貴婦人修行さんのアニメレビュー・感想・評価 - 3ページ目

貴婦人修行

貴婦人修行

映画(3316)
ドラマ(0)
アニメ(238)

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)

2.5

肝心要のMS戦がつまらなすぎるて。人とMSを同期させないようコクピット分割画面を省いて絵空事の光景にするのは最終話のためと承知の上でも、ビルドファイターズからの手癖を持ち込んだだけに見えてしまう。
1
>>続きを読む

0

チェンソーマン(2022年製作のアニメ)

2.0

デンジが胸のロープを“引っ張る”直線の明示なしに蛇行しながら敵へ向かわせて画面の広がりを強調…戦闘前の芝居付けに全くカタルシスがない。長回しは押井のように背景美術(世界観)を見せるわけではなくキャラ見>>続きを読む

0

BLEACH 千年血戦篇(2022年製作のアニメ)

4.1

都留稔幸回の堂々たる止め絵の連発が勿論素晴らしいわけだが、そこに至るまでの2〜6話の混乱ぶりが滅茶苦茶楽しい。卍解4人も取られるの絶対未然に防げたでしょ!
どう見ても後付けで分割放送決めたのに斬月のお
>>続きを読む

0

ヤマノススメ Next Summit(2022年製作のアニメ)

3.2

登山をする全員を同居させるための俯瞰といい高山病描写といい見事なのだけど、流石に今回は過剰で食傷に。背景美術の進歩って近い内に頭打ちになってしまうんじゃないかな、という要らん心配ばかり考えてしまった。

0

夫婦以上、恋人未満。(2022年製作のアニメ)

3.9

原作より面白い。ほんとに同居してるのかと疑わしくなるくらい、光の差異と壁と音で2人を断絶させたりする。桜坂さんの負けヒロインぶりを突きつける2話の屋上に差す影が大胆すぎる。
内沼菜摘という人はお洒落な
>>続きを読む

0

ぼっち・ざ・ろっく!(2022年製作のアニメ)

5.0

オールタイムベスト。拗らせとか関係なくぼっちは怪物なので誰もが視線を向けざるを得ない、という視線設計の徹底と、1→5→6→8→12とどんどん照明を強くどんどん客を増やしていくライブシーンの反復、と基礎>>続きを読む

0

後宮の烏(2022年製作のアニメ)

3.3

西森章コンテ目当てで見たが全然良い。常に画面の中で物を動かす、というなんでこの予算でやれてるのかわからん賑やかな画面を徹底している前半、扉を開ける、走るなどの直線的な動作ですっきりしてるのでで普通に凄>>続きを読む

0

アキバ冥途戦争(2022年製作のアニメ)

2.6

ジャンルの強度を間借りしてるだけでは?と思いつつ店長がヤバい女なので全然見れた。4話の追い出されて躊躇なくゴミ漁って飯にありつくムーブがもう頼もしくて…。

0

Do It Yourself !! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-(2022年製作のアニメ)

3.8

ずっと木漏れ日にいるような淡い影を強調するための、完全にキャラと背景が同化してる仕上がりに衝撃を受ける。緩くとも工具を使う危険性には嘘をつかない辺りが好ましい。これを柔く作劇に取り込んで、傷つく→処置>>続きを読む

0

エースをねらえ!(1973年製作のアニメ)

2.0

まあ打ち切りなのでって言うのもあるが、音羽さん周りのいじめ描写を強化しすぎて1クール目のテンポが損なわれてるのが相当にマズい。贔屓したくなるのも分かるが…。
2クール目になってくるとお蝶夫人の心理描写
>>続きを読む

0

ブラック・ジャック OVA(1993年製作のアニメ)

4.8

見る度にベストが変わるけど、今の気分は4話「拒食、ふたりの黒い医者」。
ドクターキリコ登場回ながら患者が助かるイレギュラーな帰結でキリコの「助かる命は必ず助ける」狂気的な優しさを引き出す。もしかしたら
>>続きを読む

0

パリピ孔明(2022年製作のアニメ)

3.2

存外に良かった。関口可奈味の新たな代表作がこんな方向から出てくるとは…。
孔明はあくまでプロデュース業に留まっているのが心地良い塩梅だが、ラップバトル回ではフロウの目立たない歌唱で対立してKABE太人
>>続きを読む

0

ヒーラー・ガール(2022年製作のアニメ)

3.9

アホみたいな絵面もしっかりレイアウトを整えれば由緒正しき医療ドラマに。監督自ら全話コンテ切る妙な気合の入れようも納得の円環構造。玲美の髪型すらも整った画面のために…と慄くけど同時に師匠からの脱却でもあ>>続きを読む

0

ゴールデンカムイ 第3期(2020年製作のアニメ)

