rmhチョコがけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

rmhチョコがけ

rmhチョコがけ

映画(451)
ドラマ(40)
アニメ(0)

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

"人生は、死を待つ間の暇つぶし"
名言過ぎる。面白かった‼︎

てっきり何か発端があってからの仲違いなのかと思ってたから、オープニングから、おーこういう…ってにやけが止まらなかった。

終始シリアスだ
>>続きを読む

青春神話(1992年製作の映画)

3.0

「河」が良かったので観てみた。
「河」と同じ家族が出ていて、え、これシリーズ物?って思ったけど、これも面白かった。

シャオカンが予備校生ってことは、「河」より前の時制だよね。製作年からも。

シャオ
>>続きを読む

(1997年製作の映画)

4.0

"絶望的なラスト"に向かうって紹介されてたから観たら、予想以上の絶望感で驚くw

何というかシュールな寓話的展開がけっこう好きだった。
じめじめした感じ、肌の生々しい描写、常に付き纏うエロティックさは
>>続きを読む

ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.5

"人権"とは…

っていうのが、観ててずっと頭に浮かんだ言葉。

この国では容疑者も警官も人権無視行為が通常化してるのか?
恐ろしい。

悪を一掃し、麻薬根絶を目指す警官にさえ嫌悪しか抱けないような描
>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.0

前半と後半の繋がりは?
途中、ドキュメンタリー調になった狙いは?

評価は高いけど、なんかすっきりしない出来の作品だった。

さっき観た「7月4日に生まれて」と繋げて考えてみると、男たちの戦争って精神
>>続きを読む

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.0

自分じゃ絶対チョイスしないけど、縁あって観ることになった作品。
良い映画だった。

しかし作品の7割くらいが"男でなくなってしまったこと"にフォーカスして描かれているのが、なんともアメリカらしいなと思
>>続きを読む

冷たい水(1994年製作の映画)

3.0

とにかく不遇な少年と少女の退廃的な話。

彼らの表情とかか良い。すごくリアル。
特に深い話ではないが、情景描写とかも好きだった。

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.0

スペイン王室への批判だったのか。
なるほど。

とにかく寂れた街に老人しか徘徊していない描写が印象的。
スペインのヒホンという街らしいが。

武士は食わねど高楊枝的な生き方をせざるを得ないのが、こうい
>>続きを読む

地獄愛(2014年製作の映画)

3.5

ベルギーの闇3部作の第2作目を観る。
これは好きだった。

エロくて変態で、残忍で狂気に満ちた実話ベース作品。
面白い。
おもむろにノコギリ出してギコギコし始めたときは驚いたw

まさに、タイトル通り
>>続きを読む

変態村(2004年製作の映画)

2.5

かなりメンタルに来る作品。

狂気だけど、そこは性的なものと切り離せないんだな。
女性がほとんど出て来ず、主人公マリクが餌食に…
って、なんかおかしくないか?

詳細が明らかにされないままストーリーは
>>続きを読む

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.0

クリスチャン・ベール×スコット・クーパー監督ということで、これは好みに違いないと観に行ったが、…

とりあえずラスト20分までは、だいぶ平凡なくっそ普通なサスペンススリラーだなぁと欠伸が止まらなかった
>>続きを読む

ガールフッド(2014年製作の映画)

4.0

"それは、私が欲しい未来じゃない。"

ラストの少女の決断には痺れた。
ここにはシアマ監督の強さのようなものが込められている気がした。
新年良作続きだ‼︎

フランス社会の底辺層を生きる少女たち。
>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

4.0

いやー、今年第2作目も刺さったなぁ…
良作だった。

大人になりきれない主人公と、11歳にして大人の事情をよく汲み取れる達観した誘拐された少女。
この2人のバランスの描かれ方が絶妙で素晴らしい。

>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

2023年第1作目鑑賞作品。(としてはあまりふさわしくないかも)

さすがミシェル・フランコ!
容赦ない残酷な描写がもはや清々しく、
絶望しかないラストも現実味があって良い。
世の中、そんなに甘くない
>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

4.0

数年前に頭20分くらい観て放置しておいたアジョシ。
やはりウォンビン観なきゃなーとやっと通しで観る。

うーん、…とにかくウォンビンが良い男過ぎる。
ストーリー展開としてはベタではあるが、とにかく人類
>>続きを読む

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.0

韓国No.1大ヒット!と謳い、ユン・ゲサン主演となれば観るしかない‼︎と、挑んでみたが……

ふつーかなぁ…
最初の、主人公と一緒にとりあえず訳わかんないままあわあわしながら物語が進んでいくのについて
>>続きを読む

草の響き(2021年製作の映画)

