スクリーンで眺める彼の毎日は、同じ景色・人・生活で構成されていてとにかく単調。だけど彼から眺める毎日は違う、そこに感情が溢れる彼がとても羨ましく、美しく感じた。
90'sの全てが密集されてて映像に終始惹きつけられた。マチルダ本当にかわいい。
このレビューはネタバレを含みます
誰にも言えないことはね、って校長先生のセリフのあとに湊と2人で無造作に楽器を吹きだすシーンがとても印象的だった。
闇を抱えた2人だからこその音色、芸術爆誕の瞬間ってこういうことなんだろうと。
誰にも言>>続きを読む
見応えあった。子を持った経験がない故に両親達への感情移入には限界があったが、終盤、真摯に子供に向き合おうとした金持ち父には確かな愛を感じた。
夕方どきだったからかとてもウトウトしてしまった。確かに期待を持ちすぎてた感じもある。けどメッセージ性の強い良い作品だったと思う。
20代での経験は全て宝だと思っている。もちろん死ぬほど悲しかった思い出も。
最初から最後まで荒波な展開もなく静寂に物語が進んでいく感じ、でも「人の死」という重たい題材、そこに携わる職人の葛藤。大切なことをまた一つ知れたと思う。
コンビニの前で阿川先生が「惚れそう…」って涙したみどりちゃんの言葉がとても印象的だった。なんだろう、生きていれば辛いことばかりだけど、人は結局誰かに助けられていて、誰かの助けになっている。それがいつし>>続きを読む
これはメッセージ性の強い映画に出会えたなあ。「言わなきゃ伝わらない」んだよなあ本当に。
津波や倒壊で亡くなった方ばかりじゃない、ということがよく学べました。震災というワードで観客を寄せ、現在や未来で起こりうる社会の実情を示唆させたかったのかなあ。そういう意味では、とても勉強になりました。>>続きを読む
登山に興味を持ち始めて鑑賞した。ここ最近YouTubeで得た知識たちが次々出てきてとても見応えあった。三歩くんが最後まで山のプロで居てくれたことが何より。この壮大な自然を相手に責務を果たしたり嗜みとし>>続きを読む
子を失った充と自らの店を失った青柳。どちらも自身の人生も人格も狂わすほどのでかい喪失と深いダメージにより心に大きな空白が生まれる。その空白を埋めようと、他者を傷つけ、偽善に走り、心を殺す。そんな愚かな>>続きを読む
「一生を終えてのちに残るものは、自分が集めたものではなく与えたもの」という言葉をどこかで聞いたことがある。その与えるものこそが無形無償の愛。多欲な人間に生まれた以上、見返りのない愛を真っ直ぐに注ぐこと>>続きを読む
これは面白かった。。。展開の進み具合がちょうど良い。確かに後々物語を思い出せば、辺見の正体やラストのオチ等、若干消化不良を感じるところはあるけど、緊迫感や恐怖感を劇場で体感する作品としては秀でたものを>>続きを読む
お互い全く違う環境の中で生まれて、全く違う環境で生きてきた同士だったら、そりゃ歳を重ねるにつれてすれ違いが生じて当然なんだよなあ。そんな中でも、私たちに与えられた約80年間の有限な時間の中で、たった5>>続きを読む
田舎の世界が忠実に表現されていた。
みんな親戚であり家族みたいな存在。都会暮らしの主人公が徐々にその家族の仲間入りを果たしてく描写が良かったです。
人間の本質を問われているようで、作者が伝えたかったことを理解するのに時間を要した。私たちは幼少期から様々な教育を経て今に至っているが、その教育というのはやはり、社会に順応して生きていく、道を逸らさず誠>>続きを読む