那須妙子さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

-

原作読んでから見ればよかったかも。
最後の感慨が違っただろうなと思う。
とにかく絵がきれい。イギリスの田舎の景色が美しい。音楽も良かった。
グッバイ・ジェーンのところ、よかったな〜。あと着る順番!

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

-

スカスカなんだけど、詰まってる映画だった。最高ってことだよ!
面白くもないんだけど、楽しいんだよ旅は。根っこが近い人と一緒がいい、すごいわかる。

インテリはさ、気が合わないとマジできついよね。2人の
>>続きを読む

黒衣の花嫁(1968年製作の映画)

-

黒の着こなしが、もう半端なくカッコいい。ワンピース、スーツ、ハンドバッグ、昼間っから夜会服。おかしいだろ、って思わずつっこんでしまった。黒いスーツはあるから、パンプス買おう。
サスペンスとしても旅映画
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

-

昔の仲間がどうとか、悲しい思い出が浮かんでは消えとか、間一髪とか、人がいない天候不順の日に暴れまくる(他に怪我人なし)みたいなのもう、全部ウェスタン。
紋切り型って最高。

送って行けっていわれてます
>>続きを読む

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

-

寝る時に読む本じゃないよね。
ラストのピクニックに出てきたマダムのファッション、全身で真似したい。

結局、電気でビリビリとかテコの原理でぶりぶりぶり〜みたいなネタが1番好き。

絶好調(1965年製作の映画)

-

最後がいい。ジャック・ベッケルの『穴』を思い出した。

ヨーヨー(1965年製作の映画)

-

内容はあらすじに書いてあるとおり。
良かった〜。老若男女問わず一緒に観られる映画って最近ないよ、いいよ、最高。
構図が美しい。
ラストはやはりひとり。
パーティに馴染めないね、ってお喋りするんじゃなく
>>続きを読む

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

-

面白かったし笑ったけど、10年で2,000万円アイドルに注ぎ込んだ人の話みたいで後半笑えなかった。
入れ上げるのもほどほどに…。
ラストでいい方向にまとめるのかと思いきや。やっぱ、この人暗いんだろうな
>>続きを読む

破局(1961年製作の映画)

-

もうぜんぶ上手い。
暗いコメディ。こういう笑い最近すくないよねぇ。
や団に寄席向きにして、リメイクして欲しい。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

-

大竹しのぶ。彼女の演技に尽きる。
泣かせるなぁ、上手いなぁ。
Cocomiちゃんは幸せな時間が聴こえてくる声。ご両親に大切に育てられたんだなぁとしみじみ感じてしまった。

ファンタジーにケチつけるのは
>>続きを読む

銀河英雄伝説 わが征くは星の大海 4Kリマスター(1988年製作の映画)

-

ひどく感傷的で美しいものを見た気がした。だから戦争で負けるんだよ。もっとずる賢くなれと言ったモドリッチがよぎる。

こんなの好きに決まってるじゃん。ハート鷲掴みされて、家帰ってサブスクでもう一回見ちゃ
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

行って良かった。最高。
先生、わたし「ドリームトーナメント編」期待してもいいですか。

イコライザー(2014年製作の映画)

-

また無駄なものを斬ってしまう、デンゼル・ワシントン‼︎悪い奴らがバタバタ死に、腕に覚えのある地味なおじさんは去っていく。
基本は西部劇と同じ。気持ちいい。

再会してもなにか求めるわけでもなく、「良か
>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

-

やっと見れた。すごいよかった。
DVD出るかなぁ。

じゃがいも茹で直すとこも、コーヒー捨てるとこも、お気に入りの席に先客がいて居心地悪くて帰るとこも、同じボタン探し回るとこも、他人と思えなかった。
>>続きを読む

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

-

良かった。
60年代の自暴自棄な恋愛映画を思い出す、こういうラストも久しぶりだった。
恋愛映画はこうでなくちゃ。
愛するふたりのスピードが他すべてを置き去りにする速さ。

同性婚ができる国でこれなんだ
>>続きを読む

ロックン・ロール・サーカス(1996年製作の映画)

-

イギリス男性アイドルの系譜は
1960年代 ミック・ジャガー
1990年代 ボビー・ギレスピー
2010年代 ハリー・スタイルズ
だいたい30年に1人スーパーキラキラがでてくる説を勝手に唱えているので
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

-

あれドキュメンタリーだっけか?違う違う違う……ウギャーー!!!ぶしゃぁぁ!!もぐもぐ、どがーん、ファイヤー!!
だった。

怖くて詳細はあまり覚えてない。
コロナ落ち着いたら、イサーン地方のリゾートも
>>続きを読む

家庭 4Kデジタルリマスター版(1970年製作の映画)

-

まさかここで『男ドあほう甲子園』を思い出すとは。さてはトリュフォー、水島漫画読んだな。
パリなのに、甲子園。仙台育英がどこまでも追いかけてくる2022。

アントワーヌもの3作目でやりたい放題。
くす
>>続きを読む

魂のまなざし(2020年製作の映画)

