rmhチョコがけさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

rmhチョコがけ

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ガッデム 阿修羅(2022年製作の映画)

2.5

長い…
そしてなんちゃらアパートっていう低所得者層の住むアパートに焦点を当てた作品と謳いながらもなんだか全然焦点当たってなくて、舞台がてんでバラバラっていう…
だからか、締まりのない仕上がりとなってい
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.0

血糊の量がすごい。
途中であまりの暴力的描写に気分が悪くなるも、で一体何なのよこのサイボーグは⁈みたいな展開で、思いもよらないサイエンスフィクションも織り混ざり、ほほーと思いながらエンディングを迎えた
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

ずっと観たかったブレンダン・フレイザーの作品。
ワンシチュって知らなくて、途中ちょっと飽きたけど、終盤にかけてなかなか盛り上がりを見せる展開で面白かった。

“人間はすばらしい”
彼の演技力にかかった
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

4.0

若いカン・ドンウォンが可愛いっぽいから観てみた。
悪霊退治ものだし内容は全く期待してなかったけど、案外凝ってて面白かった。

本場ほどではないが、なかなか怖かった。
女子高生役の女優さんがすごいなと思
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

これ面白かった。
ほぼワンシチュエーションで、対話中心の話なんだけど、構成が優れ過ぎて飽きない。

加害者や被害者の背景や人物像、事件の起きた状況説明などが自然とうまく入ってて、すごいなーと思った。
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ジーア/悲劇のスーパーモデル(1998年製作の映画)

4.0

アンジーの演技が素晴らしい。
天真爛漫、純真無垢で破天荒な元祖スーパーモデル・ジアを演じ切ってたと思う。
幻想的なカメラワークも良かった。

悲劇のスーパーモデル、本当ひょんなことから栄光を掴んでスタ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

何と言ったらいいかわからない結末だった。ただ呆然とするばかり。
祖国の内戦に翻弄された1人の女性と、その子供たちの物語。
しかし、…壮絶だった。

面白かった。
構成が素晴らしい。無駄がない。

長め
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.5

こないだとはまた色の違うイラン映画を観る。

正直なお人よしがバカを見る話、って言っちゃ身も蓋もないけど、そんなところ。

初っ端、バスに目の前で出発され、タクシーがなかなか捕まらないのに白い歯を見せ
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

冒頭のケーキまみれシーンから、メジャーどころのポップスやロックを多用し、webブラウザ画面の挿入も忘れない。
とてもポップな作りなんだが、押さえるところは一応押さえてある面白い作品だった。

お母さん
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君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

-

すごく評価高いけど、あんまり好きじゃなかった。
途中少し寝落ちしてしまったので、評価できないけど、好みではない。

ストーリー展開の中の"無駄"が売りなんだろうけど、なんか今日の個人的な気分のせいか、
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パリ20区、僕たちのクラス(2008年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃリアルな作品だった。
パリの治安の悪い地区の公立中学校のリアル。
面白かった!

中2に焦点を当てるのがまた最高。
万国共通、みんなまだ人間じゃないんですね。猿です、猿。

職員会議に代表
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インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

切な…
全ては母から認めてもらうため。
監督の実体験に基づくこの作品こそ、母に認めてもらうために製作したのに…

最後の最後まで、容赦なく受け入れようとしない母。
監督の実母はこの作品の製作中に亡くな
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

2.5

20年前くらいに大好きだったクォン・サンウ主演作ということで観てみた。

思った以上にコメディで、ラストは流し見してしまった。
もうちょっとクォン・サンウの本気シーン欲しかったなぁ…めちゃくちゃ良い役
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オマージュ(2021年製作の映画)

4.0

面白かった。
華はないが、中身はある。

1960年代韓国社会、映画界での女性の生きづらさ、それは現在も変わらない。
みたいなテーマで非常に興味深い。

女が喫煙、女が映画を撮る、女が仕事をする。なん
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.0

「母のいう名の女」や「罪と女王」とかのあっち系の強烈母ちゃんを想像してたら、全然違った。
あれくらいパンチが効いた母ちゃんの映画がめちゃくちゃ好きだから、少し物足りない気もしたが、実話に基づく作品とい
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イントロダクション(2020年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーのような作品だった。

何だか学生のアマチュア映画みたいな。
カメラのピントも合わないし、演技も大根だし、展開のセンスもあまり感じられなかったが、嫌いではない。

正直どうでもいいよう
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.0

様々な人種の登場人物。
人間のみならず、クローン、テクノとよばれる人型AI。

あまりに多種多様な設定に加え、生活感皆無な彼らの生活空間に、ちょっと狙い過ぎじゃね⁉︎と途中から辟易してしまった。

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インバトル/因縁のファイター(2020年製作の映画)

2.5

なんで私こんなの観てるんだろ…とふと途中で思ってしまうようなファイター映画。

とにかく親父がクソ過ぎるのに対して、息子が完璧過ぎて、ちょっとこんな上手くいかないだろー…?と思ってしまうような展開だっ
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.0

辛い…
ラストは嗚咽を漏らさずにはいられないくらい。
監督、脚本、主演の方の実体験なのかな?

