現在アウシュビッツで働いている人達の慣れ感、焼却炉を素手で掃除する慣れ感よ。
人は慣れる。
能力高いクリエイティブで面白い作りだけどれど映画として好きとはいえない不思議な作品。
「それは薔薇のつぼみさ!」と、これから言えるので大人のインテリジェンスを身につけた。
シンメトリーは人間の意図なので飽きもくる。動物の死骸の定点観測映画。映画とは観測なのかも。
面白く観てしまったが、アメリカの免罪符映画。オッペンハイマーの罪は言ってしまえばアメリカの罪。個人のヒューマンを利用し上手に言い訳を表現しているが、原住民の土地で核実験をし、莫大なお金をかけて完成した>>続きを読む
壮大なパノラマから広がる大自然。古代日本ならそれこそが神であり人間より上位概念。それに引き換え神事に携わる人間は、愚かで人間のままであった。
民主主義や資本主義を疑いなさい。というゴダールの遺言に感じた。ラストはユダヤの策謀はオスマン帝国の時代から続いてる(うるおぼえ)
劇中コラージュのプラハの春など民主革命の裏には正義の名のもと奇妙が見>>続きを読む
消費社会の陰謀(策謀)をエイリアンに被せて表現していて好きな世界観。
無駄に長い喧嘩、見せ場。
夜の街を彷徨うハディージャが大陸を彷徨う移民のようだ。娘にとってはヨーロッパは地元だが、海を見ても「この海の先にどんな未来があるか」なんて坂本龍馬みたいな野心や希望は見えない。楽しんでる友達達の表情と>>続きを読む
そろそろ動物にもアカデミー賞を加えた方がいいのでは?
主観でしか事象を捉えない現代人の問題を
一夫婦から説いていくストーリーは見事だと思う。ただ地味だった。ドラマを求める事への皮肉でもあるだろうが。>>続きを読む
車の免許持ってないのかな?
地下に入ってから楽しくなってきたけどもっと謎めいて欲しかった。
早送りや演劇など面白い箇所もあったのだけれど、基本ただ流れていくコント。
画でここまで驚き感嘆したのはケリーライカートのミークスカットオフ以来。森の写真集を撮って欲しい、発見だ。
画に見惚れて内容は忘れた。
老いもいいね。
娘と父の映画だが撮りたいものが明確で時を描きたかったのだろう。時間は相対性でしか現れせない。そしてそれが映画とも言える。「ここで終わって!」と心で唱えた瞬間にエンドクレジットが始まるシ>>続きを読む
優しくていい世界だった。
正直映画としては物足りなかったが
世の中が求めている薬みたいだった。
このレビューはネタバレを含みます
ベラが最終的には管理する側であり、船から世の中を俯瞰してみてる側であり、モンスターと呼ぶゴッドと同じであり、皮肉で終わるストーリーに有無を言わさぬ説得力でした。あっぱれ。
船で会った黒人の男性はラン>>続きを読む
ゴジラ映画であることは元より監督個人の映画でもある。重い腰をあげてまで観る価値があった。
オールドジョイとミークストカットオフを合わせて2で割ったような映画。
いつも発見を見せてくれる彼女のカメラ、本作はドーナツに並ぶ列を腰の高さで撮った画が特にお気に入り。
最初に結末を見せているので>>続きを読む
話は面白かった。
ストーリーは水木しげる先生の意思を継いでいるが絵が違う。
先生が描いていたら胸骨もキャラクターとして興味が湧いたと思う。
それを言っても仕方ないけどさ。
航海中に飲酒して後悔。
公開中に未鑑賞で後悔。
韻を踏みたくなる程面白かった。
人物と出身国の設定が上手い。