TypeMageさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.0

B級スリラーの素材を一級のスタッフと一級のキャストで映画にしたから見てねー、な感じしかしませんでした。
ゲテモノ素材のジャンクフードを主食にする私的には(´Д`)ハァ…
上質な素材を上級な料理人が上手
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奇談 キダン(2005年製作の映画)

3.5

諸星大二郎の「妖怪ハンター」シリーズ「生命の木」の映画化。
この世界観は映画化したらスベるだろうとハードル下げまくって見たせいか面白かった。
諸星大二郎の漫画を読んだことがない人には割とどーでもいいが
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

「読まずに死ねるか!」の故内藤陳さんが大絶賛するような映画です。
何故、零細牧場主が危険な仕事を引き受けたのか?
この理由がクライマックスで明らかになるわけですが、そうなる前に粗方予想は付きます。
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ジョナ・ヘックス(2010年製作の映画)

1.5

アメコミ原作の映画化。
アメコミは構わないしトンデモ設定もOKです。西部劇なんて既にやり尽くしてしまっているのだから多少の無理は許容範囲。
ただ、西部劇のお約束を忘れてしまうのはいけません。
西部劇愛
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テイカーズ(2010年製作の映画)

2.0

冒頭の銀行強盗シーンでは人質を殺さないおしゃれ系銀行強盗だったのが、中盤以降グダグダアクション展開とは…。
まぁ、逃亡シーンも上手かったしラストのアクションシーンももちろん見応えがあったのですが、私的
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.0

6つの時代の6つの物語が同時進行する映画。
早い話6編の同キャスト短編映画を細切れにしてつなぎ合わせただけ。
各時代の映像はそれぞれしっかりしていますし各エピソードのストーリーもちゃんとあるから飽きな
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.0

いわゆるパニック映画に分類されるんでしょうか。
いやー、植物だってブチ切れますよねー。こんだけ無駄に人間が増えたら。一生懸命酸素を作ってるのに人間がガシガシ二酸化炭素出しやがる!いっちょ、懲らしめてや
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ポストマン(1997年製作の映画)

2.5

ヘタレなくせに美味しい所だけパクパクする話。
ただただ圧倒的なアメリカの大自然を見る映画です。
文明がストップしてしまうと西部開拓時代の文明レベルになるのは、アメリカ自身の古き良き時代へのノスタルジー
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ストレンジャー・コール(2006年製作の映画)

1.0

冒頭で惨殺死体を見せずに恐さを演出する手法はいいですねー。
途中で何人か殺されたらしい描写もあるのですが死体は見せない。殺されたのかどうかも不明。
ホラー映画でありがちな引っ張りに引っ張って緊張感を高
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サイン(2002年製作の映画)

2.0

前半の盛り上げ方は好きです。
この辺りを丹念に積み重ねるM・ナイト・シャマランは好きです。
スピリチュアル系と思わせてのまさかの展開には予備知識無しで見ると驚きと言うよりあれれ。
それでもこの映画の一
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ザ・スカルズ 髑髏(ドクロ)の誓い(2000年製作の映画)

1.0

チープで陳腐な学園サスペンス。
何よりの驚きはPart2、Part3と続編が存在すること。
イェール大学の実在の秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」をモデルに描いているようだが何もかも非現実的妄想。同
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推定無罪(1990年製作の映画)

2.5

現役の弁護士でもある作家のスコット・トゥロー原作の映画化。
現役弁護士作家、アラン・J・パクラ監督、法廷ものときたら面白くない筈がない。
前半はテンポよく進むサスペンス、後半は法廷劇と続き、もちろん意
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

「アメリカン・スナイパー」がヒットしている今、中東問題に少しでも関心を持ったなら絶対に見なければいけない映画だと思った。
「アメリカン~」の舞台がイラクでこの映画の舞台はレバノンなので直接的な関係は無
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グロリア(1999年製作の映画)

2.5

やっぱり「グロリア」はジーナ・ローランズ。
シャロン・ストーンも悪くはありませんが決定的に足りない。
ジーナ・ローランズはただのオバさんで若くも美人でもありません。一方のシャロン・ストーンは美人でスタ
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ラビナス(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人肉を食べるお話です。
その手の映画にありがちな食べる前の生死の極限状態や宗教的葛藤はありません。あっさり食べちゃいます。
前半はホラーサスペンス風の展開でいい雰囲気。
人肉を食べることにより相手の活
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

2.5

子供の頃に人を殺して以来精神病院に強制収監されていた男が退院して故郷の町に帰る。
あの男が帰って来た!
なんてサイコホラーかと思っていたら…ヒューマンドラマだったのね。
スティーブン・キングが選ぶ「ハ
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突破口!(1973年製作の映画)

2.5

職人ドン・シーゲルの安心して見られる銀行強盗映画。
”いい人”役が多いウォルター・マッソーが仲間を次々と失いながらも淡々と追っ手の追及をかわしていくのがいいですね。
何も考えずに寝る前の一杯を飲りなが
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オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

2.5

リメイクの「バニラ・スカイ」にも同役で出演しているペネロペ・クルスのことがよく話題になる映画ですが、ストーカー女のナイワ・ニムリの方が気になってしょうがなかった。
モテる人には迷惑至極な女でしょうがモ
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.0

