エネルさんの映画レビュー・感想・評価

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 鑑賞日の前日に友達の誘いで観た『カイジ ファイナルゲーム』の反動も相まって全く書かなくなったレビューを再開しようと思うほどの傑作。

 コミカルな部分も持ち合わせてテンポよく進む冒頭から中盤に対して
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

歪んだ家族だったが、そこには確かに愛があった。

報道などで知る事件の情報なんて氷山の一角で、当事者ですらない部外者に、善も悪も、正義も不義も語るなんておこがましい。結局、専門家が語ろうが特集組んでよ
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

2.0

観て、自分にとって良かったなとは思わない。優秀な狙撃手を語っているくらいなので、全ての銃撃戦は遠距離からのスナイピングだけに絞っても良かった。ただ、物語冒頭のシーン観測兵と共に狙撃するシーンは映画の期>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

2.3

亜人である佐藤の助けがなければ、殺され続ける人体実験を一生行われていたかもしれないのにも関わらず、憎いはずの政府と取引し協力する主人公の心理が最後まで全く理解出来ませんでした。たとえ追われる身になった>>続きを読む

手紙(2006年製作の映画)

2.0

邦画の良作扱いされているが、特に印象に残った作品でもないし、また観たいとも思わない。決して駄作ではないが、個人的には薄くて気持ち悪い物語でした。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.1

新鮮で斬新!
20年以上前の作品とは思えない発想力!
そして、人権侵害の究極体(笑)
(以下、ネタバレ有りです…)













トゥルーマンの人生そのものが、人気テレビ番組で、本人以外は
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

ずっと前からこの作品のことは知っていました。福山雅治主演で、子供の取り違えがテーマの映画だと。でも敢えて観なかった。意識的に避けていたとも言える。誰もが一度は思う、タイムマシンで過去に行って、やり直し>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

2.2

何故こんなにもFilmarks の評価が高いのか全く分からない。劇場まで足を運んで観るほどの作品ではありません。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.9

「うつ病」という言葉が広く浸透した現代社会なのにも関わらず、自分自身、無意識にうつ病に対して、偏見があったのかもしれない。うつ病は精神的に劣っている人がなりやすいとか、甘えているだけじゃないのかなど、>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

映画を未鑑賞の方へ
レビューを書いていてあれなのですが、感想やあらすじなどの予備知識は極力入れずに、鑑賞することをお勧めします。















観終わった直後に書いているんですが、心が
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凶悪(2013年製作の映画)

3.0

リリー・フランキーとピエール瀧の独壇場。救いようがない程の悪役を演じていて、もし私が彼らの死後を決められるのであれば、地獄の業火で焼き焦がすでしょう。ですが、創作物だと分かっていてそう思うのは、それだ>>続きを読む

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.1

最後に衝撃の大どんでん返し系映画に含まれるであろうアンハサ・ウェイ主演の「パッセンジャー」。アンハサ・ウェイ見たいが為に鑑賞しました。

私は鈍感なのでしょうか、最後の最後まで、真実に気づけませんでし
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.4

ケイシー・アフレックがアカデミー賞主演男優賞に選ばれたのがこの映画を鑑賞して納得できる。人との関わり方や表情、日常的な動作、怒りや涙まで、どのカットでも彼の演技が、リー本人だった。(上手く言い表せない>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.1

ここ最近観た映画はヒューマン映画の類ばかり鑑賞していたので、アクションに期待してこの映画を観ました。

私が、一個人としてにとても好きな登場人物の設定がありまして、周りを凌駕する程の才能の持ち主だとい
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マスク(1994年製作の映画)

2.8

キャメロン・ディアスが美しすぎる。以上!

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.4

ラ・ラ・ランドで一躍有名になったディミアン・チャゼル監督の新作で人類で初めて月に立った男、ニール・アームストロングの物語。

私が映画を鑑賞する中でとても重要視しているのが冒頭のシーンです。この映画が
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ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

4.7

新鮮で後にも先にもない唯一無二のゾンビ映画のように思った。

ゾンビ映画は豊富に観てはいないので、あくまでも素人目線で書きます。

映画の始まりからかなり情報量が少なく、画面に見入ってしまった。
閉鎖
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

2.6

冒頭の唐突な事故シーン。妻との会話に主人公は無関心で二人の間に溝以上のものが感じられた。弾まない会話の後に妻の死直前の形相は映画を見終えてもまだ記憶にある。

あらすじは妻が事故で死んでも哀しめない主
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

日本映画の強みを感じさせられた映画でした。

登場人物のほとんどが役にフィットしていて、演技が良い悪いは気になりませんでした。海外の映画をよく見るようになりましたが、日本特有のポカ〜とした暖かみという
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ナタリー(2011年製作の映画)

