rmhチョコがけさんの映画レビュー・感想・評価

rmhチョコがけ

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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.0

面白かったけど、こちらの事情で分割で観ちゃったから、ふーんってエンディングで思う程度だった。

ペネロペ・クルスがあの歳のすっぴんであそこまで美しいのはすごい。
ハビエル・バルデムのイケおじ感もすごい
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メビウス(2013年製作の映画)

4.0

いやー、最高。キム・ギドク監督。
最高過ぎて痺れた。
もうこの世にギドク監督がいないのが惜しい、惜し過ぎる…

ギドク監督、永遠のテーマ(だと勝手に思っている)「母性と情欲」について、かなり大胆に切り
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殺されたミンジュ(2014年製作の映画)

3.0

キム・ギドクにしては深みがなかった気がする。
評価が低い理由は分かった。

この監督って、割と演者に台詞としてメッセージを言わせること多いけど、今回はずいぶんそれが多いなーって感じた。
まるで舞台を観
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息子の面影(2020年製作の映画)

3.5

つらい。
メキシコ国境の物騒さはすごいな。
詳しく調べたくなった。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

修道女が主役で、舞台は修道院なのにめちゃくちゃ性的描写多い。
だからこそ、くっそエロく感じる作品となっていた。

実話ベース?である割には面白かったと思う。だいぶ脚色が入ってるんだろうが。

でも、何
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寄宿舎 悲しみの天使(1965年製作の映画)

3.5

1ヶ月くらいかけて寝落ちしながら観たので、きちんと鑑賞できていないかもしれないが、自伝的作品というのがラストまで観ると辛いなと思う。

いわゆる『モーリス』的な、西洋の知識階級の男性同士の“崇高な愛”
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遠地/本当に遠い所(2020年製作の映画)

4.5

非常に詩的な内容に主題、タイトル、情景描写にカメラワーク、そして役者陣の演技で、素晴らしい作品だった。

それにしても「畜産×ゲイ」というのは、もはや方程式なのだろうか…?

今作も、自分たちの幸せを
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聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.0

あまりに酷い話に気分はドン底まで落ちる。
本当韓国映画って容赦ない。
暴力シーンも観てて辛いし、何より真相が絶望的過ぎて…
でも実は開始すぐにこいつ犯人じゃない⁈って何となく気付いたけどw

主演の子
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ドッグマン(2018年製作の映画)

2.5

全然面白くなかった。

主人公がお人好し過ぎるし、笑顔も不気味だし、観てて終始イライラする。
全て身から出た錆ではないか…⁈

『英雄の証明』のくだらない版。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

韓国映画を観た後、どうしても気になって眠れなくなったので日本版を観る。

途中くらいから、あーこれ韓国版の500倍くらい良いわって思い始め、ラストまで観てこのオリジナル版のほうがやっぱり良かったと思う
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.0

ちょっと切な過ぎて辛くなって、途中で気分ドン底まで落ちた。

が、結局ラストまで観てあまりの切なさに号泣して、明日どうするや目の腫れ…っていう問題にまで。

原作、邦画に当たらないとなと思う。
韓国版
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

やっと観てきた。
1の復習は、試聴でなくネット記事流し読みで適当にやってしまったため、あれ?これ何だっけ?みたいな要素もあり…
もっとちゃんと丁寧に復習して観に行くべきだったかも。

ざっくりした感想
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安市城 グレート・バトル(2017年製作の映画)

4.0

ナム・ジュヒョクを観るためにチョイスしたが、チョ・インソンに全て持ってかれてた。
まるでジョニデに全て持ってかれたオーリーのように。

でも、めっちゃ面白かった!
史実に基づくバトルものって久々に観た
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

東出昌大が出ているのでリスト入れてたけど忘れてて、でもなぜか惹かれて観なくてはならない気がして観てみた。

こんなに深く社会問題を描いた作品とは知らなかった。
ただのサイコスリラーくらいに思ってナメて
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.5

韓国におけるビニールハウスの象徴性が知りたく、映画館まで足を運んでみた。

『バーニング』でビニールハウスは重要な象徴として女性と結び付けて描かれていた。
原作(村上春樹『納屋を焼く』)、さらに原作(
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傷ついた男(1983年製作の映画)

2.0

意味分かんなかった。
空白部分が多過ぎて、断片を繋げられなかった。

しかも「傷ついた男」ってあるけど、「自ら傷つきに行った男」なんじゃない⁈
自業自得過ぎて、意味不明。

もともとゲイの素養があった
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のら犬(2023年製作の映画)

4.0

2人の成人男性の絶妙な依存関係を描く。
めっちゃ上手いなこの監督さん。
こういうの大好き。

2人は幼馴染で、ミラレスはドッグのことを完全に見下していて下等な人間だと思ってるんだけど、どうしても彼を手
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復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.5

めっちゃ『手紙は覚えている』に似てるなーと思って、つまりラストも⁈って思ってたらリメイクだった。

ナム・ジュヒョクさん初めて観たけど、可愛い…
良い役者さん。すごく上手かった。

オリジナルはじいち
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チェッカーで(毎回)勝つ方法(2015年製作の映画)

