ライアン・ゴズリングもアナ・デ・アルマスも変態キャップも最高なのだが、ストーリーゼロのアクション全振り映画で、なんかアクションの胃もたれが起きたというか…
まさに『1973年のピンボール』。
PTA監督の70年代アメリカ、ノスタルジア青春映画。ひたすら綺麗なLAの風景に無邪気で魅力的な登場人物たちを描く。最初はどこに着地するんだろうと思いながら不安を抱え>>続きを読む
憧れの60年代ロンドンの闇が浮き彫りになっていく夢と現実を交互に行き来するサイコスリラー!面白かった!
エドガー・ライトが参考にした映画リストから、『反撥』、『血を吸うカメラ』、『サスペリア』あたり>>続きを読む
観た人が語り出すタイプの映画。
自分の似姿を発見する、「自分が好きなものが相手も好き」というのは自分を認めてもらう、承認されるということで、そんな愛おしい幕開けから始まる素晴らしい恋と、時間の経過と>>続きを読む
「こんなのアリかよ」ってずっと笑ってました。ローラースケートのシーンで声出して笑った、「いつそんなんしてたん!?」っていう笑
テーマは「老い」と「性欲」。
あとは伝統とカウンターカルチャーとか?
こんなにヤバいバァちゃん初めて観た!っていうコメントがあったけど確かに……そういう意味ではヤバイバァちゃんのメイク演技演出、良か>>続きを読む
めっちゃ面白かった…。金持ちに嫁いで豪邸に住み何不自由ないはずの女が孤独と閉塞感からビー玉を飲み込み、画鋲を飲み込み…というあらすじだけ読むと単なる精神病の話かな?と思ったら後半は抑圧や過去のトラウマ>>続きを読む
ドクターストレンジMoM復習…と思ってみたが想像の上を行く過激さだった…😂😂😂😂映画館で当時観た人は衝撃だったんだろうな…
以下町山さんの解説からのメモ
・舞台のウィーンは第二次世界大戦後当時英米仏ソに分断統治されており、複雑な政治下にあり、その中でこの物語が出てきた。
・撮影技法はフリッツ・ラングのドイツ表現主義の影>>続きを読む
確かに計算され尽くされた長回しカットは美しいのだけれど…脚本が乗れなかった…
前半は美しく楽しいシーンが続くんだけど後半はそもそも何故しずがあそこまで滅私奉公で姉に尽くすのか腑に落ちないし男も殻に閉>>続きを読む
素人起用、第二次対戦後のイタリアのロケ撮影、現実の問題を映し出すシンプルだが飽きさせないストーリー、ネオリアリズモを代表する名作。
「最後の決闘裁判」が羅生門のアップデート版だ、というコメントを読んで観てみた。確かにレイプ事件の犯人探し、3人の信用できない語り手、というベースは同じ。こっちの方が”人間の愚かさ”に焦点を当てているス>>続きを読む
何度でもみたい。静かでたんたんとしているのになぜ心が動かされるのか。各カットの構図の精緻さ。見るたびに発見がある
想像の100倍面白かった…冒頭トムがバイク乗ってるシーンだけで多幸感がやばくて何故か泣けた…なんなの…ストーリーも申し分ないし…ただのトムクルーズ”生き様”映画じゃなかった。圧倒的映画体験だった。最近>>続きを読む
つらすぎる……実際の事件で最初に結末が提示されて何が起こるかもわかってるのに結局ラストにクソほど心動かされる…
この映画観て、よし、ブラックパンサーの監督と主演コイツら!って決めた人すごすぎる
最後まで観てエンディングの意味を調べてようやくおお〜、いいストーリー、と思える映画
音楽は古畑任三郎だった
最後未来から来た医者が行ったセリフI’m in insurance.っていうシンプルな発>>続きを読む
結婚とコミットメント、子育て、女性への恐怖がテーマ。繰り返す登場する蜘蛛のモチーフは主人公が恐る「女性」のメタファー。ジキルとハイド、ファイトクラブ的な話。
と、最初から教えてもらえば難なく観れたか>>続きを読む
回想部分は計算されたthe3名様+クライマックスは桐島並みでした。良かった。オリジナル脚本で、佐々木役の役者さんの友達との体験談が元になっているらしい。あそこまで自然な会話、セットのそこに住んでいる感>>続きを読む
Hands of god的な、ROMA的な、監督の個人的な思い出を詰まらせた作品。60年代を生きていないのに、懐かしい気持ちにさせられる映画。ノスタルジア。好き。
一般化せず、「個人的に」を突き詰めてストーリーを語り、結果世界中を共感させるというピクサー方式を思い出す。
3人の小さくもずっしり重い個人的な物語が、世界に共感されて評価されるメタ視点含めてこの映画は>>続きを読む
宮廷権力争いモノ。3人の女性それぞれが善悪はっきりしない複雑な(リアルな)キャラクター設定で面白かった〜
魚眼パースが印象的
9歳の甥っ子を預かることになった男が「理解不能予測不能な他者(甥っ子)」と向き合うことで自分を知る話、というとありきたりなんだけど演技とは思えない何でもなく愛おしい日常の切り貼りを思い出すと涙が出てく>>続きを読む
Sunny 永遠の仲間たち的な平成ズッ友スクアッド描写が最高なのだがそれ以上に「親の子離れ」の映画だった
観た直後は「マジでマルチバースオブマッドネス!!って感じのジェットコースターホラー映画だったなぁガハハ」しか感想なかったけど思い返せば「俺は今幸せなのか?あの時あぁしていれば俺は幸せだったのか?」とタ>>続きを読む
ゲームオブスローンズ=グラディエーター+ロードオブザリングだったんだなって分かった