パラレルワールドでの改造人間の成長物語で、どことなくフランケンシュタインの世界観にも似ているが、今の時代も相まって、AIの擬人化物語にもみえた。
余談だけど邦題のタイトルグラフィックとサントラがすごく>>続きを読む
純粋に物語としてみたときの面白さより、様々なメタファーやサンプリングに気付いてみえてくる全体の構成への面白さが際立つ作品。
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無刺激で当たり前の日常を無気力に生きてる現代っ子の男の子が、思春期に差し掛かって(=ハル子と接触して)性衝動が芽生える。
その唯一の衝動が、能動的(=ロック)な行動を後押しして、世界を救ったりするけ>>続きを読む
テンプレ的な家族を創れている気になっているが、全く家族一人一人の気持ちが分かっていなかった父・徹三。
そんな家にホームを感じられず、此処ではない心地の良い場所を探す娘・紀子。
全てがリアルではなく、自>>続きを読む
青春、魚眼レンズみたいな絵の歪み、シンボリックでシンメトリーな構図やテンポの良いカット割、棒読みで短いセリフの自問自答、the pillowsの楽曲、環状線の線路を走る無限ループの電車、舞台を使った比>>続きを読む
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味方だと思っていたAIと共に共戦するも、人体が最終的に乗っ取られて反逆され…という設定も、後一歩で殺されるのにちょうど良いところで待ってくれて、なぜか反撃出来てしまう辺りも、よくある設定といつものご都>>続きを読む
一言で言うと、アルコール入りのポカリスエットのCMの様な映画。
大人になりたての夜の青春。
エルファニングの可愛さだけを惹きに鑑賞しはじめ、SFパンク青春映画的な設定に不安もあったが、驚くほど自然に>>続きを読む
原作と役者の無駄遣い。
時代設定は中途半端に現代化されており不自然だし、美術も予算の問題なのかセンスの問題なのか非常にチープで、それっぽいセンスの世界観に憧れているセンスのない人が作っているような感じ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
道具を使う事を覚えた猿は、いつしか自分たちの作った道具に使われてしまい、その命をも握られてしまう。
そんな人類の進化の節目に必ず登場するモノリスが、超越した存在としてその進化を見守っている。
そし>>続きを読む
キューブリックの2001年宇宙の旅がとても良かったので期待して観たが、守られていたのは表面的な世界観の設定のみで、本質的なメッセージは全く継承されていなかったので残念。
全く別物のSF映画だと思って>>続きを読む