まどかさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

アクションシーンに迫力とロマンがあり、特に冒頭のトラックのシーンには引き込まれた。逐次敵を倒していく、TVドラマのエピソードをつなぎ合わせたような展開は、初見勢の私には若干違和感があった。特撮への情熱>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

2.0

登場人物がやたら多く、その掘り下げも中途半端でまとまりに欠ける感があり、さらに主要登場人物の心情変化も粗く不自然に感じ、状況を追えないまま上滑りの感に終わった。本作の魅力の理解には、それなりの甘酸っぱ>>続きを読む

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

4.7

大傑作SFホラー。南極基地を舞台に人間と宇宙からの未知の生物との死闘が描かれる。広がる疑心暗鬼、迫力満点の逃避行と戦闘、SF好きにはたまらないクリーチャー描写。物語もテンポ良く進み、終始釘付けにされる>>続きを読む

飢えた侵略者(2017年製作の映画)

1.5

ゾンビハザード以降の田舎が舞台のカナダ産ゾンビ映画。意味深な描写が多々あるがその説明はなく、さらに登場人物たちが一体何を考えて何がしたくて何をやっているのかも判然とせず、終始困惑させられた。アクション>>続きを読む

カーゴ(2017年製作の映画)

3.6

愛する者のため荒野を彷徨う男を描く、オーストラリア産ゾンビ映画。全体的に物哀しげな雰囲気が漂う。ホラー・アクション要素はなし。途中遭遇する色々な人についてもっと掘り下げても良かったのではないかと勿体な>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

未知のクリーチャーの生息する謎の島で米軍が奮闘する話。物語に意外性はないが、クリーチャーの描写が充実している点と通常兵器による戦闘描写が充実している点が良かった。素直に楽しめる、怪獣サバイバル映画。

フェーズ6(2009年製作の映画)

3.7

高評価。アクション・ゾンビ要素はほとんどなく、ほぼヒューマンドラマであり、ダイナミックなストーリーや伏線回収もなく地味ではある。しかし絶望の中、人間らしさと死の恐怖との狭間でもがく人の有様が、想像のゆ>>続きを読む

クラス '83(2020年製作の映画)

3.3

主題と展開に意外性があり集中して観れた。陰惨な内容の割にはあっさりめだが、”それでいいのか?”と突っ込みどころは多く、後味は人によると思う。が、私は結構好き。あと物語の主軸がブレずに一貫している点が良>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

巨額をかけたB級サメ映画。あっさりしてて良い。突っ込みどころはあるが、サメ映画好きなら普通に楽しめると思う。

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.8

内容を深く理解できている自信はないが、観終えた後に心深く残るものがあった。第二次大戦下の収容所そして日本軍軍人と英軍軍人俘虜という殺伐とした環境・関係において織りなされる異色かつ精巧なヒューマンドラマ>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

面白かった!実在する文化や歴史をモデルとするシーンが多々あるが、その丁寧な描写によってか、作品に違和感なく調和していたように感じられた。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

ミステリーというよりはヒューマンドラマ。ホラーサスペンスを期待して観るとがっかりするかもしれない。恋愛色強め。私にはあまり合わなかった。しかし作品全体を通して、湿地の美しさと冷徹さが見事に表現されてお>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

終盤、目の離せない肉弾戦が繰り広げられる。あまり深く考えず観れるので良い。クラスレクで観ると盛り上がるやつ。

RRR(2022年製作の映画)

3.7

それぞれの使命と友情との狭間で藻掻く、熱い男たちの超ド級・アクション映画。祖国インドへの熱烈たる愛が本作にある。想像以上に「インド!!」だった。アクションシーンがとにかくダイナミックで、見応えがあった>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.6

大傑作。根本的にかなり踏み込んだ内容となっており、人によっては観るのが辛く感じるかも知れない。しかし、本作には一貫したテーマがある。後に、付録本を読むのを強くお勧めする。心底観て良かったと思う。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.3

初代へのリスペクトを払いつつ、新解釈・新展開を盛り込んだ傑作。展開は速いがその分濃い内容となっており面白い。終盤にかけてどんどん盛り上がってくる。個人的にはシンゴジラよりも好き。初代好きには是非見てほ>>続きを読む

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.6

ナナチが加わり、一行は遂に深界五層へ。彼らはそこで宿敵ボンドルドとその可愛らしい娘・プルシュカと出会う・・・・ 
面白かった! ダイナミックな戦闘シーンが多数あり、見所。ただその分、前作に比べて心理表
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野火(1959年製作の映画)

4.2

敗戦濃厚となった太平洋戦争下フィリピン、本隊からも野戦病院からも追放された田村一等兵は、その他兵隊達と共に、劣悪な環境の中、集合地点を目指して退却するが・・・ 小説「野火」を原作として、極限状態におけ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

超大作恐竜映画新シリーズ3作目。 全体的に雑で幼稚な印象。本作の恐竜は、生き物でなく単なる演出道具のようだった。また、お互いリスペクトすれば共存できるというテーマであるようだが、そもそもギガノトサウル>>続きを読む

マルナシドス -ゾンビの谷-(2020年製作の映画)

3.2

内戦下スペインにて敵味方ゾンビ入れ乱れての逃避行。テンポよく進みくどい展開もなく、意外と面白い。終始スペイン?な感じ。特に期待していなかったが、楽しめた。あとヒロインが美人。

呪詛(2022年製作の映画)

3.7

禁忌を破って6年後、呪いが再び主人公らを襲う!台湾発の本格的ホラー作品。表現が凝っていて怖い。単調な展開ではないので飽きずに見られると思う。ただ人によって評価は分かれるはず。グロテスクな描写が多々ある>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

2.8

10年ぶりとなるゾンビランドの続編。前作同様に明るい作風となっており、ゾンビコメディ好きはきっと楽しめる。アメリカネタに精通しているとより楽しめると思う。役者の変化に注目するのも面白いかも。ただ、やや>>続きを読む

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.8

パリの巨大地下墓地に潜入した考古学者と仲間たちが送る、POV作品。ホラー要素は強め。POV方式にはあまり見られないようなダイナミックかつ意外な演出があり面白かった。謎を残して終了した感はあるが、楽しめ>>続きを読む

闇の叫びを聞け(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

彼ら、あるいは人間を超越した存在、宇宙人でも未来人でもなく”彼ら”・・・セリフ一つ一つにこだわりを感じました。また演出に、日本風なホラーと言いましょうか、ジワジワと迫るものがありました。
本作品におけ
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