なかなか濃厚な変態映画でした(笑)
マリオン・コティヤールあたりがやった方が良かったような素材でしたが、さすがイザベル・ユペール、期待ラインは遥かに超えています。 というより『ピアニスト』を見ていた>>続きを読む
映画としては微妙なんですが、お話の着想は非常に面白いです。
これ、キューブリックのHALから続く、「コンピューターは意識を持つべきか否か」の解答提示ですね。 まあ、答えは簡単で、幾らナノテクノロジ>>続きを読む
えっ、ちょっと待って、エスター・ウィリアムズってそんなビッチだったの・・・? 本人4回結婚してますから、それなりのことはあったんでしょうが、それにしても、ちょっとショックだなあ・・・。
あっ、それと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ドラマ空間の設計がしっかりしているんで、安心して見れます。 それなりには面白いんですけど、でもね、これ、一回しっかり殺してますからね。 結果的にはハプニングで死ななかっただけで。 運良く(運悪く?)、>>続きを読む
現役プロデューサーの回顧録が原作らしいので、臨場感はそれなりにありますけれど、はっきり言えば楽屋落ちの話なんで、全然面白くありませんね。
多分ね、アメリカ人でも業界に近い人じゃないと、葛藤の芯の部分>>続きを読む
こちらは、2006年公開の英加製作版『ビッグ・トラブル』。 原題は、『BIG NOTHING』。 こっちの方がぜんぜん洒落てます。 ちょっとブラックで、ウィットあり、テンポもありで充分楽しめます。 あ>>続きを読む
結構面白かったです。 監督はバリー・ソネンフェルドですか、うまいですね。
しかし、2002年の公開はタイミングが悪すぎですね。 2001年がニューヨーク同時テロですから、どう考えてもこういうお話を見>>続きを読む
松方さんの追悼で見始めましたが、クレジット見てビックリ。出てないじゃないの・・・またやっちまったよ(笑)。 まあ、昭和残侠伝シリーズだから良いか・・・。
これ、第1作が大ヒットした1年後の続編です。>>続きを読む
松方さん追悼の6本目です。 高倉健さんの「死んでもらいます・・・」で有名な映画です。 気を入れて見たんですが、呆気ないほど淡白な映画なんでちょっとビックリしました。これは完全な『人生劇場』のスピンオフ>>続きを読む
松方さん追悼の5本目。 時代遡って1964年の東映作品です。 原作は宮川一郎他、脚本は沢島忠・中島貞夫他、監督は沢島忠。 演者の書き出しは、内田良平、松方弘樹、緒方拳の三連名一枚クレジット。 緒方拳は>>続きを読む
見終わった後に知ったのですが、イントロダクションとしては「『ロード・オブ・ザ・リング』のファンタジー要素に『グラディエーター』の戦闘シーンが合わさったストーリー」(バラエティ誌)で、カテゴリーとしては>>続きを読む
Wiki見てビックリしたんですが、これ世界興収で500億円だって〜? すごいねえ・・・。
スタッフが真面目に作り込んだお陰なんでしょうが、やっぱりこういうお話だと 「日本」 は最強ですね。 ロケーシ>>続きを読む
松方さん追悼の4本目です。 前回の『人生劇場 飛車角と吉良常』から15年、どちらかと言うと原作に近い青春劇としての『人生劇場』で、筋運びも飛車角ではなく瓢吉が中心になってますので、前作から継続している>>続きを読む
横道に2本逸れての松方さん追悼3本目。
『人生劇場 飛車角』(1963年)から5年後の完全リメイクです。 それも、飛車角(鶴田浩二)と宮川(高倉健)だけは継続して、その他配役、監督を全取っ替え。 尚>>続きを読む
松方さんの追悼から横道逸れての2本目。 前回のエンドでは、なんと殴り込みへ行く途中、坂道を登っているところでジ・エンド。 おいおい、そんな期待膨らましての次回作見てチョは辛すぎるよ〜、と想像てんこ盛り>>続きを読む
松方弘樹さん追悼3本目。 とは言っても、本作に松方弘樹さんは出演してません。 本作の5年後、シリーズ4本目に出てくるんですが、この映画は東映の仁侠ヤクザ路線の嚆矢といっても良い作品なので、その後の松方>>続きを読む
松方弘樹さんの追悼、2本目です。 原作は村上元三の同名連載小説。 監督はマキノ雅弘なんですが、1963年公開の本作の12年前に東宝で同じシリーズ10本を既に作っておりまして、同じ監督で別映画会社でのリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ほとんど意味の分からない映画でしたが恐怖感だけはたっぷり伝わってきました。
まず、映像が素晴らしいね。 これでプロットへの集中度が高まります。 しかし、少しずつ分かってくるのですよ、つまり訳が分かる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
監督がティム・バートンだしなあ・・・それに予告編観たら大体は想像ついちゃったよなあ・・・なんて軽く見たんですが、完全に想像以上でした。
