっと・・・

俳優4人が特に良かった・・・
池脇千鶴~悲しみを胸に秘め、金を稼ぐために逞しく生きようとする庶民を熱演
菅田将暉~純粋だが、危なっかしく頼りなく、血の気の多
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フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白(1992年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

都合良過ぎませんか?

1992年のJJエイブラムス脚本の「フォー・エヴァー・ヤング」
JJが26歳の時の脚本だ。
個人的には、 SFでもなんでも、俳優が良くて、音楽が良くて描き方が情感たっぷり
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ヤンクス(1979年製作の映画)

3.8

絵になる主演の二人

リチャード・ギアの相手役リサ・アイクホーンが美しい
声も可愛い
彼女の設定もいい
つまり、気高いイイとこのお嬢様ではなく、実家で商売している庶民の娘役
イギリスの町に入
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大地震(1974年製作の映画)

3.9

公開当時はパニック超大作!

公開当時、『センサラウンド方式』という特殊な音響装置が話題になった
劇場では映画の冒頭に次のような字幕と音声が入る

「ご注意!」
「この映画はセンサラウンド方式
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鏡の中の野心(1972年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

DVD発売に至った幻の一作

女ったらしで知能犯の荒木一郎が、 まんまと大手美容室グループを乗っ取ることに成功したかに見えたが・・・
実は、ひし美ゆり子のほうが役者が上だったという、 ラストのドン
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

監督の力量を存分に発揮するJJ!

J・J・エイブラムス監督の手腕の見せ所・・・
それは冒頭から始まった
敵の攻撃により、宇宙船は絶体絶命の危機・・・
カークの父親と母親のシーン~赤ん坊のカーク
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

4.4

古代ローマと日本の温泉が共存するおかしさ

「古代ローマ帝国」と「日本の温泉」という全くかけ離れた2つを結びつけた ユニークさ・・・
この2つが共存しているおかしさ
ローマ帝国のシーンでは画面が黄
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.9

エピソードは並だがビジュアルが凄い

以前、TVで何気なく観ていた作品だが、 初めてしっかりと自宅のエプソン・ホーム・シアターの大画面で観た
昭和30年代の東京の町並み・人々の暮らしの様子を再現し
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

3.6

内容はイマイチだがゴジラが凄い!

冒頭のゴジラが東京を破壊するシーンが凄い!
それ以降の話しは大したこと無かった
ただ戦友とのクラス会の話しは良かった
1作目では 待ちに待ったTVで力道山を
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

3.4

テーマ曲とCGが素晴らしいだけに・・・

唯一、良かったエピソードが 茶川の父が亡くなった際、実家に戻った彼が 自部屋で親父の愛情を知る場面でした。
自分を勘当して愛してくれていないと思っていた父
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海底二万哩(1954年製作の映画)

4.2

ディズニーが反核戦争映画を作った時代!

1954年(昭和29年) アメリカ・ディズニー映画
この同じ年、日本で生まれた初代「ゴジラ」と同様、 本作も反核戦争・平和を希求する映画でした
本作でネ
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クレオパトラ(1963年製作の映画)

4.1

ローマ入りするパレードは圧巻!!
エプソン・ホームシアターで 自部屋の壁に映して大画面で観たので迫力ありました
とにかく豪華絢爛!
クレオパトラがローマ入りするパレードが最大の見物です!
これ
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望郷(1937年製作の映画)

3.0

まあまあでした
500円の「名作DVD」を購入して観たが そんなに面白くなかった
ジャン・ギャバンが32歳だが、 やはり50代くらいの彼のほうがずっと渋くてカッコいい
主演女優がミレーユ・バラン
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意志の勝利(1935年製作の映画)

3.0

戦争は絶対に起こしてはならない!

本作は、1934年9月に開催された ナチス党全国大会の数日間を撮った ドキュメンタリー映画である
この時期のドイツを調べてみると・・・ 1933年1月、ヒットラ
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ミッドウェイ囮(おとり)作戦(1944年製作の映画)

3.3

米空母乗員の姿を描く戦時中の作品

太平洋戦争中の1944年アメリカ、 20世紀フォックス映画
全体的に監督の演出は素晴らしかった
ストーリーは、戦時中だから機密保持のために仕方ないと思うが ミ
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.2

製作者の勇気を称えたい

首相官邸の悪巧みを国民から隠すために税金使って内閣調査室からネット工作していたのか?
これは明らかに重犯罪だが、本当のことなのか?