安っぽいホラーに出てきそうな風体・面構えの主人公と安っぽいホラーで犠牲者になりそうな馬鹿な大学生が安っぽいホラーで御馴染みの森で繰り広げる笑えるホラー映画。
人が死ぬシーンで笑ってしまった。
ホラーで
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コントロール(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

上手い映画でした。
凶悪犯罪を犯した死刑囚を死刑執行された事にして密かに新薬の人体実験に使う。と、ここまでは使い古されたよくある話。
よくあるパターンだと「ニキータ」のように凶悪な死刑囚に特殊な訓練と
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

2.5

重い映画でした。
製作陣が言いたいことは伝わってくるのですが伝えたいことが多過ぎるせいか曖昧模糊。
このテーマはどんなに議論しても多くが納得する結論は得られないので映画的な面白さに絞って書きたくとも、
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ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)

3.0

ロバート・レッドフォードといえば「ブルベイカー」という刑務所ものがありましたが、今回は罪を犯した兵士を収容する軍刑務所が舞台。
軍人を収容する刑務所だけにコトが起これば寄せ集めの囚人と違い、しっかりと
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ミッションX(2004年製作の映画)

2.0

子供が銀行強盗をするコメディタッチの映画。
お子様向け映画にしてももうちょっと何とかしようとする努力が欲しかった。杜撰な計画と行き当たりばったりの展開でご都合主義そのもの。近頃のお子様はこんな子供騙し
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ゼラチンシルバーLOVE(2008年製作の映画)

1.5

既に見た事をすっかり忘れてしまいレンタル店でもう一度手にして、再生して見たらあれれ…なんて事がたまにあったりします。
この映画がそれ。
劇場で見て、しばらくしてレンタル店で不覚にも借りてしまった。一度
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黙秘(1995年製作の映画)

3.5

いい映画でした。ミステリーとしてもドラマとしても。
スティーブン・キングがキャシー・ベイツのために書いた小説の映画化。
キャシー・ベイツはジャケ写の若くて美人な方ではなくデブのオバちゃんの方です。「ミ
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幻の湖(1982年製作の映画)

2.0

不入りで早々に公開を打ち切られた”幻”の映画。
おそらく劇場に足を運んだ人はごく少数でその半数以上は途中で帰り、残ったわずかな客も途中で寝てしまい最後まで見た人は正しく”幻”の貴重な貴重な映画です。
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バトルフィールド・アース(2000年製作の映画)

3.5

カルト宗教サイエントロジーの創始者の原作をサイエントロジーの信者であるジョン・トラボルタ製作・主演で送る正真正銘本物の”カルト”映画。
ちなみに、トラボルタの他にもトム・クルーズが信者であることでも有
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ブラインドネス(2008年製作の映画)

1.5

謎のウイルスで次々と失明していく人々…(´Д`)ハァ…
発端のアイデアとラストだけで後はなーーーーーんも考えてない映画。
途中激しく中だるみ。
無理矢理展開。
突っ込みどころ満載どころか突っ込みどころ
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ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.0

ジョン・グリシャムの同名小説を映画化。
やはり土台となる原作がしっかりしていると長い映画でも緊張感を最後まで持続できます。
お話自体はよくある巻き込まれ型サスペンスで、偶然に秘密を掴んでしまった素人の
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ブラインド・ホライズン(2004年製作の映画)

1.0

定番の記憶喪失ものに大統領暗殺を絡めたら面白くならない筈はないのだが…見事にスベっています。
とにかく盛り上がりに欠ける。
○○まであと△日、なんてカウントダウンされても盛り上がりゼロなので緊張感も何
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NINJA(2009年製作の映画)

2.5

チープでバッドなニンジャアクションを予想していたのでいい意味で裏切られました。
アメリカ資本アメリカ人スタッフによるブルガリア撮影、主要キャストに日本人を起用したアクション映画。
普通のアクション+カ
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二重誘拐(2004年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題の「二重誘拐」に大きな意味があるに違いないと目を凝らして見るのは疲れるだけなので止めましょう。何の意味もないクソな邦題です。
伏線も投げっ放し。
人間ドラマ部分も薄い。
あれこれ結末を想像したのが
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クイック&デッド(1995年製作の映画)

3.5

サム・ライミと聞くと「死霊のはらわた」が真っ先に思い浮かびます。
そんなサム・ライミ監督がシャロン・ストーン、ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド・デカプリオというA級キャストで送る豪華B
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吸血少女対少女フランケン(2009年製作の映画)

2.5

「東京残酷警察」は見ましたからそれなりの覚悟で鑑賞しました。
あれよりは少しマイルドですが、やはり食前・食後の鑑賞は避けるべきでしょう。
自分がグロ耐性低いのは知っていながら恐いもの見たさで見てしまい
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

2.5

チープなチープな邦画です。
話的にも絵的にもしっかり出来てますから、序盤のダル~い展開に油断しているともう一度見直す羽目になってしまいます。
しかし、街角の吊看板やらマスコットをこっそりお持ち帰りして
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あっと驚くどんでん返し、という映画の紹介で必ずと言っていいほど名前の挙がる映画です。
こういった映画はシナリオはもちろん演じる役者さんの演技力も問われますが、この映画はどちらも最高です。
面白い!
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