Taulさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

3.0

『栗の森のものがたり』鑑賞。絵画のような作り込まれた映像とゆったりとした語り口で、心地よい映画の時間が続く。情報の与え方や突然の歌などアクセントが面白い。確かに若い才能の作品という感じもあった。さすが>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

5.0

『ザ・キラー』凄い。生き方の映画だった。

映像とテンポがクールで恐ろしくカッコいい殺し屋映画。そこにフィンチャーの仕事論や時代感を入れ込む。数値やデジタルに頼りつつ、好きなものを信じ潔く捨てる覚悟。
>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.0

『マーベルズ』コメディタッチが良くてカマラから目が離せない。お泊り会みたいな訓練シーンが楽しい。ブリー・ラーソンの前作で酷かったアクションでの動きも良くなっていた。ただ全体にライトなのはいいが、一番大>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』面白かった。横溝正史的な舞台からおぞましい妖怪スペクタクルへ。でもほんとうに怖いのはやはり人間。背景にある戦争と日本もまた恐ろしい事実だ。現代でここまで攻めて描けるとは。傑作>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.0

『VORTEX ヴォルテックス』先行プレミア。老夫婦の最期の日々だが、身近な内容と奇抜な表現を用いた描き方が天才的。同じ嫌悪感監督ハネケが、『愛、アムール』を手がけたのと似た、真摯と言える作風に胸がい>>続きを読む

冬の嵐(1987年製作の映画)

3.0

メアリー・スティーン・バージェンが活躍する寓話的なサスペンス。どこかロマンを感じる女優さん。

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.0

ベン・アフレックが、弟ケイシー・アフレックで撮ったサスペンス。雰囲気はいいが少し欲張りすぎだった印象。

愛のお荷物(1955年製作の映画)

3.0

川島雄三の作家性もあるが、今では見ることのできないようなベビーブームの頃の寓話劇。

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.0

三部作の最後で彼の遺作でもある。博愛をテーマに意外と受け取りやすい内容。
なお3本とも女優が美しいが、このイレーネ・ジャコブは一段と美しい

殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)

4.0

キェシロフスキによる犯罪劇。これも衝撃的で素晴らしい。その淡々とした犯罪の描き方と運命のような終幕は後世への影響も大きいのでは。

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

4.0

イタリアだとエロティック青春コメディになるだろうし、今見るとうるさ方にはストーカー作品と言われそう。そんなプロットだが、キェシロフスキは分かり合えずとも、求めて止まない愛のロマンとして捉える。

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

4.0

キェシロフスキ監督がジュリエット・ビノシュで撮る、ある女性の喪失と再生の物語。美しいし、悲しいし、愛おしい。トリコロール三部作では一番好きかも。

ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.0

一大叙事詩的な魅力。西部の歴史を男尊女卑や人種差別を含めて語る。ジェームズ・ディーンが若さの象徴でなく、役者としての存在感が凄くて驚いた。分からないとこが多かったので再見したい。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.0

主演やヒーローのデザインがいいと思わず魅力薄。ただその後のキャップの活躍を見た後に見返すといろいろ味わい深い。

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.0

社長のドラマに注視。ユルいところもあるが2作目も面白い。

大怪獣東京に現わる(1998年製作の映画)

2.0

怪獣が登場しない怪獣映画。ワンアイデアで面白いが、中だるみもする。

ビルマの竪琴 第一部(1956年製作の映画)

3.0

市川崑✖️三國連太郎版。意外と見やすく、知ってる話だったが感動した。

モテキ(2011年製作の映画)

3.0

もうこれは長澤まさみが可愛いにすべて持っていかれた感あり。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

ハートフルな物語。とても丁寧かつ快活に描いており、この手では名作の部類では。

雁の寺(1962年製作の映画)

4.0

エロ坊主が蛇のようなしつこさ。若尾文子の色気が凄くて説得力が出る。ラストの視点が印象的。

かくも長き不在(1960年製作の映画)

3.0

戦争の悲劇。やや退屈と捉えてしまった。
いつか再チャレンジしたい。

冒険者たち(1967年製作の映画)

3.0

大人な冒険物語。3人ともいいがリノ・ヴァンチェラがいい味。

仁義(1970年製作の映画)

4.0

メルヴィル・ブルーが芸術まで高まり、男たちのドラマがクールに燃える。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.0

評判以上のトンデモ映画で面白いし、何より面白いもの作ろうとしてる熱意が伝わってきてノリやすい。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

4.0

アラン・ドロンとジャン・ギャバンの2大スターを最高にカッコよく見せる。

モンティ・パイソンのザ・ラットルズ〜ラトルズ/4人もアイドル〜!(1978年製作の映画)

4.0

ビートルズのパロディバンドの映画で、この手では素晴らしい出来。エリック・アイドルがポールに合ってて面白い。昔カセットテープに取って聞いていた。曲自体もパロディ具合も最高にいいんです。