たろさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たろ

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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

良い。大好きな映画が増えて幸せ。
何度も笑ったし、何度も何度も涙腺が緩んだ。

黒人ピアニストのドクと、彼のドライバーとして雇われたガサツで差別的な白人トニー。
黒人専用の宿泊施設がまとめられた「グリ
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.7

良くも悪くも?インド映画っぽくない、静かな、大人の恋の話だった。

家庭に無関心で不倫している夫を持つイラと、妻に先立たれた定年間際のサージャン(性格やや難あり)。
得るものは得た。だけど孤独で物悲し
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はちどり(2018年製作の映画)

4.3

無理やりかけた力はどこかに歪みとなって現れる。
そんな感じの映画だった。
不可解な展開も多いんだけど、
当時の韓国社会が国民に与えたストレスが、こうゆう形で出てしまったととらえると理解出来る。

無機
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.7

大阪の人間っちゅうんはなぁ、そないコテコテの大阪弁、喋りまへんねやでぇ〜笑。
そのくせシリアスなシーンは標準語になるから気が散って散って...
自分が関西出身じゃなければ3.7かも。オダギリジョーと蒼
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

こじらせ独身アラサーが皆こんなイッちゃってると思われるのは心外だけど笑

今の状況には満足してるし、結局1人が一番楽。でも寂しい。
とは言え今を壊すリスクを負ってまで、新しいものを手に入れようとするの
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エール!(2014年製作の映画)

2.7

視覚障害の両親と弟を持つ女の子ポーラ。唯一耳が聞こえる彼女が、家族と外界を繋いでいる。
そんな彼女が自分の夢を見つけて、家族から離れるまでのお話なんだけども、、

ポーラに頼るのが当たり前になってしま
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小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

原作は超えれないけどそれでも良かった。

女中として東京に出てきたタキさんを軸に、昭和初期の人々の暮らしぶりや、未来への期待が描かれた映画。
社会や戦争に翻弄されながらも勢いを失わない人達がかっこいい
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地獄の花園(2021年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。
架空OL日記からの振れ幅えげつない笑。

キャスト皆がキッチリやり切ってて何度も声出して笑った。
大島さん空調服着てたりとか、バカリの細かさが随所に出ててほんま楽しい。
中ボ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

4.0

帰宅部6人組が5年ぶりに集合し...

シリアスになりそうな話なんだけど、男子!って感じのしょーもなさが面白くて何度も笑った。
ふぁ〜〜〜のとことか最高笑。

「死んでたら偉いの?同じだよ!」って、男
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

コンフィデンスマンっぽくない、ザ・良い話!
結局皆良い人って流れで、ベタだけどこっちの方が分かりやすくて個人的には好き。
登場人物への愛を感じた。

織田りさ、関水渚と、よくまぁこんなフレッシュが似合
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

どうゆう気持ちで観れば良いのか...
都合の良い女殿堂入りみたいな主人公と、その周りのお話。皆ずるくて、自分大好き。

自分はどのタイプにも当てはまらないし、周りにもこんな人はいなかったけど、なんかど
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.1

当たり前にあるコーヒーが出来るまでの、最初の最初を少しだけ知れる映画

前半は農村での過酷な栽培の様子がメインで、後半は先進国に豆が入ってきてからの茶道に似た様式美を映す。

先進国の豊かさが何を土台
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

今まで見た映画の中で、トップクラスの美しさと気持ち悪さだった。と言うよりカルト映画って初めて観たかも。

白夜が舞台なだけあって、全体的に明るくて白っぽい、ウェスアンダーソンみたいな絵面が綺麗。
故に
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.8

夢シーンが多くて若干ダラけてしまった。自分が残念...

色々腑に落ちない点もあったけど、それこそが時代の違いなんだろうなぁ。
今の当たり前も、50年後にはあり得なかったりするんだろうな。

主人公の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.1

珍しく(と言うか初めて?)テレビアニメをちゃんと観たので映画も!と思い鑑賞。
映画ってことに期待し過ぎたかも。千と千尋越えってこともあって...

