takumimiさんの映画レビュー・感想・評価

takumimi

takumimi

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

5.0

最高!完全版を映画館で観れるだけでも嬉しいのに、画質も良くて最高です!

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.5

鮮烈な映像と音楽、
印象的なエンディング。
今の時代と照らし合わせて
いろいろ俎上に載せられる事も
多い作品ですが、大好きです。

風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)(1993年製作の映画)

4.5

リアルタイム世代ではなく、結構後になってから観ているのですが、パンソリという芸能に初めて触れた作品で、そのありようにとてつもないインパクトを受け、様々なフィールドワーク音源を聴き漁ったことが思い出され>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

とても好きです。

アーネストを(原作の描写を膨らまして)ただの屑ではなく、伯父との関係や妻への愛を交えた多面的な様相で描いたことで、ラストの諦念と絶望感に満ちた表情が目裏に焼きついたまま幕が下ろさ
>>続きを読む

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

4.5

この空気感、たゆたう時間。
タルコフスキーの作品でいちばん好きです。

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.9

かなり好き。
(シリーズ内外含めた)旧作オマージュにあふれていて全然コミカルじゃ無いのに、思わずクスッと微笑んでしまう場面が多くありうれしくなっちゃいました。

駐車場での闘いはただのモンスターバトル
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

終盤の展開に目頭が熱くなりました。

ただし、語り口が状況を端的に見せることに終始していて“間”が無いんですよね。
そのせいか段取りに沿った物語の断片を見せられているような、あるいは旅路を俯瞰視点で追
>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.6

常に不安定に動き続ける視点と、
不安と絶望と安寧が入り混じった
悪夢的な映像の応酬に魅き込まれました。

同時上映の「骨」も
素晴らしい狂気を孕んでいてたまらない。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

アクション・シークエンスの
展開の盛り上がりに拍手喝采!
特にローマのフィアット500に
乗り込んでからの切迫しつつも
コミカルなカーチェイス、
ラストの列車からの脱出シーンなど、
ワンシーンのインパ
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

既視感は有りつつも、
イメージの奔流は心地よく、
でも一口つまんでみた位では
うまく咀嚼できなかった部分も多いけれど、
様々な想像力や思索の糸口になりうる
甦りの物語。

この作品をなんの前情報もなく
>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

M3GANのキャラクターは目新しさはないものの(Petz & Elsie、Bruce等も併せて)大変魅力的で、制作予定のM3GAN 2.0ではもっと映える場面が増えることに期待ですね(例えばCEOを追>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


原作は:
“渇き”は潤うことなく枯れ果て、先が見えない諦念によって物語は幕を閉じます。

小さな社会や人間関係のゆがみ、そこから拡がる断絶を「停水」という身近な行為を軸に切り取った“渇いた”質感、掬
>>続きを読む

>|