ともちさんの映画レビュー・感想・評価

ともち

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

公開初日、
前情報が何もなく宮崎駿の最新作を見られるというのは、なんたる幸せか。

とはいえ正直な感想を言うと、
途中までは、かなり楽しめた、、。
が最後、いつもの急な店じまいな展開。
やっぱ2時間の
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

前科者の社会復帰を通して
この社会の生き辛さを描き出す。

時にコミカルにある種、純粋でまっすぐな前科者を役所広司が熱演。

最後、身障者の真似をするくだりの"普通の人"たちの会話の中に潜む怖さを感じ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

ひりつく感覚。

死への恐怖を味わうような暴力の応酬。
生というものの感覚が研ぎ澄まされるような気がしてくる。

鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬好演。

吉田鋼太郎、寺島進、宇梶剛士のヤクザの面々の画が
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.8

夫婦では見られないでしょう。
気まずいこと間違いなし(笑)

もとのイタリア版も見てみたい。

人はどこまで、正直に生きているのか?

すれちがっていく夫婦の会話の妙。

大袈裟なことはなにもない。が
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

スリリング!

子供の運転シーン笑
とにかく爽快!
暗い世界の中で迫り来るゾンビと軽快に対峙するは子供。
姉妹の描写、子供の使い方がうまいなと感心。

イ・ジョンヒョン演じるお母さんも強くてかっこいい
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

職業、煙突掃除屋

劇場CMを見てのワクワク感を裏切らない。
丁寧な作りのアニメーション。

原作である絵本がどんなものなのか気になった。

物語は、閉塞感の漂う世界を煙などのメタファーで現した世界。
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天外者(2020年製作の映画)

4.5

時代の転換点に見るべき時代の転換点を描いた快作。
三浦春馬の遺作でもある。見事な演技を披露しているだけになぜという思いがぬぐえなかった。

当時の日本人の間でも、中々理解されない異端児、五代友厚。
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.1

静かなる狂気

静かで、命の問題を扱う重たいテーマながらけっこうなホラー作品にも思えた。

希望にすがるほどに時を経て絶望や葛藤が増していくそんな様々にありうる展開を想像させ見るものを不安の渦にたたき
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茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

4.1

高坂希太郎監督の茄子の第二編。
たしか一作目と違って劇場では公開されてないはず。自分もずっと見ずにいたけど、改めて見て面白かった。
主人公ぺぺの立ち姿と風貌が時折まるでルパンになる。笑
さくっと見られ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

ナウシカを劇場で見て、東日本大震災と原発を扱った本作は今改めて
見ておかなければいけない映画なのでは、と思って劇場で鑑賞。
冒頭からいきなり地震のシーン。
当時、都内にいてまだましな地震しか経験してい
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

公開迫るハレの長澤まさみを押しまくる映画は、どうも好きになれず、そして長澤まさみのイメージがそうしたとこで固着しつつある中、普通に敬遠しつつある女優の一人であったが、影のある演技を見せる本作のCMを見>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

ついこないだDVDで見たのに、スクリーンで見るナウシカはまるで別物に思えた。
冒頭のナウシカがメーヴェに乗って優雅に空を飛び、やがて腐海の前の砂地に降り立つまでのシーンの美しさ。
それに続く王蟲の暴走
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

エドシーランがでているし、見ておかないとと思っていた。
ひょんなことから世界からビートルズの記憶が失われる。
そこから主人公の偽りの生活が始まる。
その時点ではっきり言って見ていて苦しい。
天才になり
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.9

My precious !

久々の鑑賞。
壮大なる旅の始まり
1だけでもけっこう長いけど、続きが早くも気になる。
パーティを組んで、一行は困難に立ち向かう。
時に美しく、時に恐ろしい自然を旅して困難
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.7

♬Hi diddle dee dee. An actor's life for me.
「A I」にピノキオ出てたので鑑賞。
4、5歳の時に買ってもらったビデオを見て、なんか怖かった記憶しかなかった。
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.9

『カリオストロの城』
『天空の城ラピュタ』
『ハウルの動く城』
を宮崎駿の城3部作と勝手に銘打ち一日で一気見、の3作目。
前二作の後に見ると、特異な作品だなと改めて気づかされる。
この作品冒頭から、ど
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.8

『カリオストロの城』
『天空の城ラピュタ』
『ハウルの動く城』
を宮崎駿の城3部作と勝手に銘打ち一日で一気見。
その2作目。
カリオストロの雰囲気も残しつつ、よりアニメとしては、オリジナリティにあふれ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.8

『カリオストロの城』
『天空の城ラピュタ』
『ハウルの動く城』
を宮崎駿の城3部作と勝手に銘打ち一日で一気見。
1作目としての本作。
オープニングから、名シーンに溢れている。楽しさ満載。
そして有名な
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.7

