このレビューはネタバレを含みます
『福田村事件』を先日観た後に本作を鑑賞。両者、鑑賞後の気分の下りっぷりは凄まじいものがある。
日常の平穏なシーンでも物々しさが終始漂っているように感じる。なにか起こるわけでもないのだが、とりわけ、磯>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アイドルとホラーを共存させることに成功した意欲作。制約は少なからずあったことは否めないが，それを感じさせないプロットとテンポの良さが際立っていた。冗長な印象もなく，むしろ繰り返される部分にはホラーとし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
感動的なヒューマンドラマは描かれていない。ベテラン層の演技は良い。指揮系統と前線とのズレはハラハラ感を煽るものになっており，残弾数が限られた緊迫感はひしと伝わってきた。
序盤が終わると戦闘シーンが大>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ミア・ゴスの怪演を堪能できる作品。長回しのモノローグは圧巻だった。ラストカットの表情は，悲しみと狂気，歪な愛を纏って見えた。
ただし，スプラッター描写は予想よりは少なめ。ポスタービジュアルや予告編に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
※ネタバレ有り
多文化主義やLGBTQなどの思想が広まり，大っぴらには差別への理解や認識が変わってきたのは事実であろうが，BLM運動から様々な運動が派生するなど，差別や偏見は至る所に在り，偏った思想>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ネタバレ有り。
『タクシードライバー』のタッグ作。思いの外しっとりとした展開。劇伴はスリラーな印象が強く，戦慄の描写は局所的にはあるものの，過度に期待してしまった感があるからか，物足りなさを感じた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ネタバレレビューです。
ラストの演出は様々な解釈が可能であるが，複数の散りばめられた伏線を考えると，ビターエンドもハッピーエンドもありえる。伏線というか，観客へのヒントととも言うべきか，茶髪の女の子>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『RAW〜少女のめざめ〜』で鮮烈なデビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督の長編２作目。カンヌ映画祭でパルムドール受賞という快挙。この目まぐるしい勢いに驚愕し，本作では圧倒された。序盤の“痛い“演出>>続きを読む