養子縁組による移民問題。
こんな問題があるんですね…島国日本でのほほんと暮らしてちゃ分からないわ。

"
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

面白かった。
男性脳と女性脳の違いが顕著に現れた作品だった。
物事の全体を見る夫と、目の前の一部のみ見る妻。
一生分かり合えない。
ただ生活苦では、妻がああなるのも分かる。
でも夫の男性的な自尊心の強
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真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

4.0

ずっとうっすら気になってたけど、なんとなく放置してた作品。
めっちゃ面白かった。

けっこう波がある展開で、おおーっ‼︎こう来るか‼︎みたいな感じで飽きない。

うーん、最初の不可解なカットは徐々に種
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

これ面白かった。
ラストは、こんなどんでん返し久々に観たなくらいのどんでん返しで、うわーっ‼︎てなる。

なるほどなるほど。

ずっとじいちゃんだけしか出てこなくて華はないが、面白い作品だった。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

観てて終始しんどいが、とても美しい作品だった。

12歳の少年の美しさ。
成長過程の心と身体。
素直な感情表現が良かった。
感情爆発寸前である表情と、爆発したときの表情がとても良い。
花畑の描写と音響
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ビースト(2018年製作の映画)

3.0

ヤクザの上に立てなかった殺人課刑事たちの話。
もはやヤクザと同等にしかなれない。

ノワールものにありがちだが、サスペンス的展開は意外と面白くて、ほほーっ!となった。

タイトルから予想はしたが、バイ
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マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

3.0

出だしの主人公のストリップダンスで心掴まれた!
と思ったが、あまりの読めてしまう展開に若干飽き始め…
うん、うん。そうくるよね!ってラストまで全て予想通りでエンドロール突入。

でもマッチョたちのスト
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サイコメトリー〜残留思念〜(2013年製作の映画)

3.0

評価低いからどうかなーと思って観たけど、案外エモくて刺さる。

てかキム・ボムがイケメン過ぎる。
サイコメトリーとしての瞬間、瞳がブルーになるのが美しすぎて、それだけでも観る価値あると思う。

展開に
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.5

だいぶ難解な作品だったので、一度観ただけじゃ分からない。
でも二度目は観ない。

時空を超える話だよね、これ。

中国の地方の景色が美しいのと同時に、これ現代だよね⁈てくらい遅れてる文化が垣間見えてそ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.5

視点がおかしくない?
ときにカメラマン、ときに登場人物として入り込む。
なんかそれが気持ち悪かった。

そして主人公の責任感の強さ?にもイラつく。
こんな状況なんだから、もっと自分を守れよ。
だからあ
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影島/ヨンド(2014年製作の映画)

3.0

面白かったけど、時制がごちゃごちゃしてて分かりづらい。
その上言葉少なな作品だから、?てなったりする。

けど、殺人鬼の息子としてどう生きるかっていうテーマは好き。
加害者家族の在り方という問題。
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

奇想天外だけど、支離滅裂ではない。
面白かった。

どうやったらあんな発想が生まれるんだろうか…
RAWしかり、この監督面白いな。

途中突然の消防団登場にえっ⁈てなったけど、あれはあれできちんと繋が
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

面白い。
カニバリズム映画。

なるほどねー。
こないだ『bones and all』観たから、なんかいろんな共通点があって本当面白かった。

ベジタリアン、遺伝的要素、セックスとの関係…などなど。
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善惡の刃(2016年製作の映画)

4.0

実際に起きた冤罪事件の再審を巡る話。
面白かった。
こういうテンポの良い展開が韓国映画の良いところだよね。

役者陣も演技が素晴らしい。
ぐっとくるシーンもある。

本当、実際に闘った方に敬意を表した
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依存魔(2019年製作の映画)

2.5

ベルギー変態3部作だっけ?
その中で1番面白くなかったな。
展開もチンタラしてて、だから何だよ⁈て感じだった。
睡魔との闘いで辛かった。ラストのほう、意識朦朧。

依存魔というタイトルの割に、んー確か
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.5

ずっと観たかったアルモドバル監督作。
うーん、2つのテーマが結局バラバラのままエンディングを迎えてしまった気がして、なんか残念だった。
強引に結びつけると"ルーツ"なんだろうけど…

しかしペネロペ・
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俳優は俳優だ(2013年製作の映画)

2.0

キム・ギドク監督作だったけど、あんまり面白くなかった。

てかU-NEXTのコピー酷過ぎ。
"キム・ギドク監督×KPOPアイドル"とかいって、全然KPOPアイドルじゃない。俳優の話ですが。
調べたら、
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逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

対話を軸に話が進んでいく。
好きなタイプの作品だったが、ちょっと飽きる。

あの極端なズームアップ、昔のフランス映画みたいでちょっと笑える。