陸奥さんの映画レビュー・感想・評価

陸奥

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

意外とこれまで見てこなかった。
ひりつくような二人の会話と、巧みな心理描写。納得の名作。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

初代(1)ゴジラから約70年ぶりのリメイクあるいは新解釈に対して(-1.0)と銘打つあたり、相当な気合と覚悟、自信を感じた。
そしてそれに見合うだけの内容と映像だった。
アカデミー受賞記念のロングラン
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.2

20数年ぶりのガンダムSEEDということで、いろんなことを忘れていたけど、この映画はそれを一瞬で思い出させてくれるほど、終始一貫してガンダムSEED全開だった。
細かいことは置いといて、楽しませてもら
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

大正・昭和という激動の時代に翻弄されながらも、愛する人のために一日一日を必死に生きた男女の純愛と、夢に生きて夢に破れた男の半生を濃密に描き、日々を全力を尽くして生きているかを視聴者に問うた傑作。
10
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.5

説明不足感や尻切れ感は否めない。
でもまあ、ハウル好きな自分からしたら似た感じだったから楽しめた。
監督 宮﨑駿のテロップを劇場で見られる残り少ない貴重な機会だと思う。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

かつてファミコンやスーファミ、ロクヨンで遊んだことを、スクリーンの中で再現してくれたことにただ感謝。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.8

古き良き時代。義理と人情。
若い衆に発破かけるために罵詈雑言を吐き、一人なったあと泣きながらラーメンをすするシーンはうるっときた。
日本の不朽の名作。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

2.8

現代のサイバーパンクのイメージをそのまま体現したような、退廃的な世界観にグッと引き込まれた。
仄暗い中、日本語や漢字で妖しく光るネオンは、新宿歌舞伎町をイメージしたとかなんとか。

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.0

タイトルからテンション高めでパリピみたいな人がいっぱい出てくるのかと思いきや、酒とダンスとセックスにしかエネルギーを費やせない鬱屈した日々を送る若者たちだった。
橋一本で分け隔てられた上流階級と労働階
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.2

意図した演出だと思うけど、仮面越しのセリフがところどころ聞き取りづらい。
荒唐無稽なハード路線を継承したのは○。あと浜辺美波がかわいい。

ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!(1989年製作の映画)

3.5

つい最近まで毎年やってたTVスペシャルの第一弾。
複製人間やカリオストロなどの劇場版も顔負けの、秀逸なプロットと演出。とっつぁんの見せ場があんまりないけど、ルパン一味がかっこいいんだ。

武器人間(2013年製作の映画)

1.8

なんで観てしまったのか笑
グロ映画やらスプラッタ映画というよりも、特撮映画といえる。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

全く事前情報入れなくてよかった。
しびれた。鳥肌。

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

2.7

シリーズ第9作。スパイものというより香港映画要素も混じったわかりやすいアクションもの。
ドジっ子の相棒がいい味出してる。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

2.8

原作もTVシリーズも見たことないけど、劇場で上映してた当時から、これは絶対面白いやつだと思わせる予告編だった。
0とは言いながら、知らない人でも興味があればイチから楽しめる丁寧な作品だと思う。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.9

作中でも何回か出てた、うまく言葉にできない、っていうのが感想。
取り上げたテーマと、それを深堀りする事象は重かったけど、トライした新海誠監督に拍手。
映像は言わずもがな。

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

2.5

現代日本アニメ界の巨匠たちが学生時代に作ったものらしい。当時の自主制作映画と考えたらすごいクオリティ。
既にエヴァっぽいあたり、庵野監督は昔から変わってないんだなあって。

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

2.5

映画の舞台は平成の終わりだけど、原作の舞台である昭和と平成の間みたいな空気感がそのままでよかった。
ファンには嬉しい一作。

ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.4

タイトル的にギャング系かなと思ったら、いろんな人が命を落とすけど、愛を一貫したテーマにするロードムービーだった。
ジュリアロバーツと太ったおじさんコンビが間違いなくMVPでしょう。

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

2.1

ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンド初登場。
70年代の洋画特有の、コミカルと狂気が紙一重みたいな演出がいっぱい。話はチープ。
シリーズ第8作。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

話のある種の起爆剤としてセックスが挟まる村上春樹っぽさ。
ドライブシーンで要点を語っていく感じは原作もそうなんだろうか。
岡田将生の独白シーンは良かったと思う。

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.0

ショーン・コネリー最後の007。
70年代に入ってアクションも進歩したけど、逆に007が老いちゃったかな。
シリーズ第7作。

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.2

シリーズ第六作。
ジョージ・レーゼンビーのボンドも完成度高いのに、なんでシリーズの中ではマイナーなんだろう。
ダニエル・クレイグの悲壮感漂うボンドの雛形だと思う。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.5

学生のとき映画館で見れたことが本当に良かった。
リハーサルのまとめなのに、それすら極上の時間にする最高のエンターテイナーの最期。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.2

何も考えず、目の前で繰り広げられる奇想天外なバトルを楽しもう。
仕事帰りなんかにどうぞ。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.0

日本の戦争映画はいくつか見てきたけど、こういう内々の知略戦みたいなのは新鮮でよかった。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

2.5

わずか150年くらい前の日本にこんな人がいたんだと思うと、感慨深い。
最後まで戦い続けて、最期に何を思ったんだろうね。
映画としては割と淡々と進んで、何喋ってるかわかりづらいが、山田涼介くんがいいスパ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

デッカイものは、かっこよくて、迷惑で、シュールで、恐怖で、そしてロマンだ。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

時間という言葉の重み。

過去シリーズへのリスペクトも忘れずに、007というコードネーム、そしてダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドの集大成であり終着点。

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

2.0

ミッドウェー海戦。
戦闘にエンタメ的な焦点を当てすぎて、脚本は割と雑な感あり。
飛龍の雷撃処分を描いていたのは良かった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.0

なんの事前情報も入れずに見てみれば、古き良き問答無用のドンパチ映画。
80~90年代のハリウッドにはこんな感じの無敵なおじさんがいっぱいいたような。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.5

説明不足でも、展開がめちゃくちゃでも、それでも何度でも観てしまう。
優しくも力強いおとぎ話。
人生のメリーゴーランドは名曲ですね。

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

2.0

誤った日本のイメージ。現代のニンジャたちが大活躍。
丹波哲郎も男前だけど、やっぱりショーン・コネリーはダンディ。
2000GTと当時の姫路市内が本当に美しかった。
シリーズ5作目。

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.5

大人に扇動され戦地に行き、意義を失いながら戦いに身を投じるしかなく、戦場にいない人たちは自由なことを言い、戦場に戻って最後は名前も顔も知らない人によって命を奪われる。
90年以上も前に映画としてこのよ
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