ドミノ・ターゲット(1976年製作の映画)

3.8

1970年代では新鮮味があったが。

公開当日、映画館で観ました。 それから約40年が経ちDVDで先日しっかりと観ました。 10代の自分が初めて観て今回は50代で観ましたので随分と印象が違いました。
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

なかなか良い場面もあったが、オリジナルの主役、志村喬のような鬼気迫る迫力が本作の主役には無かった。イギリス映画ということで、品の良い映画止まりでした。
黒澤明監督のオリジナルは、はるかに泥臭い。はるか
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生きる(1952年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何十年かぶりに観た。自分も60歳となっていた。
凄い。
志村喬が凄い。鬼気迫る、取り憑かれているような迫力。

脚本が凄い。人生を、そして社会を鋭く風刺している。例えば、ラストの葬儀での場面。その展開
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メトロポリス 完全復元版(1926年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

SF映画の祖に相応しい深みあるレトロ作品!

最近のマイブームですが、
本屋のワゴンなどから「名作映画DVD」を
500円で購入して観ています

今回は、1926年(大正15)ドイツ製作の
無声白黒映
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.2

やはり黒澤明監督作品は、キューブリック作品のように、見応えがある。
本作のストーリーも思わぬ展開が待っている。
さすがは黒澤惚れのジョージ・ルーカスがスター・ウォーズの土台とした作品。
本作のラストも
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.8

3時間20分のオリジナル版を、本作は2時間にしている。その分、端折っている部分がある。 
ユル・ブリンナーやスティーブ・マックイーンやジェームス・コバーンらは、やはりかっこいい。
物語としては、チャー
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切腹(1962年製作の映画)

3.6

世界的に高評価されている本作を初めて観た。
確かに全編、落ち着いた画面構成で、また武士が一同、正座している場面なども、ピンと張り詰めた緊張感があり、素晴らしい出来映えの作品だ。
しかし暗い。観ていて気
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.3

3時間27分の大作品。たくさんのことが本当に作り込まれている。
後に『荒野の七人』としてハリウッドがリメイクしたが、なんと黒澤明監督は承諾していないらしい!
本作の7人の侍のキャラクター作りもなかなか
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ロリータ(1962年製作の映画)

4.2

何度かUーNEXTで観た。観るたびにさすがキューブリック監督だと評価が上がる。
wikiによると、制作された1962年当時はエロチックな描写がかなり規制されていて、本来、監督が描きたかったものが全然描
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.2

キューブリック監督の遺作。
彼の作品はやはりどれも凄い。
日常に起きる様々なハプニング。それらが面白く組み合わされ展開してゆく脚本がいい。トム・クルーズから幾つもの伏線が生まれ、ある時点から、それらが
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽 坂本龍一の遺作となる。
DVの父が通うガールズバーがある雑居ビルに火を付けた星川ヨリ。父への復讐なのか。
学校ではイジメられ、彼の居場所は唯一、廃トンネルの先にある秘密基地。
そこに親友の麦野ミ
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チャンプ(1979年製作の映画)

3.9

45年前の1979年。高校1年生の私は劇場で、「泣ける映画」『チャンプ』と、『ふたりだけの微笑』の2本立てを観た。
両方とも人の温かみのある作品で気に入っていた。
それから45年が経ち、このたびU-N
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.0

2024年2月に初めて鑑賞した。面白かった。ストーリーがなかなか考えられている。
本作は「タワーリング・インフェルノ」など米国でのパニック映画ブームを国内に持ち込むため、東映が最高額の製作費5億円を掛
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(1973年製作の映画)

4.3

夏目漱石の「こころ」の心理描写を割と忠実に描いている。
肝心要の女優は杏梨という。
この人、ネットで検索してもほとんど情報が無い。DVDパッケージには「新人」とだけある。
ただ映画では魅力的だった。
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あしたのジョー(1970年製作の映画)

3.5

石橋正次主演。
彼も出ている1972年ドラマ「飛び出せ青春」の2年前の1970年の映画。
注目の力石徹役は、ボクサー経験もある亀石征一郎。この力石役が良かった。目力が凄い

タッカー(1988年製作の映画)

3.7

米ビッグ3に対抗したタッカー。有能な彼を潰そうとビッグ3と上院議員ら。
ルーカスとコッポラが贈る、流れるような展開の映画だった。
意外にも主演のジェフ・ブリッジスは、1976年版「キングコング」の長髪
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黒の奔流(1972年製作の映画)

3.6

1972年作品。原作 松本清張
山崎努主演。岡田茉莉子が怪演!
50年前の映画を楽しんだ。ストーリーがちょっと意外な展開になってゆく。
この頃の山崎努は貧相な感じだ

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

5.0

久しぶりにU−NEXTで観たが、やっぱり素晴らしい!
ストーリーの素晴らしさ。コミカルさ。ジュリー・クリスティの魅力。映画全体の優しさ。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.1

ラストサムライ、渡辺謙の真剣な演技は良いですが、あとの作りが全く良くない。
早送りで観ました。