Takatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

「バガボンド」「リアル」を経た井上雄彦の今のストーリーテリングと画力でスラムダンクを再構築!って感じだった。もっとバカで楽しくやって欲しかった感もあるけど…最高の映像体験だし懐かしエモいし漫画好きな人>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

2.0

序盤の左から右へ流れていくアニメシーケンスの気持ち良さと、終わり方は好きだった。それ以外はあまり乗れなかった…

三つ数えろ(1946年製作の映画)

3.3

ハードボイルドといえばフィリップ・マーロウ、というのは知ってはいたけど読んだことも見たこともない、というわけで観てみた。小気味良いキザセリフの数々と入り組んだプロット、何故か出てくる女は全部美人で村上>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.3

チェーンソーマンのオープニングでオマージュされているボーリングをふきふきするシーンが気になってみてみた。爆笑アホコメディカルト映画。「インヒアレント・ヴァイス」やん!!と思ったら町山さんの解説聞いて色>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

これポスター怖そうなんだけど、実際は自然の法則に従わざるを得なくなってしまったある1人の女性の生き様を語る物語だった。面白かった。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.0

細かい設定や主人公の動機をもっと掘り下げてくれて腹落ちさせてくれる映画かと思いきやそうでもなかった!ジャンル映画。これはアニャテイラージョイの活躍を愛でるジャンル映画!!と割り切れるようになってからが>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.5

テニスで有名な黒人が世界で1人もいない時に、まだ生まれてもいない子供がテニスで世界一になるという「ドリームプラン」を書いて、全ての逆境をポジティブシンキングで跳ねし本当にその通りにしてしまう、というと>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

「見せ物」として歴史に名前を残さずに消費されてきた人々がなんでも吸い込む空飛ぶ女性器を必死で撮る、そしてそれを「見せ物」にすることでなんとかワンスアゲンしようとする話。面白かった。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

結局悪いのはアメリカフランスなのに資源国同士が戦争に傾れ込んでいく悲しいストーリー。ロンドンで観たんだけど一回終わって拍手ぱらぱら…でミッドクレジットからの追悼メッセージどーんで盛大な拍手が起こった。>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.5

「何を見させられているんだ感」が続きながらも、見ている間はずっと笑ってた。最後は、ファイトクラブとか、ライフ・オブ・パイ的なオチかと思っていたが、色々ミスリードさせた上でのオナラオチという、非常に清々>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

主役のゲイリー・オールドマンは今作について「ファンシーなガジェットや車、そしてすぐにベッドに飛びつくアジア人女が”いない”、アンティ・ジェームズボンドや」と語る。

1回目は寝落ちしながらみた。2回目
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

前情報入れてなかったから次から次へとスーパースターが出てきてテンションあがった。途中どこ行くの?と思いつつクライマックスは気持ち爆アガリ。アツかった。

本当に起きた話?クレイジーだよ。現実はクレイジ
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.0

瑞々しい青春の衝動!ゲイの少年の描写がこの時代には新しいなと思った。あとこれよく考えたら2,3日の出来事だよな?24並みに濃い3日。ティーンだからってみんな情緒不安定すぎだよ…まぁ思春期ってそんなもん>>続きを読む

13人の命(2022年製作の映画)

3.8

意外に面白かったランキング1位

結果は数年前のニュースで知ってるのに、手に汗握った…子どもが初めて見つかった時は号泣…

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

1.8

人気役者が勢揃いしておバカやる楽しい映画。5年前に3-4日間だけ行った日本の記憶を元に作りました感があるw

個人的にはチャニング・テイタムの使い方で映画館で声出たw

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

パッケージから日本版、Breakfast Clubかな、と思ったら中学生が普通にタバコ吹かすわ薬物背中にぶっかけて火傷させるわレイプまがいの行為するわ全裸で踊り狂うわでもうぶっ飛びすぎてて笑うしかない>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

-

勝手にゴダールって堅苦しいと思ってたけど全くその逆だった
自由で気楽で生き生きした映画だった

ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.2

サイエントロジーの教祖が何もない男からトムクルーズを信者とする一大カルトを創り上げる話…かと思ったら、いつものPTA監督のテーマである擬似親子、擬似家族の話…。

癇癪持ちの男が宗教家に出会い色々あっ
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

2.8

終始、この映画のバズってトム・クルーズ@トップガンやなぁ…と思いながら観てた

何も考えないで観れる娯楽映画の最骨頂にトップガンが君臨してしまったことでこの手の映画の自分の中での評価とか感動が比較的薄
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

監督の個人的な実体験を元にした映画で、ほぼ全編韓国語なのにも関わらず、アメリカという移民国家で「俺たちの話」として共感を呼んだらしい。

映画ではほぼ「葛藤」だけが映されるけど、おばあちゃんのキャラ投
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ハードエイト(1996年製作の映画)

3.7

PTA監督長編処女作。やはりテーマは親子関係で擬似親子が出てくる。ストーリーはクライマックスの最悪の出来事に対して「女(ペッパー)の行動最悪すぎるだろ」とマジ鬱になったところ以外はよかった。いや、それ>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

親と子のこじれた関係とその修復がテーマ。親からの愛を受けずに育った男(トム・クルーズ、クイズ少年)愛を欲する警官、愛を拒否する女、さまざまな愛に拗れた人々の群青劇を描く映画。

以下町山さんの話のメモ
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

ポルノ業界の光と闇、こじれた擬似親子関係を描くPTA映画。笑って泣ける完成度が高いエンタメ映画。この作品に出演した俳優はみんな大スターになっているし、PTA監督映画の常連になっている。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.0

スターウォーズのチューイーの声をパンダの声から作ったりとか、トップガンのジェット機の音、実際の音がショボかったから猛獣の声を足した、とか、面白ネタ満載。

その中で映画音響の歴史を学び、ちゃんと映画館
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

2.5

サシャバロンコーエンがアホなふりをしていろんなアメリカ人から差別的な本音を引き出す、と書くと知的に面白そう!ってなるけど大半はおバカ体当たりコメディだった。トイレの使い方知らないていでビニール袋にうん>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

タイ映画初めて観たかも!カンニングをちゃんとクライムエンタメにしていて面白かった!

けど金持ち少年のやったことがエグすぎる割にそこまで背景が描かれないから、え、チクっただけで、しかも自分そこまで被害
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

面白かった!思考実験の積み重ねのような映画。90分でサクっと観れる良い映画。

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.0

なんてことない話ダナァと思ったけど主人公が本当にサイレント時代の大女優で使用人の人が本当に監督でパラマウントの一時代を築いた人だと知ってこりゃすごいなと思ったり

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.5

ストーリー、演出、小ネタ、単純に面白い!

ハリウッドにおけるラブ・ロマンスの典型、基礎になった映画なので、『ローマの休日』、『卒業』、はたまた宮崎駿『カリオストロの城』などなど色んな恋愛映画の元ネタ
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HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

3.0

笑いながら「あいつ殺しとけば良かった」みたいな話してるところ怖すぎたw

淡々と「コカインをですね、つめるんですよね」みたいな語りとかもうドキドキワクワク

同じストーリーを3人がしていて編集で一つの
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

現代アラサー女子の葛藤。面白かった。
『Fleabag』とか、『フランシス・ハ』みたいな女性の赤裸々一人称語り。

「#MeToo時代のオーラルセックス」エッセイを当たり前のように両親にすすめるところ
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.0

世界最初の監督自身の妄想ぼやきコメディ映画