新作に向けて再見。触覚にまで波及する音響の鋭敏さ、アケルマン並。
現在or未来を眼差すための横顔/片目の多用にイマイチ乗れず。10話の余白と紫のコントラストは劇的で好きですね。
至高の自己実現ポルノ。
SMとは見上げる/蔑む視線の上下、のかっちりした構造を重視することで果てて決着のバカバカしさまで見事にドライヴ。原作のシチュエーションの面白さを信頼した結果。
まさかのマジアベ>>続きを読む
文化祭をクライマックスにしたらヒロインの間巡回する予定調和な話になるってなんでわからんのだろ。
みみみが恥かいて終わってるの苦笑いしちゃった。
アクション先行の語りをやめたので湿っぽくて後手後手のバトルになってしまう。
和田純一には相当期待してるのだけど、流石にこれはない。
青のイメージが過去と現在を繋げる。お手軽かつ目の覚める、映像表現の見本となる回想。
原作が端折った経緯をあえて膨らませない心得た省略も伸縮自在の時間に貢献している。
15話冒頭で眠りこけるフェルン、足>>続きを読む
キッズアニメ文法でブラコメやるのってそんなに珍しい語りじゃないので、そんなんより死体の山に慣れてタガが外れていく壇ノ浦さんの色気が勝るよね。
小学生ぶりに再見。3年半もやってるのに作画安定…どころか進むにつれて向上してて戦慄。当時のシンエイ動画やっば。
OP2を筆頭にキレキレの分割画面とズームイン/アウトが頻出するのも眼福もん。松園公回の7>>続きを読む
アニメだがカメラと人が戯れている。傑作。
2話の定点カメラ視点と7話の扉開閉を踏まえた11話が集大成感あってベスト。「私の気持ちは、はっきりしないってことがはっきりしてるんだもん」狂ったヒロインの嘘に>>続きを読む
苦手な庵野作品だと一番好きかなあ。女性が活発な冒険活劇だし。
22話のエレクトラの独白と線画演出の噛み合い方とか今じゃ考えられんね。
正直島編より最終話の詰め込みっぷりの方が気になった。
やーそんなに悪くない。松本淳作品特有の緩さは保ちつつ、興津和幸の無礼な素振りでよりシュールにしてて普通に笑える。全編通して聖歌に全然興味なさそうなのは問題だったが(エピローグの演奏に声がないのが潔くて>>続きを読む
デザインに騙されてよかった…00年代アニメの残り香にワクワクしていた。
3話のカチコミ前夜の雰囲気が大好き。どのバトルも動機付けが王道な救出行為。
コロナ前の渋谷の質感と人物作画の質感を合わせない無頓着さを気に入ってしまった。監督参加回だけアクションと棒立ちの緩急が桁違いに良いが、そんな体制で今後通用するんかとも思っちゃうね。2クールで纏めるため>>続きを読む
コノハ視点にして守のモノづくりの姿勢を活写してみせようって狙いはわかるのだけど、情感ばかりでディティールを疎かにしてるなってのが正直なとこかな。
相変わらず劇場版クレしんを更に緩くしたような感触が楽しいね。意外と手堅い豪華客船編より26話、36話のような崩し方が好み。
菅野よう子ファンなのでOPは毎回飛ばして見てました。
星空のグラデーションとそれを突き刺すような灯台が素晴らしかったな。これだけで充分良作ではないでしょうか。雷門瞬が出てからずっと会話が面白いね。
平成初期感が苦手だけど謎めいていて普通におもろい。もう少し影があれば中村隆太郎っぽくで良いとおもうのだけど。
CloverWarksの形式を崩さないデフォルメ技術はほんとにすごい。ここに安易に日本アニ>>続きを読む
異色のアクション回とはいえ8話は必見。鉄のサメってそりゃ地中くらい潜るわな。
普通に原作の方がおもろいと思うし、作画リッチなアニメにありがちな振り付けの過剰さが合わず。
御所園翔太コンテ回(17話)は俯瞰もズームも凝っててキャラ棒立ちのコントロールも出来てるので、二期から監督に>>続きを読む
リアタイ時は1話のノリが嫌で、後から見たけどむちゃくちゃ凄かったな。MAPPAはこれ超える作品作れるんだろーか…。
8話のEDがベタに泣かせてくるんだけど、見事に泣かされる。
アニプレックスの商品になることを全う。梅津泰臣の後継にはなれなかった。
ジャンルへの舐めた態度は解せないなー。最終話が本当にない。『ナイト&デイ』でなぜ楽園のような砂浜が反復するのがジャンルのお約束の>>続きを読む
現在進行形でアニメファン界隈にガン無視されている本作ですが、普通に面白いと思います。まあ単に言及するのが難しい話だからかな。
テニス回のバカバカしさが楽しい楽しい。三浦貴博は20年代になって調子づいて>>続きを読む
夏目真悟の中で唯一好きだな。落ち着いた視座で。次第に民衆が動いていくのが怖い。
実は(?)フリーレンと同じ座組なんだけど、あんまり見直されないね。だいたいおんなじ作風なんだけど。
石浜真史ってキャリアのおかげで00年代の作家って回顧されがちなんだけど、このOPと10話を見るたび紛れもなく現代の作家だなって痛感するね。カッティングが気持ちいい。