3.5

最初に言わせてください、
オドレイ・トトゥお美しい。

フランスの映画は初観賞ですが、フランスの街並みや田舎道まで何から何まで絵になる景色で、一生のうちに訪れてみたいと思わされました。

あらすじは美
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

2.3

感想は…ただただ残念。

映画の広告などで「ラスト○分、衝撃のラストを見逃すな!」みたいなキャッチコピーをたまに目にしますが、この映画はその全くの逆でラスト10分でこの映画観賞に費やした2時間近くの時
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

2.2

GYAO!の携帯アプリをインストールしてみました。

有料会員ではないのですが、無料視聴できる映画には本数こそは少ないのですが不意に存在すら知らなかった映画に興味出ちゃう事ありますよね〜。

そんな理
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.0

最初に言わせてください、
アンハサウェイ美しい。

もっとハチャメチャな映画かと思いきや、純愛ラブストーリーでした。自分の大好きなジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイが共演している映画を知って、予
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PK(2014年製作の映画)

4.0

最初に言わせてください、
ジャグー可愛い。


自分は宗教については余り詳しくは無いのですが、この映画は分かりやすく宗教についての疑問をぶつけています。この映画を宗教が密接に関わる国の方が観ると、どん
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.1

アトラクション

モンスターバースシリーズ、ハリウッド版「ゴジラ」に続く2作目という事で公開された今作。ゴジラも鑑賞しましたが、はっきりは覚えていなくて取り敢えずゴジラがスゲー強くてかっこよかったぐら
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

戦争映画の名作である為、数多くの方が詳しくレビューされてるので今更自分があらすじまで書かなくても良いかな〜って思うので書きたいことを書いて終わります。



予告なども観ずに知識無しで見始めましたが、
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SING/シング(2016年製作の映画)

2.4

字幕版を鑑賞。アニメ映画を字幕で観るのは初めてだったのですが、気にならずに楽しめた。レビューを書くほどの内容は無い感じもしますが…一応。

ストーリーは個人的には楽しめた部分もありましたががつまらなく
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

夢見る映画。

映画の内容なりスラムで育ったデヴ・パテル演じる主人公ジャマールと兄の壮絶な人生なり濃厚すぎて何から話して良いのやら…


今更ながら2009年のアカデミー賞の作品賞をはじめ、あらゆる賞
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

多くの映画ファンが待ちに待ったラ・ラ・ランド!ディミアンチャゼル監督のジャズと映画の愛が全身で伝わってきたかなりの良作です。
観る前は少し呼吸が荒くなるぐらいの興奮ぶりで、まるでジェットコースターが登
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

3.8

大好きな映画。
小学生の頃に家族と観に行ったのを急に思い出してレンタルして鑑賞。あの時とは年齢も感性も違っていたけど、変わらず楽しめた。

コメディも本当に面白くて映画前半で塚地が北川さんと目があった
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LIFE!(2013年製作の映画)

2.2

同じ毎日、刺激の無い生活。
そんな主人公スティーブンと自分を重ねながら鑑賞しました。
非現実的な妄想をして現実逃避してみたりするのが自分と同じ様で
、最近観た映画だと一番感情移入できたかも知れません。
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.6

この映画は記憶に深く残る物であり、改めて映画の素晴らしさを
教えてくれた映画だった。

長い映画時間であったが、観ている間退屈に感じなかった。なぜなら映画が観ている私達に与える物語の問題が深く考えさせ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

チョット期待値が高すぎたのかも知れません。公開前からずっと気になっていたので、観終わって正直ショックでした。

予告編で外科医だったストレンジが事故に遭って医者を辞めるのは分かっていたので、本編でも短
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.4

主人公のフィリップが共犯者たちと協力し当時世界一高いツインタワーの間を命綱なしで綱渡りするまでの映画。派手なアクションや
キュンキュンするラブストーリーも無い。でももっとシンプルで面白い。

良かった
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ルーム(2015年製作の映画)

4.1

映画の前半はずっと納屋の中で監禁状態。観ている側も心が締め付けられるような感覚になります。
特にブリーラーソン演じるママの表情には監禁のストレスだったり絶望感が感じられます。
あまりにも狭い生活スペー
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