3.4

ようやっとダイジェスト脚本じゃなくなって良い調子。というかサーカス編もやるのかよ!?
尾形が最も葛藤が多いキャラクターだと分かる食事シーンの心の開き方、杉本からの捏造証言、逃走シーンで見上げる空にグッ
>>続きを読む

0

ゴールデンカムイ 第2期(2018年製作のアニメ)

1.0

やはり一期でインカラマッ初登場の競馬回をカットしてるのがかなり効いていて、ラッコ鍋後のキロランケとの駆け引きでまるで視聴者が知ってる前提で初出の回想が出てきてガッタガタになってる。それやって許されるの>>続きを読む

0

ゴールデンカムイ(2018年製作のアニメ)

1.5

鈍いアクション繋ぎにカットしまくり(1クールで70話!)で駆け引きが終わってるサスペンス、普通に酷い。椅子に縛られつつも一回転で反撃の絵面を暗所で台無しにしてるの、創意工夫も何も感じられない。それでも>>続きを読む

0

その着せ替え人形は恋をする(2022年製作のアニメ)

3.7

無闇にヌルヌル動かしてる1、2話よりキメ顔をきっちり決めまくる3話以降の方が明らかに面白い。しかし福田先生も仰っていたけど仏壇に手を合わせる描写は認めざるを得ないですね…この作品の正ヒロインが五条くん>>続きを読む

0

MASTERキートン(1998年製作のアニメ)

4.2

再見…だけどOVAは未見だった。各話の大筋は原作通りだが簡潔な語りが空間演出の確かさと独白の多用で緩やかに壮大にと変わっている。30分にまとめるのが命題ってのもあるのだろうが。
今見ると各話の演出・作
>>続きを読む

0

ガンスミスキャッツ(1995年製作のアニメ)

4.0

車のエロさが尋常ではないがそれに見劣りしないアクションをやってるのが偉すぎる。どの回もロケーションを存分に活かしてて感心するけとやっぱり2話のカーアクションが最高ね。敵味方で百合やりつつ双方窓ガラスが>>続きを読む

0

ブレンパワード(1998年製作のアニメ)

3.8

序盤なんも分からんかった(説明しない状況下で多対多バトル連発するのそりゃ分からんよ)けどアノーア艦長が狂い出してから無茶苦茶速いカット割りになってギアが上がりまくる。
艦内が無意味に暗いのとかエヴァ影
>>続きを読む

0

機動戦士Vガンダム(1993年製作のアニメ)

4.7

これも物凄い傑作。全編にわたって人が死にまくるし27話、34話に至ってはもはや人間の生と死の一切が活劇にされてて不謹慎とすら思うけど、それでも露悪的な表現にはギリギリで陥らない慎ましさが素晴らしい。>>続きを読む

0

∀ガンダム(1999年製作のアニメ)

5.0

1話から30話ぐらいずっと面白くて気狂うかと思った(マニューピチ攻略編だけ乗れなかったが…)。冒険活劇の大傑作。
2大勢力の衝突を中立にいるロランが取り持つ『もののけ姫』を意識した話でありつつ、息つく
>>続きを読む

0

無人惑星サヴァイヴ(2003年製作のアニメ)

3.0

今こそこれを2クールでリメイクすべきでは…って気分になってきた

0

湘南爆走族(1986年製作のアニメ)

3.5

叙情演出がたまらないですよねこれ。
3話「10オンスの絆 」か6話「GT380ヒストリー」かでベスト迷う。シーン単体なら2話「1/5 LONELY NIGHT」の別れの場面が一番好きかな。9話以降は見
>>続きを読む

0

機動戦士Zガンダム(1985年製作のアニメ)

3.0

たとえば一時停戦する、みたいな丁度いい帰着ではなくて元々狂っていた男がもっと狂った戦争を体験して完全に狂い切ってしまう、ってとこで勝手気儘に終わってしまうのが最高に富野らしい。
とはいえMS戦はゴリ押
>>続きを読む

0

スペースコブラ(1982年製作のアニメ)

4.0

アマプラ見放題今日までなのに気付いて取り急ぎ個人的ベスト回の23話『海底の墓標』を再見。悪女の連打、突如発射するベッド、空へと直進する灯台から避難して海底へと落下する物凄い勢いの上下運動。最高です。

0

おにいさまへ…(1991年製作のアニメ)

5.0

出崎×杉野コンビの最高傑作。
舞台劇レベルの極端な陰影に冴えわたったハーモニーにとほぼ毎シーン異常な迫力がの画面で驚愕するが、宮様が本性を現し始める後半は各人物の心情描写が完全に極まってる。
そら全話
>>続きを読む

0

ようこそ実力至上主義の教室へ(2017年製作のアニメ)

2.0

「表では八方美人だが裏では暴力的」なキャラ設定がここまで一切活かされない作品初めて見たかもしれない

0