Taulさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

ようやく見れたが成程これはカルト感がある。常識を超えてくる今はできないような作劇だが爽やかな感じも。個性的だ。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.0

切なくていい物語だが、明らかにこの映画より原作のほうが良さそうだと感じてしまう。

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.0

ゆるく楽しいB級モンスタームービー。公開当時ケヴィン・ベーコンも落ちたもんだなあ、と思ってたのすみませんでした。

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.0

有名なビルから落ちかけるシーンがある作品。そこだけでなく凄いの連続だった。

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

3.0

『軽蔑』ゴダールは「男と女と一台の車があれば映画が撮れる」と言ったらしいが本作もそうで、『イタリア旅行』のように夫婦の喧噪を描く。そこに映画製作も絡めるわけだが、女性と映画に対してのエゴに溢れた愛憎の>>続きを読む

法廷遊戯(2023年製作の映画)

1.0

『法廷遊戯』凝った仕掛けで原作は面白いのだと思うが、アイドル映画としてもあまりに不自然で安っぽい演出が多くて見てて辛かった。俳優の叫びに頼るのは下品なレベル。あの怪獣映画が上手いと思うほどだ。法廷劇の>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

2.0

『正欲』内容を知らなかったこともあり、その現代的でもはや身近なテーマに惹き込まれた。「普通とは」と、欲望や人間関係に悩む姿を演じる役者陣が素晴らしい。ただ自分が言えることでないかも知れないが、問題も感>>続きを読む

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.0

『ゴジラvsデストロイア』(1995)人気の高い作品だが初鑑賞。特撮は人間が絡むと酷いところもあるが怪獣や兵器はカッコいい。初代の振り返りと、VSシリーズの総決算でやることが多くて取っ散らかるも、壮絶>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.0

シック・オブ・マイセルフ承認欲求の話しを超えボディホラーの様相。監督によると皮膚病を喜ぶ女性のイメージが発端(ここからしておかしい)で、過去作もやはり異形になったり、憑依されたりする作品が多い。見た目>>続きを読む

フローラとマックス(2023年製作の映画)

3.0

安定のジョン・カーニー劇場。音楽が生まれる瞬間や、一緒に奏でられる喜びが何より感動的だ。さりげなくも多いが、人と人との距離感や配置が、まるでステージ上にいるかのように演出されている。でも人物設定や背景>>続きを読む

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

2.0

岡田麿里作品は初。作家性が強烈でのれなかった。恋というよりは性がタブーなものも含め、むき出しで表現されていて気持ち悪いと感じてしまう。キャラクターの感情の動きが唐突だし、切羽詰まると長い吐露になるのも>>続きを読む

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.0

『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)GMKを久しぶりに。平成ガメラの金子修介によるゴジラ。初代と地続きで英霊が宿った白目のゴジラが掟破りの大バトル。特撮は今でも驚く程カッコいいと>>続きを読む

Bi Gan | A SHORT STORY/ビー・ガン | ショートストーリー/壊れた太陽の心(2022年製作の映画)

5.0

『Bi Gan A SHORT STORY ビー・ガン / ショート・ストーリー』追い求めてきたお伽噺の映像はこれだ!と思う程魅力的。ハードボイルドな黒猫が訪ねる三人の奇人。各ギミックがデジタルでなく>>続きを読む

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

5.0

『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』3D上映。初のビー・ガン監督。打っ魂消た。他人の作った映画の夢のはずだが、完全に同期してしまい人生をぐるっとひと回りして、目覚めた感覚。完璧なラストには声が>>続きを読む

火の鳥 エデンの花(2023年製作の映画)

3.0

『火の鳥 エデンの花』ゴジラと共に日本の宝である手塚治虫の火の鳥。その「望郷編」のアニメ化。原作の禁断のテーマはやはりオミットされてるが(現代の子どもも見る作品なので仕方ないのかなとは思う)、物語自体>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

『ゴジラ-1.0』IMAXレーザーGT。スピルバーグやノーラン風味も含めて完全に山崎貴の集大成的ゴジラ。ここまでやりきっていると凄く面白い。

*

『ゴジラ-1.0』山崎貴の手練れのVFX使いや濃く
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

『SISU/シス 不死身の男』驚きの面白さ。不死身伝説を活かした孤高の戦いを徹底的にやりきることでコミカルに。マカロニウェスタンやタランティーノ、MAD MAX色に北欧ホラーやインド外連味をぶち込み、>>続きを読む

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.0

『北極百貨店のコンシェルジュさん』これぞアニメ、これぞファンタジーと言いたくなる面白さ。動画の原点みたいな動きで楽しく、いい話しがそのまま信じられる。絶滅種のおもてなしという人類の贖罪を、欲望の場で時>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

2.0

『ドミノ』アイデアは悪くないし、娘がゴーンガールのベンアフもぴったり。ただギミックが分かっても楽しめる程の作り込みはなく、ロバート・ロドリゲスだがアクションやハッタリも弱くてのっぺり。インセプション似>>続きを読む

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

5.0

『悪い子バビー』人間の尊厳とタブーに迫る名作のように感じた。現代では難しい設定で胸糞な大罪を見せつけ、その戒めから出来た社会の宗教や差別など数々の問題を訴える。この手の作品でよくある安易な寓話にしない>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.0

周防正行は最初から語り方が上手いし、映画がこざっぱりした感じになる。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.0

撮り方が凄いがそれもちゃんと物語のため。若尾文子は悪女も最高。

サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

4.0

壮絶な物語。田中絹代が圧巻。栗原小巻が美しく力強い。

狐の呉れた赤ん坊(1945年製作の映画)

3.0

阪妻の人情喜劇はいい。ただ元ネタと言える『キッド』があまりにいいので比べてしまう。

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.0

フィンチャー版もいいが、自国版のこれも面白い。ノオミ・プラスのリズベットもいい。

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.0

評判どおり凄い作品。不気味で不思議な怖さ。

孤高のメス(2010年製作の映画)

3.0

いわゆる感動を喋る日本映画だがこれは合ってたかな。堤真一がとにかくいい。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

5.0

角川商法が素晴らしいと思える程、映画のインパクトも中身も凄かった。市川崑のモダンなセンスが妖しい田舎の旧家殺人ものにマッチ。編集と音楽が絶品だ。これから横溝正史はクリスティと共に読みまくった。

ゴーストライター(2010年製作の映画)

2.0

お話しは良かったがドラマとしては感情移入できず。ベルリン銀熊賞とかで期待を上げすぎた。

さすらいの女神(ディーバ)たち(2010年製作の映画)

2.0

バーレスクの裏側。興味が不足していたからか分かりにくかった。

スリーデイズ(2010年製作の映画)

3.0

ポールハギスによるサスペンスアクション。地味だが面白かった印象。

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

2.0

vsエイリアンの戦闘シーンはいいが、やはり物語というか設定が弱いとダレる。