TSさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

ようやく観ることができた。
この時代の人達はきっとどこも同じ様な経験をして来たんだろうなと思う。
戦争中で辛いはずなのに絵が綺麗なせいか心静かに観ることができました。
何度も観たくなる映画です。

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.8

こういう映画好きだなぁ。
ちょっと風変わりでおしゃれで、明るいんだけど物哀しくて。
遠い昔の記憶がふとした時に蘇る時は匂いもあるけど確かに音楽は大事かな。
楽しい記憶も思い出したくない記憶も覚えていな
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とうもろこしの島(2014年製作の映画)

3.0

夏の間だけにできる川の中洲でトウモロコシを作る親子。秋になって収穫するのも間に合わずに中洲は川に飲み込まれていく。
それでも毎年誰かがトウモロコシを作りに中洲へやってくる。
川を挟んで起きてる戦争で守
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

大ヒットした映画ということで期待が大き過ぎた。それでも充分いい映画だと思った。
新海監督の映像はいつもきれいな空と雲、光と影がきれい。電車のドアや車内も印象的。

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

3.5

2人のおじいちゃんが格好いい。
単純に楽しんで観ました。
若い頃の大冒険は漫画みたいだけど、こんなパワフルな年寄りがいたら楽しいだろうな。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

どこにでもいそうな普通の家族。
長男の命日に集まる子供達の家族。
母親が手早く作るたくさんの料理、繰り返し聞かされる昔の話、どこかに緊張感があるけど和やかな家族風景。
ところどころで見せる母親の心情は
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ある男と牛(2016年製作の映画)

3.5

ストーリーは単純なのにずっとニコニコしながら見てました。
主人公のファタハがいい味出してる。牛のジャクリーヌもとってもきれい。
心が暖かくなりました。

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

とにかく映像がきれい。
細かい部分に目がいっちゃうほど。
ストーリーや曲はアナ雪を連想してしまうけどモアナとマウイがキュートで楽しく見れました。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

こんな復讐の仕方ってあるんだ。
ラストには驚きました。
それにしても、認知症は辛い。見てるだけで胸が痛くなる。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

観る予定じゃなかったけど、観てしまった。
予想以上に楽しんでました。
映像が綺麗でさすがディズニー。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

面白かった。
この天才数学者がエニグマの暗号解読装置を開発しなかったら、今の世の中はかなり違っていたんだろうなと思うとこの人の功績は大きい。
それにしても50年間も極秘だったなんて。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

泣きました。
でも、見終わった後の爽快感が気持ちいい。こんな風に人生を締めくくれたらいいと思う。
オダギリジョーの肩の抜け感がいい味出してます。杉咲花ちゃんの自然体の演技も最高でした。

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.0

前編後編と長い分、丁寧に作ってありますね。全ての俳優陣が素晴らしかった。
日本映画っていいなあ。

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.0

久々に重厚感ある映画だった。
原作が良かったので映画になったら内容が軽くなってしまうんじゃないかと不安があったけど、最初から引き込まれてあっという間に見終わってました。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.3

久しぶりに劇場で鑑賞しました。
期待しすぎたのか、自分はどこで盛り上がるだろうかと待ってるうちに終わってしまった感じ。
ストーリーは先が読めるわかりやすい展開でした。
曲とダンスは良かったです。

セッション(2014年製作の映画)

3.5

罵詈雑言満載の鬼教師に圧倒。鬼教師も生徒のアンドリューも最後まで好きになれなかったけど、ラストのドラムは凄かった。

武士の献立(2013年製作の映画)

2.3

今ひとつのめり込めなかった。
美味しそうな料理が出て来るかと思ったけど、そうでもなかったし。
上戸彩さんは可愛らしくて良かったです。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

トム・ハンクスの抑えた演技が素晴らしかった。
コンピュータシミュレーションの結果が人間の取った最善の行動よりも重視されてしまうのは、考えただけでも怖ろしい。
突発的な危機的状況で取った機長の冷静な判断
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

内戦が続く中で無垢な少女の現実逃避なのかピュアな彼女しか見えない現実なのか。
残虐なシーンもあるけど、ありきたりのハッピーエンドではないところが私は好きです。暗い映像だけど綺麗です。

グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.7

深い。この映画の本質をきちんと理解できたか自信がないけど、ラストの歌声は心に響いた。
生きている以上老いるのは宿命だけど、年を取れば取るほど若く輝いていた頃の自分が遥か遠くに行ってしまったことを諦めと
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ふたつの名前を持つ少年(2013年製作の映画)

3.5

ひたすら逃げ続ける少年。ユダヤ人である事を忘れず生き延びるためにユダヤ人である事を隠し続けるのは矛盾しているようで賢明な知恵。
実話であればこそ手を差し伸べて助けてくれる大人達がいた事にほっとする。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.1

1979年当時は自分と違う、普通とは違うという相手への偏見と差別は相当厳しかったんだろうなと思う。
それにしてもこの邦題「チョコレートドーナッツ」は違和感ありますね。原題「Any Day Now」のま
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.8

全てはマリー=アンヌの身勝手な考え方から周囲の人間が翻弄され、傷ついている。
でもたぶんマリー=アンヌはそれに気づいていない。
見ていて息が詰まるけれども、きちんと見ないといけない気がして気を張って見
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

見終わった後になんともいえない嫌な感触がしばらく残ってます。
蛇に絡まれて逃れようにも逃れられない感じ。怖いなぁ。。

イーダ(2013年製作の映画)

3.6

予備知識無しで見た。
修道院で育った少女がどんどん綺麗になっていく。宗教、ホロコースト、家族、恋愛といった様々な事柄が静かな映像で進む。
モノクロなのに印象的な色が残像として残ってるような気がする。

さざなみ(2015年製作の映画)

4.5

45年間、お互い信頼し合ってきたのは間違いないと思うけど夫の心に未だに忘れられない過去の女性がいるとわかると、妻は裏切られたと思うんだろうか。
シャーロット ランプリングの表情の演技が秀逸。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

40年以上も続いた教会という巨大な組織が隠す事件を地道な作業で実態を暴いていく記者達の真摯な姿勢が素晴らしい。これがわずか15年前の出来事とは驚きです。

めがね(2007年製作の映画)

3.5

ゆったりとした時間、荻上監督の作る空気感が好きです。
こんなところに行きたい。