これならアニメで良くない...?むしろアニメの蜘蛛フ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.7

すごく今っぽいシンデレラで面白かった。男<夢の構図。理不尽すぎる悪役を作らないのも今っぽい。
欲を言えばドレスもうちょっとなんとか出来んかった?笑。
フェアリーゴッドマザーがジーニーなのは良かった笑。
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

かっこえぇぇぇかっこよ過ぎ映画!
こんなにがっつり音楽と描写を繋げてくる映画って観たことなかったな。

音楽とカーアクションがとにかく爽快で、とりあえず悪は死ぬのでスッキリする。
サングラス外すと童顔
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

陰キャの青春ってほんと痛快でコメディーよなって思う。
遊び慣れてなくて、振れ幅の加減全然わかってない感じがなんかもう一周まわってイケとる笑

アク強すぎなキャラばかりなんだけど嫌な奴はいなくて、脇役も
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

最近この手の映画は実話ベースが多いけど、こちらはフィクション(ジャクソンのモデルはいたらしいけど)

タイトル通りの王道な内容で、酒やドラッグも当然出てくるんだけど、恋愛を軸にしたとてもロマンティック
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.5

とにかくビッグネームだらけで面白い笑。

派手さじゃなく、気品や余裕があるから長く支持されるんだろうな。
大切に守られてきた物は、古くなっても疎まれない。それどころか更にその価値を高め、愛される。
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

ムンバイのホテルで実際に起きたテロがベースの映画。とにかくしんどかった...

極限の中、ゲストを守ったホテル従業員の精神には感服。仕事への誇りを感じた。

テロリスト達が容赦なくて、蚊を潰すように人
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.7

家族の大切さ、当たり前のありがたみを真っ向から撮ってる良い映画だった。あたたかい。
クスッと笑いつつも、後半は震災が絡んできて、、
こんな風だったんだろうなって思うと目頭が熱くなった。

ニノの腑抜け
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.9

面白かった!
月食の夜に集まった男女が、スマホを見せ合うゲームを始めて...喜劇から悲劇になっていく会話劇。

世の中は知らないことや、知らない方が良いことだらけって映画でした。にしてもクズばっかり。
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.5

なんかちょっと中途半端感あったのはなんでだろ

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.6

シングル女性たちの葛藤を描いた映画なんだけど、一番思ったのは、独身楽しそう笑。
シングルの焦りは理解できるけど、既婚だと得れないものがやっぱりある。

どっちにせよ、ないものを悲観して焦っても何にもな
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

これ楽しめたら好きな映画広がりそうと思ったけど、やっぱり私アメコミ向きの人間じゃないんだって認識させられた。

かっこいいし、おぉ〜って思うんだけど、入り込めなかった。
もうちょっと地上でのシーンがあ
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.9

面白かった〜監督やキャストの熱をすごく感じた笑。
アジア人故に感じてきたフラストレーションをぶつけたな〜って感じ。

話は王道で漫画みたいなんだけど、どのシーンも演出豪華過ぎてそれだけでも見応え有り。
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旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.6

おせっかいと思われようが、相手の為に良い事だと思ったらやっちゃう!
若さも勢いの要因だとは思うけど、空気を読む保守的日本人にはこうゆう友情ってなかなか難しいと思う。

無条件で応援してくれる友達がいる
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.7

自分はグループで仲良しってのができないから、単純にすごく良いなーと思った。
こんな4人全員それぞれを思い合える仲って奇跡に近くない?

自分を理解してくれる友達って、ほんと人生を豊かにしてくれるよなっ
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

4.0

ひたすら可愛い。
前作もひたすら可愛いかったけど、今回は小さい人たちが出てきてさらに可愛かった。

私が今まで観てきたものの中で最もメルヘンな世界だと思うけど、可愛いながらも児童文学らしい要素もあり、
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

地味なティーンが一歩踏み出そうと頑張る系思春期映画。(あるある

クールでかっこいい事が何よりも重要なこの年頃に、SNSがあるって結構キツイな。
過敏なくせに衝動的な彼らにはほんと毒だなぁ、、24時間
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.7

疲れた...ビビりの自分には充分な臨場感...

72分ワンカット!が前半すごく効いてて、ほんと一緒に逃げ回ってる感覚で心臓が...て感じでした。
ただ、どうしても後半は間延びしてしまってて、ワンカッ
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.5

ちょっとよくわからなかった。
けど、何が普通で何が幸福かみたいな、選択肢を選ぶのは自分って感じの深い映画だった...のかな。

真剣に観てたら色々と疑心暗鬼に陥って結構疲れた。
色合いが良い感じだから
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