カシュニッツさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カシュニッツ

カシュニッツ

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ロード・オブ・セイラム(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロブ・ゾンビ大好き。ホラーなんだけど物語がしっかりしててただ訳もなく死んでいくだけじゃない。
これは10年近く前に見て、泣いたのと哀愁を帯びた映像を覚えてる。
U-NEXTで再視聴。今の私にどう響くか
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ダイアナの消滅の仕方からソフィー(母親)の別人格なのかと思った。治療も人格統合の一環かと。
でも二人で写った写真あるし新聞にも掲載されたし…とか考えてたけど、そういえば途中でダイアナがこの世にコネクト
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ザ・マミー(2017年製作の映画)

-

あらすじの「想像を絶する恐怖」を見たくて視聴。しかし子どもがつらい目にあう映画はメンタルブレイクトリガーとなるおそれ大。なので15分ほどで断念。
それくらい描写がリアル。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

ユーモアセンスがよかった。お、岡田さん、また裸体ですか?!あっ…!見え…ふぅ危ないたまたまサイドミラーで隠れてよかった。はらはらするなー
柳楽優弥のセリフの間合いがすごーーく厭な雰囲気出ててよかった。
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我々の父親(2022年製作の映画)

3.5

極めつけの催吐ドキュメンタリー。
この事実を広めたことに対するスコア。長年ホラーに親しんでおりゴアスラッシャーシリアルキラーなんでもこい!な私が分割視聴。だって吐き気するんだもの…怒り(感情)の前に身
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オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

3.8

うれしいことも悲しいことも脳にとってはどちらも負荷、のようなことを何かで見た。
アマンダ(サンドラ・オー)の「決して母のようにはならないと誓った」に、その言説を思い出した。

「強く願えば叶う」は夢や
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

4.0

「one millisecond faster!」と快哉を叫ぶアントン。すべてはこの速度短縮のため。

市場で莫大な利益を得ようとする側とアーミッシュの人々の対比。

理解や共感ができなくてもそうしよ
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

三世代間の家族の話。レイの叫びがどんな言葉より突き刺さった。その人のことを分かりたいという気持ち。

私は男でも女でもありません(2020年製作の映画)

4.5

ずっとリスト入りしてたのをやっと見た。
いいかげん男/女に分けたシステム消滅してほしい。つーか性別ってそんなに重要??
男/女2つの箱しか用意されてなくてそれ以外は許されない。生まれる前からそうだし、
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

臨時収入(1000円)があったから贅沢してレンタル。

エクソシズムのシーンなんてホラー好きなら何度も見てるおなじみの光景。なのにすっかり夢中になる演出に死霊館シリーズの凄さを見た。べたつかないドラマ
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サタニックパニック(2019年製作の映画)

3.0

亀卜のように内臓占いするのに笑った。片手間に見るのにちょうどよい映画。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

いろんな意見あるようだが私はラストに納得。サバイバーに拍手喝采。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「自分なら何に変身するかな?」と考えた人多そう。私は粘菌がいい。大地の循環の一部として在る私。なんて自由!あーでも動物じゃないか。

ヨルゴス風に誇張されてるけど、実世界もほぼ同じようなもの。人生にお
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.5

陰鬱、抑圧、宗教の枷が詰まってる。ラストのウィッチパーティは開放的で自由で、浮遊するトマシンに拍手喝采。

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.5

考察の楽しい映画。深掘派は満足できる可能性高し。

マザーズ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

無意識のアンテナがキャッチしてるのかはたまたAIに操られているのか、生殖医療関連の映画や小説に出会う。
戦慄の絆(ドラマ)、燕は戻ってこない(小説)、我々の父親(催吐ドキュメンタリー)。
マザーズも代
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.5

東芝傘下に入った?MI7で活躍するローワンアトキンソンがとてもかっこいい。引き締まった身体に優雅な身のこなしとグレイヘア♡大好きなジリアンアンダーソンも出てる。Mr.ビーンはあまり好みではないけど、こ>>続きを読む

幻肢(2014年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

事故にあって友人が訪ねてきて…あたりでストーリーわかっちゃう。それに加え、DVの構図で進んでいくキモイ展開に戦慄。緊張(猜疑といじけ)→爆発(危険運転致傷)→ハネムーン期(泣いて自己陶酔)を見事に踏襲>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

ラストがイマイチだと思ったけどそれ以外は上々な半笑い(で見る)ホラー。なぜ堤を異世界に送り込んだのかがよくわからなかった。メールのやり取りでこの人なら!と思ったのか、それまでも何人か異世界に行ったけど>>続きを読む

マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

3.0

「モーリタニアン」「ザ・レポート」と重め映画連続視聴だったからちょうどよかった。

ドミニク(巨大ハエ)がまるでGのようで気持ち悪い…なのにかわいく思える瞬間(おくるみに入った姿とか)が何度かあり自分
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

再視聴、ほとんど覚えてないけど誰も死なないだけは記憶にあり安心して見た。

デンゼルがすごく自然。終盤のクリストファープラマーを訪れナチスと組んで財を成したことを問うシーン。ワザワザ中指に指輪はめてる
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「騙し絵の牙」に続き吉田大八監督第二弾。
やさしいとは何か、ビンタされるような映画だった。シスターフッド。夢現で生きていく、狂ってたってそれでいいじゃないか。
鹿島といるときのなおちゃんがかわいくてか
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

わぁおじさんがいっぱい。胸焼けしそうだから見るのやめようかな、、を超えてからおもしろくなってきた。
二階堂大作(國村隼)の呆れた勘違いからの「硬い殻を割って青い実の香りを愉しむのもいいかもしれないな…
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

4.0

ジャーナリストサスペンスが好きな私にジャストフィットな映画だった。

証言や資料を見ると陰謀論のようにも思えるし真実にも思える。しかし「えっ、そんなことある?!」と思うようなことが起こるのがこの現実世
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.0

5時から7時までのクレオ見てアニエス・ヴァルダつながりで視聴

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.5

ご存じですか?昔レンタルビデオ屋ってのがあったんですよ。でもアニエス・ヴァルダはもちろんなくて、見たい見たいと思いは募り…
時を経て配信されてて「あー!念願のクレオ!」哀しみを通奏低音にそこから輝きだ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.0

実話がエグい。映画はブラックコメディになっていて、ピンク・フロイト(バンド名)メンバー3人の幼稚さがパンパンに詰まっている。
うっかり検索してしまい「実話って…えっ?そ、そんなバカな、うそっっ?!?!
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素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

4.5

「きのこのなぐさめ」に続き、再び菌類に浄化された。ナウシカの温室?思い出した。
中でも木々が根で連絡を取り合っていることに驚いた。フェアリーリングも関連か?
ポールスタメッツさんの著書「素晴らしき、き
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

4.0

げっ歯類が好きなのと(No.1はカピバラ)、ぬいぐるみ(パペット)作成が日本人女性だということで、それは行かねば!総勢3名の映画館で鑑賞。
CGには到底辿り着けないかわいらしさと立体感。かわいーかわい
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レイス(2017年製作の映画)

2.0

途中まではミステリ要素あるしよい温度の家族関係だし「お、なかなかいいぞ」と見ていたが、父の下衆なペドの友人が出てくるあたりから話が枝分かれしていき、行き着く先がAll消化不良。
あのエクソシズム、数々
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ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

親切なオープニングのおかげで、建築家のジェレミーが誰かを殺してコンクリートに埋めたであろうことは推測できる。ミステリの文脈でいけば大抵は家族かパートナーかの近親者。それをどう表現するのかなーと見ていた>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.5

初めてのエミール・クストリッツァ監督作。
すごくすごく好きな映像!
他の作品も同じような雰囲気なのかな。

ディストピア、寓話的ストーリーと血や死のリアルさのバランスの妙。
羊の群れのシーンは本当に飛
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丑三つの村(1983年製作の映画)

3.5

津山事件題材にした中ではNo.1。ちなみに、
2位 負の暗示(山岸凉子先生の漫画)
3位 八つ墓村

狂気(という明確なものがあるのだろうか)へ実にスムーズに移行する継男(古尾谷雅人)にゾクゾクが止ま
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精神(2008年製作の映画)

4.0

自分で撮った写真に詩を添えた本を作っている人がいた。文字の形と詩と写真と余白とが完璧で一時停止してじっくり見た。素晴らしい本。
ただそこに居ること、批判分析しないことの難しさよ。
ぎりぎりの状態で思い
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

理解してないのに五次元を疑似体験した。そんで怖くなった。絶対の時間というものが揺らいだから。
号泣。マシューマコノヒーがあっち側から娘を見ているところが一番泣いた。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島由紀夫と芥正彦両氏の議論?対話?シーンがとにかくよい。
思いっきり論をぶつけあって体当りしても受け止め合えて更に発展する。見ていて実に気持ちよく、そこだけ何回も見てしまう。
あー、こんな対話したい
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