-

回復するときは、鋼のように強くなれ!
だったかな。すごく励まされた。

耳タコな話と思いますが、女性には自分一人の部屋とお金。これを手に入れれば強くなれる、嫌だと言える。彼女が闘ったから、今があるんだ
>>続きを読む

終電車(1980年製作の映画)

-

主人公は劇場。トリュフォーが戦時中に出会った人や見た記憶を描いているんだと思った。
そして戦中のパリにドヌーヴがいたら、こうあってほしい!が映像になってる。美しいドヌーヴが纏う服、全部真似したい。ボタ
>>続きを読む

恋のエチュード 完全版(1971年製作の映画)

-

2022夏。
仙台育英が甲子園を制した日に鑑賞。

完全版なのか分かんないけど、上映時間から行くとこっちを見たらしい。
実家にあるビデオとはちょっと違うってのは間違いじゃなかった模様。


久方ぶりに
>>続きを読む

夜霧の恋⼈たち 4Kデジタルリマスター版(1968年製作の映画)

-

おまえ、恋に敗れて兵役に来たのかよ…な上官の顔からスタート。『谷間の百合』じゃ、無理だよ。バルザックへの愛は変わらないアントワーヌ。

ホテルの深夜フロントからの探偵に‼︎これもダメダメで、喋ってたら
>>続きを読む

アントワーヌとコレット「⼆⼗歳の恋」より 4Kデジタルリマスター版(1962年製作の映画)

-

人生が楽しそうなアントワーヌ。
少年院で良い出会いがあって良かった。

娘の両親からしたら可愛い男の子ねぇ、だけど、彼女からしたら……。電子音楽の講演会いこうよ‼︎と言われましても…しつこい…。笑っち
>>続きを読む

⼤⼈は判ってくれない 4Kデジタルリマスター版(1959年製作の映画)

-

アントワーヌと同い年の時に初めて観て、ショックがでかすぎて再見する気になれなかった。

〜あれからウン十年。ネタもバレる〜

ここで見なかったら一生観ないと、重い腰を上げて映画館へ。すごい、こんなに良
>>続きを読む

パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

私の好きな「笑い、音楽、爆破、あとちょっと恋」の全部が入ってるのに、好きになれなかった。英語力?なんだろうなぁ。
ビールはおしっこ製造水(ロシアの小話、ウシのおしっこを思い出す)、ブッブッブ「bene
>>続きを読む

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

-

面白くなさすぎて、色々考えながら見る。
話の流れを知ってないとついていけない気がする。ご存じ!のところはテキスト端折ってると思う。「壇ノ浦、あー!」みたいなのが結構ありそう。
パンフレットかるく読んで
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

-

ドーラはほんとにいい女だよねぇ
子どもたちは養子もいるかもしれないし、ドーラの前半生に思いを馳せてしまった。
女50年のドーラ。わたしもドーラになれるよう精進します。
ポムじいさん、常田富士男。

>>続きを読む

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

-

居間にやってきた家族より「また同じの見てんのかよ…あれ?!岡本信人違う役やってんの??」という核心をついたツッコミ。そうなんだ、同じ人たちが違う芸を見せる。それが市川崑の金田一。

この話が1番悲しく
>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

-

仲代達也のキツい学ラン姿、からの沖雅也!
伴淳三郎も出てくるし、毎度のことだけどやたら豪華。白石加奈子が、これまたすごいところで出てきて!
今回の三木のり平は、元旅芸人の提灯屋。
常田富士男は農家のお
>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

-

終戦翌年の夏、瀬戸内海の島に手紙を届けるところから始まるワクワク夏休み映画。
夏の海がキラキラして美しい。
若い大原麗子がつよいし可愛いしで、たまらなかった。
今回の三木のり平は床屋の親父で句会メンバ
>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

-

シリーズ他の作品にも言えるけど、全員が勝負しかけてくる感じで、観ている方も事件の中に没入してしまう。好きな役者ばかりで嬉しい。何度見ても、大満足。

岸惠子と草笛光子は宝石みたいな美しさ。
白石加代子
>>続きを読む

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

-

10年くらい前になぜ映画館に行かなかったのか…とても良かった。
ただ定点から街を撮っているだけなのに。音楽と相俟って全く違う世界に見える。
監督にはこんな風に世界が見えてるのだろうか。ずっと夢の中みた
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

-

何が怖いって、國村隼だよ。監督はどうやって彼に辿り着いたんだ。あの声と話し方、優しいおじいちゃん役とかやってても信じられなくなりそう。
いろんな見方あると思うけど、キリスト教・邪教・悪魔っていう枠でも
>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

-

あらすじを把握して観に行ったんだけど、ちょっとしたところがやたらとビビらせるつくりになってて結局何の話だったか覚えていない。ミュンヘン・オリンピックでの暗殺の話だったと思うんだけど…怖かった記憶だけ…>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

-

ジュラルディン・チャップリンだ!!

川上弘美の本にも、この子みたいな女の子が出てくる作品あったなー。
前作同様、クリス・プラットに惚れて終わる。

夏物語(1996年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

始まった瞬間
「Oliveだ!!!!!!」
となり、ロメールやらなんやらではない熱いパッションが噴き出してきた。目の前のストーリー追うのとあのとき見たファッションが思い出されて大忙しだった。

1番有
>>続きを読む