あぱっちさんの映画レビュー・感想・評価

あぱっち

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ナイトメア(1981年製作の映画)

3.0

SMプレイ中の両親を惨殺した少年、数十年の時を経て再び殺戮衝動に駆られ人々を襲い出す!

ありがちな"幼少期のトラウマ"を扱ったホラー映画でありながら、首を切断する描写がやたら力が入っているのでインパ
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トラウマ/鮮血の叫び(1992年製作の映画)

3.3

ダリオ・アルジェント監督のアメリカ進出作品でありながら、しっかりとしたイタリアン風味

定番の二転三転するサスペンスながら、怪しい医師がエレベーターでギロチンにされてしまった辺りから、何となく真犯人が
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悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)

3.0

薬物の副作用でハゲたキチガイが大暴れ

と言っても、片手で数えられる程度の人数しか暴れないし、展開は地味

"誰のカツラが剥がされてしまうのか"という世にも奇妙なハラハラ感を味わえる

ゴツいワルサー
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荒野の用心棒 4K復元版(1964年製作の映画)

5.0

黒澤明監督の『用心棒』の亜流としての頂点に君臨している(と思う)映画

乾いた砂漠地帯で繰り広げられるガンアクション、獣臭漂うイーストウッドの佇まい、ザ・ラテン系なジャン・マリア・ヴォロンテの顔面、全
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.5

マーロン・ブランドの存在感は言うまでもなく、脇役中の脇役ながら、凄まじい顔面で強烈なインパクトを残したジョー・スピネルに全てを持っていかれた

夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

5.0

お互いの帽子を拳銃で撃ち合って腕を確かめるシーンを大画面かつ大音響で堪能出来ただけでも感無量

もし撃たれるなら、リー・ヴァン・クリーフを希望します

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

5.0

本当に素晴らしい映画を見た後は、感想が浮かばなくなってしまうらしい

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

5.0

178分という長尺かつ、西部劇らしいガンアクションというのは意外と少ないものの、脚本が見事なので終始面白い

オープニングの演出だけで、いかにセルジオ・レオーネ監督が卓越したセンスの持ち主だったのかよ
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

半盲目の鍼治療師が王の暗殺の真相を暴く!

史実を基にした時代劇サスペンスエンターテイメント

オープニングの映像が伏線になっていたのも見事

後半の畳み掛ける展開には文字通りハラハラさせられた

G
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.0

久々に見てみたら、本当に2000年に公開された映画なのかと疑いたくなるくらいの古臭さで驚いた

殆どのキャラクターが死ぬ直前までクサい台詞を喋り続けるので恥ずかしくなる

"中学生が互いに殺し合う"と
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死体と遊ぶな子どもたち(1972年製作の映画)

2.5

86分という短い尺のうち、ラスト15分だけしか評価出来るところがない

元々自主製作映画であるが故に低予算なのは致し方ないものの、真っ暗な墓地で芋臭い役者達のつまらない儀式及び会話劇を延々と見せられる
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キルボット(1986年製作の映画)

5.0

落雷の影響でイカれた3台の警備ロボットがショッピングモールで大暴れ!

お色気、爆破、銃撃戦、B級娯楽映画の醍醐味をこれでもかと詰め込んだ逸品

86分という尺にも大満足

"絶叫する女性の頭部がレー
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悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

3.7

捜査劇のコミカルさ、画面分割という演出の斬新さ、唐突な滅多刺しのインパクト、後味の悪い結末、どれも絶妙

催眠術のシーンはつまらないものの、ラストのカットのシュールさに全部持っていかれた

ブライアン
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.3

1992年に発生した旅館での殺人事件の様子を収めたフィルムに映り込んだ謎の人影を追うというモキュメンタリー映画

やたらと登場人物が多いので情報整理は大変だったけど、結局はシンプルな"怨念系"でした
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ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

4.0

カーチェイスに余計なBGMは要らない、ブレーキとタイヤが軋む音とパトカーのサイレンさえあれば良い

人蛇大戦・蛇(1982年製作の映画)

3.0

本物の何千匹の蛇が役者に絡み付くという衝撃的な映像の数々

"飛びかかって来る蛇を日本刀で切り刻んでゆく"

"カンフーもどきで空中浮遊する大蛇と戦う"

"蛇を火炎放射器で丸焼きにする"

ノリと勢
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ハント(2022年製作の映画)

5.0

純度100%の"映画館で楽しむべき正統派韓国映画"

血生臭い暴力とキレ味抜群のガンアクションの数々に終始圧倒される

M16A1ライフル好きにはたまらない

日本沈没(1973年製作の映画)

5.0

大津波に大噴火、火山灰に大都市崩壊などの東宝ならではの迫力満点の特撮を駆使したパニックシーンは圧巻の一言

監督は『八甲田山』の森谷司郎、脚本は『七人の侍』の橋本忍、丹波哲郎に藤岡弘、小林桂樹に二谷英
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復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.5

太平洋戦争末期、日本軍に加担して身内を死に追いやった売国奴どもを始末すべく1人の老人が1人の若者を巻き込んで拳銃片手に復讐を開始する!