2.0

内容薄過ぎて笑えた。
何が言いたい⁈

でもタイの徴兵抽選会の様子がよく分かったから☆2
あっちはもうイベント的なんだね、韓国と違って。

怪物(2023年製作の映画)

4.5

上手過ぎる展開に、構成。
流石です…

本当に、“怪物”とは誰を指すのか。
いろいろなアイテムに多重的に意味を載せているのがにくい。
あっぱれだなぁ…

ラストのシーンから前向きな世代交代が伺えた。
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スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

2.5

こんなに身体を重ねても、どうしてこの人たちはあんなに寂しそうなんだろう。

とにかく全員満たされないで終わる話。
もう、性別とかそーゆーの関係ないわ。

若干支離滅裂感があってついていけなくなるが、嫌
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Of An Age(原題)(2022年製作の映画)

4.0

オーストラリア発、男性同士の切ない24時間の恋の話。

わー…これ、切ない…
主人公コルがとにかく不憫過ぎる子で、なんとか幸せになってほしいのに、…
自分の出自や性的指向、興味関心など全てにおいていろ
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マネーボーイズ(2021年製作の映画)

3.5

中国を舞台にした男娼の話。

“誰だって、自分を売って生きている”
って台詞に共感した。
身体は売らなくても、人は何かしら自分を削って生きて居るのだから。

途中で妙に芸術性高めの意識高い系カットが入
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夜間飛行(2014年製作の映画)

3.5

ただの同性愛映画ではない。
韓国の教育システムやいじめ、格差問題などもけっこう盛り盛りに詰め込まれている。

でも最大のテーマは“友情”かな。

暴力やいじめのシーンは目を背けたくなるけど、なかなか面
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ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

3.5

切ない、男性同士の愛の話。

香港資本だが、舞台は本土の北京ってなってて最初混乱はしたけど。
え、本土でこんなゲイのプレイボーイがぶいぶい言わせられるの⁈って。

まあそのへんは置いといて、何でしょう
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楽園(2023年製作の映画)

3.0

少年院での獄中愛を切なく描いた作品。
評価あまり高くないけど、好きだった。

ジョー役の子が抜群の表現力だなぁって思ったら、オゾン監督「苦い涙」のあの爆イケセクシー男子だった!
わー…、全然違う印象。
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.5

アキ・カウリスマキ監督作品は、マッチ工場しか観たことなかったけど、あの妙に淡々とした描き方が好き。

この作品も面白かった。
とにかく不運で孤独な青年を淡々と描く。
もちろんラストも救われないのが、私
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.0

モノクロで、必要最小限の描写、脈絡のないカットのつながり…などなど、嫌いじゃない作風。
ただ、ただただ眠くなる…
自身のコンディションの問題もあったかもしれないが、観終わるまで2日間かかった。寝落ちが
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

2.5

なんかちょっと、えっ⁉︎って感じかなぁ…期待してた分、期待外れな作品だった。

青春ドラマ?なのか?
まあ、…そうか。って感じの。

クロエの欲求不満な思わせぶりな姿に完全に巻き込まれたバスティアンが
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ある女優の不在(2018年製作の映画)

4.0

面白かった。
この監督さん、自分でガンガン演じる監督なんだね。
この作品は演じるというか、本当にパナヒ監督として出てたけど。

だからドキュメンタリー的な雰囲気もあった。
引きの固定カメラに、長回しな
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花咲くころ(2013年製作の映画)

3.5

ジョージアという国、妙に興味が湧く。

それで観てみたけど、90年代の設定だがとにかくすごい国だなぁ…という印象。
酷く治安の悪い街、教育現場の崩壊、物資不足、えらく老朽化した建造物…
そして極め付け
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灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

4.0

セルビア人とクロアチア人。
「同じ人間だろ。」という台詞が響く。

90年代から10年刻みで、3つの物語が描かれている。
つまり、こんなに長い間、紛争は落ち着いたとしても民族間に入った亀裂は埋められな
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ローサ・チュンベ 奇跡の一日(2015年製作の映画)

3.0

面白かったけど、ちょっとご都合主義というか…
まあ、邦題のように“奇跡”だけど。
照明やエフェクトをかけて奇跡を表している。

主人公が露骨にあらゆる人たちを妬む表情が良かった。

ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

4.0

すごい帰着だった。あっぱれ。
あっぱれな内容ではないが。

言葉、顔、写真と3章に分かれている。
ラストの写真の章の本当ラストで、ああそういうことかとつながりを理解した。

なかなか壮大なストーリー。
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汚れなき祈り(2012年製作の映画)

4.0

“部屋に空きがない”の連呼で、居場所の無さを表し、ラストのフロントガラスで“汚れ”を表す。

痛烈な宗教批判ってこと⁈

面白かった。
今は何時代でしょうか⁈と問いたくなるくらいの前時代的な丘の修道院
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.0

恐ろしくお粗末な展開だった。
タイBLドラマ並み。
なんで今そのシーン入れる?ここ要らなくない⁈無駄なカットも多過ぎて間延びするし。途中若干意識が飛んでしまった。

内容にも気に食わないところがある。
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