10話まで完走。
まず脚本に大拍手。原作とは全く違う内容と時代を扱っているにも関わらず、全体を通してみると「舟を編む」の世界観を全く逸脱していない、これは並大抵のことではない。
原作からエッセンスを>>続きを読む
クドカン作品の中ではふつうかな。最後の寛容になりましょう、というメッセージがちょっと腑に落ちなかった。
河合優実さんの代表作になったと言って過言ではない。ますますブレイクする人だと思う。
ストーリー的には前半の方が面白く、後半はエピソードがぶつ切り、パターン化したかな。
草彅剛、菊地凛子、市川美和子といった40代の実力派俳優が、この作品のクオリティを一段上のものにしていたのは特筆して>>続きを読む
最後、それぞれの旅立ちにふさわしい前向きな終わり方が湿っぽくなくてこの作品らしかった。
全体的に暖色系の、ひとの心のあたたかさを感じるドラマで好み。
悪役、ヒールに振り切ったディーンフジオカさんが見事だった。
話自体は若干ワンパターン、水戸黄門化した感がなきにしもあらず。
コメディタッチながら時にじーんとくる、暖かいドラマでした。
キャストが皆はまり役だったのは、脚本が際立って優れていた証左。今年一の会話劇でした。
出演者のパフォーマンスがすべて良かった。
サマーソニアの話が出るのが前すぎたような気が。若干中弛みの感があった。
このレビューはネタバレを含みます
深夜ドラマらしくゆるいなかにも社会への問題提起を含んだ内容が面白かった。他の方のレビューにもあるが、最後は恋愛に持っていかなくてもよかった気も。
「令和のアラサー人生哲学ドラマと呼ぶにふさわしい名作が生まれた。
内容は理屈っぽさの極みだが、価値観が多様化した現代で自分を見失わないために何をしたらいいか、視聴者に問いかける作品。脚本・演出・俳優が>>続きを読む