まず、クリーチャー・デザインがいいねえ。 特にホローガストのモ>>続きを読む
松方弘樹さんの追悼です。
本来ならテレビでバンバン追悼の映画特集があっても良い筈なのに、代表作と言えばヤクザ映画だらけなのでテレビじゃ放送できないということになってるらしいです。 今まで散々美味しい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
私はダメでした~これ・・・。
それにしてもみなさん高評価。 そりゃ〜良かった。映画は面白く見るのが一番。 誰がどう言おうと関係ありません。 なので以下はへそ曲がりの独り言。 ネタバレてますし、これ>>続きを読む
いや~恐ろしい映画でした。 何なんでしょうか、この恐ろしさは。
おそらく相手が誰か分からない。 だから目的も分からない。 怨恨が動機じゃなくて、単純に個人のエンターテインメントとして成立してる犯罪>>続きを読む
最近あまりにも露出ツーマッチのニコラス・ケイジだけだったら手は伸びなかったでしょうが、監督・脚本がポール・シュレイダーなので見ない訳にいきません。
映画として私的には満足だったんですけれども、どうも>>続きを読む
昭和38年公開のシリーズ7作目。 なんかピッチが早すぎないかい?、と思って調べると、昭和38年に公開した悪名シリーズは、『第三の悪名』『悪名市場』『悪名波止場』『悪名一番』 と四本もある。 これじゃあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
結構、面白かったですよ。 最近のキャサリン・ヘイグルは表面的な劣化とは反比例して、ぐんぐん良くなってますねえ。役者はこうじゃないとね。 前から感じていたことなんですが、瞬間的に見せるこの人の恐ろしい目>>続きを読む
本作はヒュー・グラスという実在した人のお話。 ただし時代が時代ゆえ、後日譚として結構盛られたような形跡もあり、真贋は果てしてどうかということはあるにしても、まあすごい話ではあります。
言い切っちゃい>>続きを読む
昭和38年公開のシリーズ6作目。 前作 『第三の悪名』 と同年の公開。 だからなのかも知れませんが、開巻からタッチが違う。 監督はまたまた森一生に代わってるぞ。 これはマンネリにしないための苦肉の策と>>続きを読む
いくつかの映画サイトの解説にある「『ブラック・スワン』の鬼才、D・アロノフスキーが放つ・・・」って、監督もしてないのにこういう惹句はダメだっつうの。 それにこれ、「エロティック・サスペンス」か? サス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ5作目。 継続しているのは、浅吉(勝新太郎)と清次(田宮二郎)、それにモートルの貞の恋女房お照(藤原礼子)だけ。 せめてオカマのお銀(茶川一郎)だけは残して欲しかったのですが、これは森一生の置>>続きを読む
いや~、まいりましたね。 完全にやられました。 何が良いのかと言えば、この映画にある 「映画的空間描写」 ですね。 ショパンとニューヨークがこれほどマッチングが良かったのも新しい発見でした。
私ね、>>続きを読む
ふつ~の映画ですが、楽しめました。 期待した通り、想像通りの展開と結末で、こうなってこうなるんだろうなあ、が全部読み切れる安心感があります。
最近はね、こういう映画がやっぱりいいなあ、と思うのですよ>>続きを読む
いや〜久しぶりに大笑いでした。 ここまで下品で素直に笑える映画は珍しいです。
最近のアメリカ・コメディに共通していることなんですが、非常に生活半径が狭い。 まったく日常の中にしかドラマがなく、それに>>続きを読む
私にとっては凄まじく面白い映画でした。 こういったオールド・スタイルのドラマ・フォーマットで見せる映画ってもう絶滅しちゃったのかなあと思ってたんですが、未だ生き残っていたんですね、本当に嬉しいですよ。>>続きを読む
麻薬のバイヤーが偽装家族を装って、メキシコからブツを運搬するというドタバタ・コメディです。 この家族、パパがヤクの売人、ママがストリッパー、娘がホームレス、息子が童貞のヒッキーという設定。 う〜ん、こ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブランデッド・エンターテインメントの新種の一つだろうとは思われますが、凄まじく古い感じのするドラマの設計と、相も変わらぬアメリカン・ドリーム落ちで、尚且つ、そのドリームというのが「Google入社」と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「父ちゃん! やっちまったなあ〜」程度の話なんですが、後がいかん。 誤魔化すもんで余計話がこじれちゃう。 かと言って、正直に告白したって許す訳はない。 こうゆう嫁はそういうもんなんですよ。 おそらく、>>続きを読む