ShintaroOooooooさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ShintaroOoooooo

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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

2.7

「アイ・ラブ・ルーシー」を知らないと中盤までやや観るのがかったるい作品。
ニコール・キッドマンはディープフェイクと錯覚させるぐらいには演技がうまい。
オスカー獲得は確実ではないだろうか。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

日本の漫画ではできない映画。

まず、アメコミをそのまま動かしたかのような絵に心動かされるだろう。
キャラクターの世界観に合わせたタッチや物理法則を再現し、これまでのCGアニメとは一線を画す作品となっ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

傑作と呼ばれた前作にも劣らない作品。

今観るとなんてことないものの、当時としては革命的だった前作。
そんな前作よりも音楽やダンスもアップデートされた今作。
且つ細かな違いはあるものの、大きな改変も行
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

2.0

80年代のカルト的映画。
音楽やビジュアルなど多くのカルチャーに影響を与えた王道コメディ。
ただ何故良いのかと聞かれるとよく分からない。
けったいな魅力がある。

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.6

現実的で緊張感のある作品。

大きな盛り上がる演出などは無いものの、現実的に諜報員の活動を描いていて、観客を虜にする。
特に主役をフィリップ・シーモア・ホフマンにしたところが最も良いところ。
主人公感
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

2.0

観ていてやや混乱する作品。
ホラーよりも不気味。

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

1.6

ポケモン版もののけ姫。

ほぼ「もののけ姫」のような展開であるものの、違うところは人間を悪と描き過ぎていることと、ココと父親役のポケモンとの関係に時間をかけて描いていることである。
ここに主人公サトシ
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砂の器(1974年製作の映画)

3.2

構成が見事な豪華なドラマ。

序盤を事件現場からではなく亀田駅から始めるところなどは構成がうまい。
特にラストのオーケストラの演奏と会議室と回想を重ねる構成は見事だった。
小説をそのまま再現してしまう
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

2.9

典型的な勧善懲悪ストーリー。
特にひねりも無いし、あっと驚くアクションがあるわけでもない。
PTSDを抱えたイーサン・ホークはまるで研修1日目のように使い物にならなかったが、意外とあっさり帰ってきた。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

2.1

コメディだけなら良かったものの、泣かせようとしてくるので駄作になってしまった作品。

コメディとしてはそれなりに観れる。
こんな刑務所あるわけないだろ!とツッコミを入れながら観る感じ。

しかし、コメ
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ヒート(1995年製作の映画)

3.4

追う者と追われる者の対決。

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの夢の共演。
それぞれが、家庭がうまくいっていない刑事と、家庭を築こうとする強盗を演じるので、アル・パチーノが正義とはいえロバート・デ
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魔術師(1958年製作の映画)

2.4

宗教と科学の対立を軸に人間の弱さをコミカルに描いた作品。

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

2.5

一代で世界的ファッションブランドを築いた女の話。

まだ女性が社会進出して間もない頃から、それまでの常識を覆すようなアイデアを取り入れていた。
それはパンケーキを主食とする量産型女子の群れに対し、左手
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.1

穏やかで閉塞感漂う作品。
盛り上がりも無く、宇宙のように静か。
死を意識するときに亡くなった娘を思い出す。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

少しでもスパイダーマンに対して思い入れがあるなら躊躇せず鑑賞すべき、ファンのための珠玉の作品。

映画のポスターやキャスト欄を見れば分かってしまうことだが、ウィレム・デフォーやジェイミー・フォックスな
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

2.9

親愛なる隣人からスーパーヒーローへと変わる物語。

トニー・スタークという精神的支柱を失ったところに、兄のように頼れるミステリオが現れるものの裏切られてしまう。
ミステリオの戦い方や存在は非常に現実感
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

2.4

私生活でも友人に耳を贈ってそうなウィレム・デフォーがゴッホを演じている。

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

2.5

大正から昭和にかけて生きた一人の女性の半生とセックスを淡々と描いた作品。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

1.3

まるで漫画の実写化に失敗したかのような非常につまらない駄作。

見た目は普通の少女なのに怪力などの超人的な能力を使えるという、いわゆる特殊能力もののアクション映画。
百歩譲って20年前ならまだしも、マ
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クーデター(2015年製作の映画)

3.3

臨場感あふれる撮影であるものの、設定がやや現実的ではない作品。

東南アジア某国で発生したクーデターに巻き込まれるという話。
主人公一家が一般の民間人であるのに対し、反乱勢力の行動は火薬量を間違えたの
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.3

悪くはないものの期待値を上げすぎると白けてしまう作品。

宣伝を見ていなくてもキャストが豪華過ぎるのでオープニングの段階で期待せざるを得ない。
特にウィレム・デフォーはあまりにも空気過ぎるので、いない
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道化師の夜(1953年製作の映画)

2.1

ハリエット・アンデルセンは「不良少女モニカ」では五月蝿すぎたので、今作くらい静かにしていてほしい。

神々の深き欲望(1968年製作の映画)

2.6

古き因習の残る島の話。

コカコーラや機関車などの近代化に神々は殺されてしまった。
全体的に手塚治虫の「奇子」を思い出させる内容だった。

ワン チャンス(2013年製作の映画)

2.1

事実を基にしたイギリスの伝記映画。
イギリスでは奇跡的な波瀾万丈の成功物語かもしれないが、ハリウッドでは10分に1回は撮られていそうなありきたりな話。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.4

デンゼル・ワシントンだからこその良作。

デンゼル・ワシントンは酷いことばかりするけど、どこか良い兄貴にも見えないことはない感じが絶妙だった。
悪を倒すような陳腐な展開にならないあたりもgood。

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

日常に潜む不気味さを巧く演出した秀作。

主人公のミア・ファローは光の当たり方で顔が青白く見えることもあり、だんだんやつれていく。
妊娠してからは常にヒステリックな状態である。
そもそもヒステリーとい
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アメリ(2001年製作の映画)

3.3

癖の強いガールミーツボーイの話。
登場人物も描き方も個性的。
ガールは妄想癖を抱えていて、ボーイはやくみつる並の収集癖を持っている変人である。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

映画好きのための娯楽映画。
悪に対して映画で戦う痛快な内容。
クリストフ・ヴァルツは「ジャンゴ」のときよりも納得の評価。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.2

ミステリーのようだけどミステリーではないメタファー映画。
なんの意味も無さそうだけど、何か意味があるように感じられる。
まるで作中でみかんを食べる演技をしていたパントマイムのように。

マスターベーシ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.2

アメリカ人の大好物の作品。

経済的にも社会的地位も全く不自由の無いビリオネアになれたがしかし、というアメリカ映画あるあるの内容。
とにかくセリフが多く、ジェシー・アイゼンバーグはハマり役だった。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

つくづく喜劇と悲劇は紙一重だと考えさせられる作品。

危機的状況でも人々は話を聞かずリテラシーが無い。
それどころかイデオロギーによって物事を判断してしまう。
テーマが違うだけで日本でもアメリカでも似
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

2.4

なんだこれは…?と言いたくなる作品。
原作厨からは絶対批判されるような滅茶苦茶な内容。
知らない人からするとぶっ飛びすぎていて面白いかもしれない。
他のアニメ映画と比べても群を抜いて声優が豪華な気がす
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