このあと焼肉さんの映画レビュー・感想・評価

このあと焼肉

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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

5.0

親友が居なくなったら…それは僕にとってとても考えにくい話でした。この映画を観ている間、自分の親友を思い浮かべてました。私の親友もマリコのようにとても優しく、自分が悪いと思い悩む子だったので、感情移入し>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.9

「私はまだ、田中守じゃない」最後のテルちゃんの台詞、一瞬意味を考えました。ただこの台詞こそが、彼女が守に"執着"する要因の全てだとも感じました。彼女は守本人になりたいくらい好きなのです。しかし当然、そ>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.4

ガイ・リッチー監督によるアクションの描写が個人的に最高でした!!僕はアクションと頭脳戦のハイブリッドのような今作はどの年代にも刺さり、見やすい楽しみやすい素敵な映画だなと感じました😌

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

どの登場人物にも感情移入できる描き方に感動した。ゆえに気持ちを想像し、そこにサントラが流れ込んでしまっては涙の堪えようがないのである。本当に感動したし、重いテーマと内容であるにもかかわらず、上を向いて>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

5.0

正直「めちゃくちゃ面白い」の一言で集約したい。ミステリーの完成度の高さやRDJの演技、世界観、個人的には最高の一本に相応しいと感じた。こういう映画を誰かと一緒に観て楽しんで欲しいなとも思った!

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.1

ゲイリーオールドマンの演技が最高である!逆境どころか荒れる時代の最前線に無理やり立たされた男が、どのように国の行く末を決め、舵を切ったのか。一人の肩には到底乗せられない責任を全うしたウィンストン・チャ>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

1.5

フィンチャー作品の中では特に有名で面白いとの評判を聞いていたため、やっと鑑賞出来て嬉しい反面、拍子抜けしてしまった。まず主人公が曖昧な点。刑事でもマスコミでもない漫画家がなぜそこまで事件に固執するのか>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.3

もし僕が「インセプション」を観ていなかったら楽しめたのだろうが、既にそちらを観ていたため、この映画で想像を超える面白さに出会えなかったのが残念だ…序盤の謎多き展開は飽きを感じさせない展開だったが、散り>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

5.0

とにかく「かっこいい」キアヌ・リーブス自身もそうだが、僕は彼が演じた役、世界の救世主でも殺し屋でもない"祓魔師"をやるキアヌが最高だと思った。
加えてプロットの面白さ、世界観にも惹き込まれて先が気にな
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.9

スタンリー・キューブリック特有の"体温の低い世界"私は彼の映画を観る度にそう感じますが、今作は宇宙を題材にしているだけあって、その体温の低さは実際の不気味さと表裏一体だと思いました。正直、この映画の凄>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

映像美と、雨の特別感を綺麗に描いているところが繊細で、惹き込まれる素敵な作品でした。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.4

新海誠監督作品では珍しいファンタジー色の強い映画となった今作、アニメーションの進化による作画の迫力、全体的な世界観も観ている側にとって最高の映像体験をさせてくれた。"災害"に対する新海誠の解釈は非常に>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.1

淡々と進む物語がラストをより際立たせていると感じた。丁寧に描かれた2人の友情や、すれ違いにこの映画の静かさがどれほど魅力的かを想った。序盤の大自然も僕には印象的であった。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

2.9

序中盤までは先の読めない展開と緊張感で楽しめましたが、ラストは不時着したような感覚になりましたね。長い割には…とも思ってしまった。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

女性が人生の中で体感する苦しみを考えさせられる映画でした。しかし後味が良いため、ラストシーンの主人公同様胸がスっと軽くなる感覚を覚えました。この映画の魅力とメッセージは"女性の尊厳"であると感じました>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

とにかく風景と世界観に浸れる作品です。二人の距離が少しずつ縮まる過程も愛おしいし、ラストに冷えるものが"季節"だけならどれだけよかったか、少年のひと夏の忘れられない時間を一緒に過ごしてあげてください。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

人間の三大欲求の一つである"食"を喪失したら、そんな思考実験的な要素を考えながら鑑賞した。物語の設定の不気味さは最高であり、絶望感も存分に味わえる映画だ。風刺として効くプロットも素晴らしい。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

僕は細田守監督作品好きですね、特に今回は『サマーウォーズ』の世界線の先を描いたような鮮やかさと映像美があって魅了されました!!

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.6

"最狂"である。僕としては『悪の教典』までも超えると感じた。序盤の度重なる不運から回復し、人生が軌道に乗り始めた幸せモードに一滴の水を垂らした"異変"、その一滴から徐々に歯車が狂いだす過程に鳥肌が止ま>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.3

妻を失っても泣けない男が、その"無関心"を解明するために選んだ方法とは…
ジェイク・ギレンホールの演技力が凄まじいことに加え、登場人物達の"距離感"がとても心地良い映画だ。中盤から始まるぶっ壊し作業は
>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

4.0

雰囲気、世界観、音楽、マジで最高。僕が観たかったのはこの映画だ!と思った。物語の面白さや深さに正直インパクトはなかったが、近未来系が大好きな僕にとっては、この世界を創造してくれただけで感謝であり、心踊>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

自分にとって何が一番重要なのか、それを考えさせられる映画だった。浴びるほどお金を持っていても買えない幸せがある、傲慢で孤独な主人公ジャックの身に起きた"きらめき"は観ている僕達にも影響したと思う。愛す>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

とにかくエディ・レッドメインは天才である。そして、妻の献身的な支えと努力が底をついてしまった時、どうしようも無くなったからこそ生まれた「あなたを愛したわ」。その一言で涙をこらえることは出来なかった。

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