正統派のリベンジアクション映画であり、正統派の"反大日本帝国"
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地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

3.5

カニバリズム(食人行為)に取り憑かれたベトナム帰還兵がジョージア州を舞台に大暴れ

『キラー・フィッシュ』のアントニオ・マルゲリーティ&『サンゲリア』のジャネット・デ・ロッシという名監督&名特殊メイク
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リバイアサン(1989年製作の映画)

5.0

最近のハリウッドの殆どのホラー映画はエンドロールで陰湿で陳腐でセンスのない上にパッとしない耳障りでバカみたいな最低最悪の不快なスコアを意味もなくダラダラ流すばかりでますます嫌いになるから本当に勘弁して>>続きを読む

アリゲーター(1980年製作の映画)

5.0

圧倒的なテンポの良さでグイグイ突き進んでゆくワニワニモンスターパニック映画

ルイス・ティーグ監督作品は『ネイビー・シールズ』にしても『クジョー』にしても、エンターテイメント性が高くてしっかり楽しめる
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ザ・ショック(1976年製作の映画)

3.5

"イタリアン・ホラー"というジャンルの黄金期を築いたマリオ・バーヴァ監督の遺作であり、脚本は息子のランベルト・バーヴァが担当している

ジョン・スタイナー&ダリア・ニコルディという全盛期のイタリア娯楽
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ヘル・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版(1980年製作の映画)

5.0

他人の映画をパクる事に生涯を捧げたイタリアB級映画界の大御所ブルーノ・マッティ監督の、数少ない"そこそこオリジナリティのある"映画

自分が『サンゲリア』や『食人族』など"その手の"イタリア映画にハマ
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ターゲット・ブルー(1994年製作の映画)

3.8

"カンフーの達人でも、恋の力には逆らえん"

殺人事件の現場を目撃してしまった女教師の抹殺を目論む犯罪組織と中国警察SPの死闘を描いたアクション映画

コリー・ユン監督&ジェット・リーの黄金タッグに加
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ターミナル・ベロシティ(1994年製作の映画)

3.7

マフィアの陰謀に巻き込まれたスカイダイバーの戦いを描く

かの大傑作『バニシング・ポイント』のリチャード・C・サラフィアン監督を父に持つデラン・サラフィアン監督作品だからなのか、"主人公の愛車は白の7
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ガルシアの首(1974年製作の映画)

3.7

"大富豪の娘を妊娠させたガルシアの首を狙うベニー、その頃同じく懸賞金目当ての男達が迫っており..."というストーリー

これぞ漢の生き様!

これぞ滅びの美学!

メキシコは砂埃と流血が似合う

女に
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ビグルス・時空を越えた戦士(1985年製作の映画)

5.0

"第一次大戦の最前線へタイムスリップしてしまったビジネスマンのジムは英空軍パイロットのビグルスと出会い、2人は協力してドイツ軍の秘密兵器の破壊を試みる"というストーリー

イエスのジョン・アンダーソン
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世界が燃えつきる日(1977年製作の映画)

3.5

開始10分で世界が核戦争により滅んでしまうという凄い展開

荒廃した世界を"特殊装甲車ランドマスター"で延々と旅するだけの内容なのに、テンポが良いので飽きさせない

毛むくじゃらの浮浪者集団や殺人ゴキ
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D&D/完全黙秘(1995年製作の映画)

4.0

"中国公安警察のクン刑事は麻薬組織の潜入捜査に参加するのだが、妻が病死し息子が香港へやって来て..."というストーリー

『トランスポーター』のコリー・ユン監督&ジェット・リーという香港電影黄金タッグ
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サバイビング・ゲーム(1994年製作の映画)

3.5

ルトガー・ハウアーにアイス・T、ゲイリー・ビジーと、その手のマニアにはたまらないであろう"B級臭い"キャスティング

そして音楽は、何とあの"ポリス"のドラマー、スチュワート・コープランド!(ポリスオ
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マシンガン・パニック(1973年製作の映画)

3.0

"警察官なんて嫌な職業さ。良い事なんて何一つない。"

スウェーデンの世界的小説『マルティン・ベック』シリーズを基に、舞台をアメリカへ置き換えた映画化作品

開始5分で犯人が路線バスの車内で機関銃をブ
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反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

やたら尺を長くする事が多い昨今の映画も、83分という尺の本作を見習ってほしい

警察ストライキにより無法地帯となった街を舞台に、アパートの住民とギャングの死闘を描く

余計な要素を一切省いて、ひたすら
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.3

1、2作目と比べたら、やけに子供向けテイストになってしまった3作目

流血描写が極端に減っていたのはともかく、全編通してあまりにも演出にキレが無くなってしまった印象が残る

日米貿易摩擦の時代に製作さ
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.7

薬物中毒サイボーグ爆誕!

ここまで賛否が分かれそうな続編は中々無いと思う

ポール・バーホーベン監督のような作風を期待したら、受け付けないかもしれない

"バラバラにされたロボコップ"や"頭蓋骨を切
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人間解剖島/ドクター・ブッチャー(1981年製作の映画)

3.0

"ゾンビ&食人族&マッドサイエンティスト"という面白くなりそうな要素を詰め込んだ割に、大して盛り上がらないイタリアンホラー

タランティーノが崇拝するエンツォ・G・カステラッリ監督の実父マリノ・ジロラ
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