久々に見て、
好きな世界なんだけど、
めっ、、滅茶苦茶、、との思いは拭えない。
話が無茶苦茶。
完全に破綻してますがな笑

女性や子供にはあまりオススメしませんが、(レイティングはPG-12)普通のヤ
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

1961年、約60年前の作品ながら
古さを全く感じさせない。

ヤクザと化かし合いを演じる浪人を三船敏郎が演じる。
時代劇の設定で、見事なダークヒーローが立ち回る姿が面白おかしくそしてかっこいい。
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どうぶつ宝島(1971年製作の映画)

3.8

宮崎駿関連作。
東映動画の長編アニメーションの中で、「長靴をはいた猫」と双璧といわれる傑作らしい。
確かに、作品はラピュタのような心躍る冒険物語であり、また未来少年コナンのような快活さも併せ持つ。
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞。

ジブリ出身、高坂希太郎さんの監督作
キャラクターが止まってるとそうでもないが動きだすとかわいい。

温泉旅館で働きだす主人公おっこ。
「千と千尋」の境遇にも似ているが、そもそもおっこ
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.5

よくもわるくもキラキラがまぶしい。
ディズニーアニメーションってとっくに卒業した気になってたけど、久々にみると新鮮でおもしろい。
登場人物と背景の一体感。
ミュージカル調のめちゃくちゃ明るいシーンと野
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.4

職業、料理人
舞台は南極の基地。

ペンギンもアザラシもウィルスもいないおじさんだけの世界(笑)
平均気温マイナス50度とかの世界。
そんな極限かつ閉塞状態で食べるご飯の数々がほんとにうまそうで、思わ
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.4

職業ラーメン店主
キャストが豪華、なのにメインがラーメン屋の話という意外性。
途中いろんな人が出てくるので、どう話がつながっていくのかと思っていると虚を突かれる。

役所広司演じる白い服のヤクザが出て
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空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

3.1

1969年作品。
60分と短めながら、話がけっこう混み入ってる。
風刺的要素もあっておもしろいが、タイトルイラスト見ての通り(笑)、主人公その他の人間の造形が魅力的とは言いがたい。まぁ50年も前の作品
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長靴をはいた猫(1969年製作の映画)

3.8

月がとっても青かったから。
1969年の東映動画作品。
愉快で楽しい。
主人公のペロやネズミたちが生き生きしている。
動きがユーモラス、声も味があって可愛い。
殺し屋の雑魚ネコたちがしつこい笑
しかも
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

靴職人に憧れる高校生。
ちょっと設定『耳をすませば』を彷彿とさせる。

とても美しい映画。
雨に濡れるタイル、水面に写る木々、
野菜を切る包丁のアップ、
美しい光でとらえられた室内など。
美しさにあふ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.2

踊る大捜査線の映画版第一弾。
前半は楽しめたけど、、。
事件が並行して描かれるのは新鮮。
1998年の作品でネットを使った事件とか当時としては最も新しい題材だったと思われる。ネットもまだ一部のオタクが
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.4

久々2度目鑑賞。
のほほんとした物語かと思っていたら、、物語はある種の緊張をはらむ。
小説の方が、作品の構成上いいのかなと思ってしまう部分もあり。
何か狐につままれるような楽しさはある。
似てるなとは
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

4.2

とても好きな作品です。
99年の作品、18年ぶりくらいに見ました。
『レディプレイヤーワン』にも出てきていたあの"アイアンジャイアント"です。

昔ながらのいかにもアメリカな感じのアニメーションですね
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感染列島(2008年製作の映画)

3.3

職業、医者。
未知の感染症が日本を襲う物語。
今の状況にちょっと似ている。
しかし、映画では感染者も死者ももっと多く劇中では使われていなかったがまさにパンデミック状態。
病院の描写がメイン。
人工呼吸
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

2回目鑑賞。
かなり忘れてて、こんな話だったかと改めて新鮮だった。
死んでしまった恋人の過去を探りながら、区切りをつけようとする切なく美しい喪失と愛の物語。
映像と音楽と、手紙を読む声がまたうつくしい
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

ミステリー。
潜入捜査するためにホテルマンに扮する刑事をキムタクが演じ、
長澤まさみ扮するホテルマンとぶつかりながら、犯人に迫る。
変な客が、次々現れる。
ホテルマンは大変だよ、がキャッチコピー^^;
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.5

飛行機の裏側を描いたお仕事映画ですね。
意外とコメディ要素が薄いです。
題名ほど、ハッピーな感じでもない^^;
対象年齢小学高学年くらいからですかねー。
飛行機が好きならハマるかも。

色んなスタッフ
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