KtkTさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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アーティスト(2011年製作の映画)

4.3

オシャレな演出が随所に散りばめられていて、とても面白かった。画面の構成も綺麗で人のアクションとリアクションの見せ方がすごく参考になった。
少し残念だったのは、台詞のための字幕が多かったこと。実際のサイ
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RENT/レント(2005年製作の映画)

4.0

よくあるミュージカル映画みたいに明るく楽しいわけではないけど、すごくいい映画だった。
いろんなことに悩み苦しみながら日々に立ち向かう人たちが描かれていて、自分も頑張ろうと、励まされる作品。イディナ・メ
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.5

評判を聞いて前からみたいと思ってた映画。一見、子供向けの映画に見えるがいくつか割と考えさせられるテーマが含まれていて、思ってたよりもずっと深みのあるいい映画だった。レゴでの表現が徹底されていて良かった>>続きを読む

エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

3.8

タイトルだけみると、B級のSF映画の匂いがするが、実際に見てみると、終わりの決まった世界で最後をともにする人を探しに行くっていう話。結論はまあお決まりの展開なんだけどラストがね。切なさ全開。
隕石が地
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.5

さすが!の一言。細田守監督は前々から好きで、やっと出てきた新作も期待を裏切らない面白さだった。熊鉄と九太のやりとりを見ていると、何となく温かい気持ちになるし、熊鉄の闘いのシーンではサマーウォーズの時の>>続きを読む

君も出世ができる(1964年製作の映画)

3.5

予想外に面白く見ることができた作品。コミカルでリズミカルで退屈することなく、終始笑っていられました。日本人が大勢で歌って踊っているのはなんとも言えない可笑しさで、それを上手くコメディチックに取り込んで>>続きを読む

アフロ田中(2012年製作の映画)

3.5

バカだし、アホだし、本当にくだらないことしかしてないけど、それが最高に楽しい。そんな男子高校生のノリをそのまんま切り取った映画。男子5人組のあの雰囲気は本当によく表現されていて、すごく懐かしい気分にな>>続きを読む

デアデビル(2003年製作の映画)

3.0

レポートのためにみたけど、まあ可もなく不可もなくっていう感じの映画だった。何というか目の見えないヒーローっていう設定は面白いんだけど、アクションが劣化版のマトリックスみたいな感じで、暇なときにテレビで>>続きを読む

座頭市物語(1962年製作の映画)

3.5

特に期待せずに観たら予想外に面白かった。座頭市のキャラ立ちがしっかりしていて、普段と真剣な時のギャップを使って真剣なときの座頭市をより魅力的にみせていた。あと、白黒の映像と固めの照明がいい感じのハード>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.5

日常の風景を綺麗に切り取るという、これぞ是枝監督って感じの映画。4人を綺麗に写すのはもちろん、家も街並みも海も背景を上手く使って終始綺麗と感じさせられた。全体として、一貫した画作りがされていて自分独自>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

時系列や登場人物が入れ替わってよくわからないと感じながら見ていると、最後には全部繋がってスッキリする映画。基本的に裏の世界のことを描いてるし、血も飛び散っているのに、何故か見終わって爽やかな気分になれ>>続きを読む

クール・ランニング(1993年製作の映画)

4.2

なんか、普通に面白い映画だった。音楽の合わせがすごく好きだし、全体として明るい雰囲気で、凄く見やすい映画。ラストシーンとエンディングで気づいたけど、木村拓也主演の『エンジン』ってドラマはこの映画に影響>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.5

さすがにこれはアメリカでしか作れない映画。冒頭からこれでもかというくらいに技術を見せつけられ、全くもって退屈しない映像。それだけでなく、ユーモラスな会話やそれを活かす間の取り方やカメラワークなど巧みに>>続きを読む

低開発の記憶-メモリアス-(1968年製作の映画)

2.5

何となく見るにはつまらない映画だと思う。劇中で何度もでてくる『低開発』って言葉や不自然なまでの繰り返しの編集は社会だけでなく、主人公も進歩がないということを比喩的に表現しているのかとか、色々考えながら>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.5

いびつだけど、確かに親子愛を感じられる作品。周りの人たちも温かく、一所懸命だけど足を引っ張ってしまう友達とか、なんだかんだで優しい弁護士とか憎めないキャラクターがたくさん出てきてとても心温まる作品。ダ>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

