ゴッホの絵を鑑賞しながら映画を観ていた感覚。素敵な映画でした。
ストーリーもさることながら、登場人物が殆どゴッホの絵から抜け出して来た人々で見覚えのある人物ばかりのせいか、自分も映像の中に入り込んでい>>続きを読む
ようやく観ました。
こういう映画はあまり見ない方だけど、沢山の賞を取った映画だから期待して観ました。
予想以上に面白かった。
ちょっと残酷なシーンもあるけど、映像が常に抑えた色味でかつノスタルジーを感>>続きを読む
ユダヤ人を救う映画は実話を元にしたものが多いけど、この映画もそうだと知って驚いた。閉鎖された動物園にナチスがいてその地下にユダヤ人を匿うという主人公夫婦の知恵が凄い。毎日薄氷を踏む心境だったろうと思う>>続きを読む
世界にはこういう辺境な場所がまだまだあるんだなぁと思う。
羊がいなけりゃこの村の存在意義が無いような土地で40年間も口をきかない兄弟は、いつも相手の行動を気にしている。
素直になれない兄弟ってこんな感>>続きを読む
映像が綺麗な映画だった。
ケイト・ブランシェットがなんとも艶かしくて、娘もいるのに生活感が全く感じられないのが不思議。
私の性格が素直でなくなったのかもしれない。
人物設定が分かりやすくてストーリー展開も簡単に予想がついてしまって、この手の映画にはあまり感動しなくなってしまったみたい。
期待して観ただけにちょっと残念。
この映画を観るまでクリムトの「黄金のアデーレ」にこんな経緯があったとは知らなかった。
ナチスの時代を回想するシーンでは常に糸がピンと張った緊張感があるけど、主人公のマリアのウィットに富んだセリフと頼り>>続きを読む
映像がとても綺麗でストーリーにどんどん引き込まれていった。
ストップモーションとはとても思えないほど細かい所まで動きがあって、作り手の愛情が感じられて、何度でも観たくなる映画です。
穏やかに暮らす夫婦の会話が聞いてて楽しい。ストーリーは大方予想がついたので、ブルックリンとニューヨークの雰囲気を味わって観てました。
スパイって死ぬまで誰かに監視されてるのかと思うとゾッとするし、人を信じることがこんなに難しいのも辛い。
マリオン・コティヤールがひたすら綺麗。
独特の間と動きが結構好きでハマりました。やっぱりウェス・アンダーソン監督の作品は面白いです。
2002年ごろってこんな感じだったっけ?と思うほど懐かしい感じがする映画。高校生の主人公の性格がとても素直で可愛い。
とても危うい雰囲気たっぷりの女性が何かしでかすのかと映像から目が離せなくなったけど、後半はやっぱり感がありました。
初めて観たラトビアの映画。
父親が死に母親は失踪というありがちな設定ではあるけれど、姉弟が毎日歩く道は常にぬかるみ足元が泥にとられて、まるで鬱屈した状況から抜け出せない彼らの現状を見るよう。常に重苦し>>続きを読む
出てくる人全員が不穏な雰囲気でずっとザワザワした感覚で観てました。でもどうして黒人なのか、いまいち納得いかなかった。
面白かったけど最後に衝撃的なオチがあると思い込んでいたせいか、ちょっと消化不良気味。。
若い時はブルジョアの母親に反抗していた彼女も結局は同じ思考で人生を歩み、本当に大事なものを安易に捨てたことを遅れ>>続きを読む
以前カナダにいた時に観たイヌイットの映画。ふっと思い出して検索したら出てきて感動した。
私の知らないイヌイットの生活。仕留めた獣は血の一滴もおろそかにしないで全てを一族に分け与える。昔から変わらない生>>続きを読む
とてもいい映画だった。
光と影のコントラストがとても美しい。
余計なBGMがなくて、遠くから聞こえる雑音や犬の鳴き声などが聞こえてきてフィリピン特有の湿気や臭いが漂ってきそう。
誰にでも慈悲深く、優>>続きを読む
上質の映画に出会った感じ。
子供達の目線、大人達の子供に向ける優しい眼差しがいい。
私が子供だった頃、あんな少年達と一緒に遊んだような気がしてくる。
ストップモーションアニメってもっとぎこちない動きをするのかと思ってたけど、この映画はとても滑らかに動いてて感動。
内容もちょっと不気味な映像も楽しめた。
何度も見たくなる。
乗客全員がみんな個性的。役者なのか本当の乗客なのか全く見分けがつかないけれど、彼等の会話はおおっぴらに話せないことばかりを実に伸び伸びと話していて小気味いい。
映画を撮ることを禁止されているパナヒ監督>>続きを読む
結末がいまいち。灰色の脳細胞のポアロとは思えない。
アクションシーンもあったりして、あのポアロが?!とびっくり。
全く別物の映画だと思えば楽しめる映画だと思う。
昔から原作を読むよう勧められていたのになかなか読まず、ようやく映画を観るために原作を読みました(苦笑)
映画は原作に忠実に作られていて過剰な演出もなく良かった。
信仰をどのように理解したらいいのか原作>>続きを読む
バスの中で聞くたわいのない会話や仕事先やバーで出会う人々との会話がとても普通で穏やか。毎日が変わらず、ちょっとした事が幸せなんだと感じる。
詩って日常の中にあるんですね。
こんな理不尽な事が平然と行われていた事に驚いたけど、日本でも昔は似たり寄ったりだったのかなぁ。
主人公の母親の理不尽に屈しない姿勢が世の中の不正を正すきっかけにはなったけれど、母親本人は生涯心が晴れる>>続きを読む
いったいどうなるのかと思ったら、最後の最後で不意打ちをくらったような衝撃。
面白かった!
いい映画だった。
主人公が繰り返し見る悪夢の本当の真意は自分でも認めたくないことだけど、認めることが現実を受け入れて前に進めるということなんですね。
大人になっても、なかなか難しい(自戒)
スティーブン・キングらしい映画。
スタンドバイ ミーを連想するけど、それに気味悪さをプラスした感じ。
もっと怖いのかと思ったけどそれほどでもなかった。
観終わった後でしばらく考え込んでしまう映画がいくつかあるけれど、この映画もそのひとつ。
冒頭シーンからなんとも言えない緊張感を感じてその感覚がずっと最後まで続いた。妻を襲った犯人があまりにも意外で最後>>続きを読む
極端に口数の少ない主人公と常に激情をぶちまけて怒鳴りだす兄妹。主人公にもその家族全員にもなかなか感情移入できなかった。ほとんど顔のアップで家の造りも外観も町の様子も地名もわからず余計な情報は一切入って>>続きを読む
予想以上にいい映画だった。
ただ歩く事だけが毎日の中で人と触れ合いながら頑なな心をほぐしていく。これが巡礼なのかと今更ながら納得。
ところでこの邦題はなんとかならないのでしょうか。なんでこんなタイトル>>続きを読む
なんとも言葉にするのが難しい。
リーの絞り出すような”I can’t beat it.”は全てを語ってる気がする。
少しづつ乗り越えて行くしかないんだと思う。
ストーリーはともかく、映像が綺麗だった。
それにしてもあんなに簡単に鍵が外れる鞄に魔法動物を何匹も入れて持ち歩くってどうなの?と思わずつぶやいてしまった。
面白かった。
最初は主人公の母親もその兄も高飛車な感じが鼻についたけど、だんだん不安な空気が充満してくると母親のピリピリした緊張感が伝わってきて目が離せない。
登場人物がみんな一癖ありそうで、いい味出>>続きを読む