トマトマトマトさんの映画レビュー・感想・評価

トマトマトマト

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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

リドリー・スコットがこういうテンポのいいコメディを作るなんて!主人公が前向きで賢く、おしゃべりというキャラクターがいい。
主人公が助けられるシーンは原作読者であればクスッとするはず。洒落が効いている。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

ひとりの男の人生とその結果だ。前半はオッペンハイマーの開発サクセスストーリーとして、テンポ良く見れ、実験の緊張感と爆発の迫力には手に汗を握ってしまう。日本人としては複雑な気持ちだが。後半は今までの人生>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.8

前作とは違う味付けの映画になっているが、アクションは前作に引けを取らず凄い。世界観やフュリオサの人生が深掘りがされていて、前作の二番煎じになっていないのが流石だ。章立てになっており、英雄譚、神話の1ペ>>続きを読む

ブロウ(2001年製作の映画)

3.8

結構好きな映画
ジョルディ・モリャはこの映画の演技で覚えた。

関心領域(2023年製作の映画)

3.6

音を観る映画。見えないものが、頭の中で映像になる映画。
アウシュビッツ収容所の横に住んでいる家族の日常を定点カメラで観察しているようだ。
最初はかすかに聞える悲鳴や銃声に恐怖をしていたが、最後の方は気
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.0

滑稽さと狂気がほどよく混じった復讐譚だ。フィルムからはじめと終わりを抜き取って、円になるようにつなぎ合わせような映画だと感じた。純粋に復讐の部分だ。

哀川翔は謎めいており、存在感がある。香川照之は狂
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.1

99分間の教師のストレス体験映画、
冤罪、隠蔽、保身、メディアの暴走、格差など社会問題の縮図ともいえる。
ドキュメンタリーを見ているような、教師を仕事を覗き見しているような感じだ。画面の小ささやキリキ
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.0

CGのクオリティが高かった
ストーリーはあっさりめかな
ウィリアム・H・メイシーがウィリアム・H・メイシーっぽい役で登場

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画を見ているのに、あまり親しくない他所の家に行って、愛想笑いしている居心地の悪い感じになる。些細な違和感や行動や言動に対しての「胸騒ぎ」を放置した先に待ち受けるラストが悲惨だ。想像していたより、子供>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

オーメンの前日譚だが、単体で楽しめるオカルト映画。ジャンプスケア的は驚きよりも、じわじわと不穏感や恐怖を感じる演出が多かった。ただ、人が死ぬシーンはグロテスク。ストーリーの真相も生理的な嫌悪感を感じる>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.1

鈴木亮平の冴羽獠を見るための映画
実写に落とし込みつつも、この人は文句なしに冴羽獠だと思わせてくれるのは流石。
まだまだ冴羽獠の活躍が見たくなる。
エンディングの入り方は、絶対こうじゃないとダメだよね
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.3

ダイナミック!怪獣プロレス!
人間のストーリーはあってないようなもの、主役は怪獣たち。
セリフはないが、ボディランゲージと表情でなんとなく言っていることが分かるのはすごい。スケールはデカイが、文脈は明
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.5

おしゃれな色の使い方とクレイジーなドタバタコメディでニコニコ笑ってるうちに、終わってしまった。
子どもたちが本当に子供らしい感じが良かった。

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.9

招き入れたイケメンが殺人マシーンでしたムービー
丁寧に積み上げていたのに、歯車が狂って、ああ、もういいや、って全部崩したくなるという感覚はわかる。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

5.0

うまくいかなかったって、いいじゃないか。
なんとかなるよという感じで元気が出る映画

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

5.0

映画好きになったきっかけの作品
脚本の上手さにしびれた。
ひとつの事件をきっかけに、男たちの信念が交差し、離れるフィルムノワール。

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

4.0

まさに狂信。精神的に追い詰められた弱者が、宗教に救いを求め、すがりつき、のめり込んでいくサイコスリラー。ずっと画面不穏な感じが漂っており、閉塞感や官能性、苦しみが滲んだ主演のモーフィッド・クラークが素>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

迫力も然ることながら、文化・風習や衣装の作り込みがすごい。惑星アラキスの世界にいるような映画体験だ。音楽や映像も素晴らしく、映画が総合芸術であると感じさせてくれる。
ハルコンネン家のシーンは、見入って
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

1作目よりもコメディ度が増し、ジェットコースタームービーになっている。このシリーズはキャラがたっていて面白い。
この映画のエドワード・ノートンがめっちゃいい。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.1

出版業界や映画業界、黒人に対する目線を皮肉ったコメディだが、家族の話でもあった

出版社や映画監督との会話にはアホすぎて笑ってしまった。ジェフリー・ライトの演技は流石だが、ジョン・オーティスのエージェ
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.5

結末も含めて思っていたよりしっかり歴史ものの映画
ポスターにもなっているシーンはハラハラしてしまう。えっ、何が目の前で起きているという主人公と同じ驚きをした。ここから夜が明けるまでは、目がはなせない。
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.8

真面目なアダム・サンドラーもいいなぁ
いつもコメディをしている人が演技をしていることで、より孤独感や傷ついている印象を感じる。ポール・ダノの声やキャリー・マリガンの演技もいい。
レトロフューチャーな美
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

エクソシストもののお約束を押さえた感じの作品だが、ラッセル・クロウのチャーミングさが作品の魅力を増している。プロレス的な面白さ!

落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最近見た映画の中で一番引き込まれた。
裁判を傍聴している感覚であり、ワイドショーで報じられるような事件、夫婦の関係性を覗き見るような下世話感覚がある。
結局は何があったかはわからない。すべては断片から
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サッカーには詳しくないが、楽しめた。
主人公が救世主のようにアメリカ領サモアの負け犬チームを立て直す話なのかと思ったが、サモアのチームに主人公が救われる話だった。
サモアの人々の風習や性格に、最初は主
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