天才の気持ちと、天才の周りの人たちの気持ちが非常にうまく描かれている。登場人物のキャラクター設定はそんなに濃いわけでもなく、ストーリーもそれほど起伏の激しいものでもないのに一人一人のキャラクター像が人>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

最初は誰が誰だかわかりにくいと思いながら見てたけど、だんだんと登場人物たちが交わりだして、ドタバタしながらも最後はきっちりと収束していく。脚本力が圧倒的で、中盤からは終始次の展開が気になって仕方がなか>>続きを読む

大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

3.5

さすが福田雄一って感じの独特の面白さ。一歩引いてみてしまうと本当にくだらないんだけど、いつの間にか引き込まれていて笑わされている自分がいる。キャストも豪華で、そのキャストの演技を絶妙な間で活かしている>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

3.0

黒澤監督の映画はとにかく音が聞き取りにくい印象だけど、それでも話わかるっていうのが凄い。ストーリー展開だけでなく一人一人のキャラクター像や感情の変化が丁寧に描かれている。また、この映画はいろんな作品に>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.5

全体的にゆったりと話は進んで行くのに終始緊張感は保たれたまま。スリリングでじんわりと怖さが来るタイプの作品だけど、それだけでなくどこかスタイリッシュでカッコいい。
個人的に大好きな空気感の作品。

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.5

走る!とにかく走る!
過去に戻るたびに主人公だけでなく周りの人の未来も少しずつ変わっていって、ちっとも飽きない。主人公が何とかしようと走るけど、解決策に気づかず通り過ぎるっていうところがもどかしくて、
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恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

3.0

ストーリーはわかりやすくて面白いけど、基本的に1シーン1シーンが長い。特に歌とダンスのシーンはいい加減飽きるまで続くからあそこだけでも適当な長さにすれば間延び感は大分なくなる気がする。
ストーリーはこ
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下女(1960年製作の映画)

4.0

なんとも恐ろしい、、、
見終わった後の感想は間違いなく女って恐い!ホラー映画的な人を驚かせるような怖さじゃなくて、じんわりと真綿で首を絞めるような恐さ。作品としては凄く面白い。ただ、最後の演出は蛇足感
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陽気なギャングが地球を回す(2006年製作の映画)

3.5

冒頭でお客さんを引きつけるという点は完璧。原作の雰囲気がそのまま出てるし、キャスティングもかなり合ってると思う。
終始面白いといえば面白いんだけど、時々演出がチープに感じたり、音楽に違和感を覚えるとこ
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

3.5

パラレルワールドの世界観が好き。綺麗だし未来感があるし、小さい頃に想像していた未来都市っていう感じ。小物とかも凄く面白くて、みていてワクワクしました。
ストーリーの構造的には最初に少し理解しにくい時間
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

ストーリーは割とヘンテコだし、メチャクチャと言えばメチャクチャだけど、全然嫌いじゃない。
全体的にお洒落で、綺麗で、人がパリに対して抱く憧れ的なものが凄く上手く表現されている。
ロマン溢れる憎めない映
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.5

個人的に最近の恋愛映画では一番好きです。
レイチェル・マクアダムスの演技力が凄くて、セリフがなくても感情が伝わってきます。ラストシーンなんか特に感情移入してしまい、本当に切ない思いをさせられました。
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マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

4.0

新しい一歩を踏み出すのに年なんて関係ない。そんなメッセージ性を感じる映画。
かなり濃いキャストが演じる老人たちが若者と同じように迷い、苦しみながら決断し、新たな一歩を踏み出すという話。序盤で何気なく聞
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

5.0

音楽の力を感じられる作品。
人生に影響を与えるような作品ではないが、観終わった時、明日も頑張ろうと思える、心温まる作品。作品にマッチした音楽が使われているし、お洒落で楽しい。景色も音楽と一緒に映すと何
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

何回観ても鳥肌!
狂気しか見えなかったのに、ラストの演奏シーンで表れる究極への追求。映画館で観たのがあまりにも印象的で、思わずDVDを買っての2回目だが、すると劇中の全てがラストの演奏シーンへの伏線で
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

脚本が秀逸。
普通なら物語が終わるタイミングからの展開が本当に面白い。
ひたすらスリリングで最後まで目が離せない作品。めっちゃ怖かった。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.5

文字ならではのトリックをいかに映像で表現するかという点においては良かったと思う。

内容は原作に比べて非常に分かりやすく描かれており、原作を読んでない人は普通に楽しく観ることができると思う。
しかし、
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