4.5

これめっちゃ面白かった‼︎
うわー、…最高に好み。

自律神経失調症の主人公の家庭に蔓延る、静かな不協和音の描写が最高だった。
ありゃ、息が詰まるわ。

めちゃくちゃ鈍感な奥さんを演じた女優さん、上手
>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

2.5

マ・ドンソクにとにかく笑える作品。
観てて元気は出るが、途中でなんでこれ観てんだろ⁉︎てふと我に返る感覚w

パク・ジョンミンがまた常にボッコボコにされるので、痛々しい。
でもやっぱり彼の演技は好きだ
>>続きを読む

天上の花(2022年製作の映画)

1.5

『天上の花』
ジャンル:コメディ
主題:無し

いやー、久々に邦画を映画館で観たら久々にあり得ないくらいの駄作に当たったぁー!
びっくりした上に、もう終盤あたり肩を震わせて笑うしかなかったわw

とり
>>続きを読む

サンセット・イン・マイ・ホームタウン(2017年製作の映画)

2.0

これ評価低いの分かるなぁ…て出来の作品。
パク・ジョンミンが1年かけてラップの技術身に付けて、減量した努力が全く報われないストーリー展開に編集だった。
残念‼︎
冒頭とラストだけは確かにカッコよかった
>>続きを読む

タチャ ワン・アイド・ジャック(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃカッコいい賭博師のパク・ジョンミンが観られる作品。
あのトランスジェンダー役演った、あの自閉症役演った彼が…
ここまでイケない男を演じられるのは、やはり彼の演技力の高さからだろう。
俺に触
>>続きを読む

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

4.0

泣いた〜…夜中にリアルに袖を濡らしてしまった。

実在する国内初の私設駅から、よくここまでのヒューマンドラマ創り上げられるなぁとそこにも感動。

道路がなく移動には危険な線路を通らざるを得ない村に住む
>>続きを読む

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

3.5

元チャンピオンのボクサーの兄と、自閉症で耳だけで完コピできる天才的ピアニストの弟、兄を捨て弟だけ育ててきた母親の話。

演奏シーンが見事だった。
あの役者さん、パク・ジョンミンは本当には弾いてないと思
>>続きを読む

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

2.5

確実に映画化失敗だろうと予測できる出来だったな。
絶対原作のほうがいいんだろう。
読んでないから、あくまで憶測だけど。

全く魅力を感じなかったなぁ…
ストーリー展開、演技、カット、全てに。

ジョシ
>>続きを読む

コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

3.5

素性を偽って山形の蕎麦屋で働く中国人の青年と、蕎麦屋店主の話。

中国にいても鳴かず飛ばず、病気の母親を抱えながら、ばあちゃんに罵られながら生きていたチャン・リャン。
日本に来てからも結局別人になりす
>>続きを読む

提報者 ES細胞捏造事件(2014年製作の映画)

3.0

真実が国益にならないときもあるけれど、あくまでも真実を追求しようとする。
彼らが真実を報道するために疾走する姿がカッコよかった。

しかしあの捏造した博士の目的は何なんだ。
名声なんだろうけど、けっこ
>>続きを読む

愛に奉仕せよ(2022年製作の映画)

2.5

北の炊事兵と、師団長の妻の不倫話。

観てるうちに、あれ?これコメディだったっけ⁈みたいな感じになる。
中盤のどっちの愛が上かを競うあたり、演技もカメラワークも急に舞台チックになり、ぶふっ‼︎てなる。
>>続きを読む

感染家族(2018年製作の映画)

2.0

中盤までは一風変わったゾンビ映画で面白いと思ったけど、その後は普通のゾンビ映画になっちゃってつまんなかった。

キム・ナムギルはこういう胡散臭い役がピッタリだと思う。

チョンビ役の子、可愛いしどっか
>>続きを読む

22年目の記憶(2014年製作の映画)

4.0

人生かけて金日成を演じ切った男の話。
主演がソル・ギョングさんということで、やはり間違いない名演技だった。

役者の人生という観点から観ると、描かれてた通り感動的だが、息子を持つ親という観点からすると
>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.0

自由と尊厳を求めて、国民たちが軍部政府に立ち向かう‼︎

壮大なスケールの作品で、めちゃくちゃお金かかってるのは分かったが、どこか遠くの出来事のように感じてしまう、そんな印象だった。
学生運動のときま
>>続きを読む

隠された時間(2016年製作の映画)

3.5

私からしたらちょっとファンタジー色強めだけど、面白かった‼︎

カン・ドンウォンのイノセント感半端なくて、きゅんと来たw
今まであまり彼に魅力感じなかったんだけど、いやこの役は良かった。

そして主演
>>続きを読む

ホームランが聞こえた夏(2011年製作の映画)

3.5

早朝に観たらその日1日目が腫れること間違いなしな作品。

過去の栄光を引きずった元プロ選手とかが、弱小チームにコーチとして送られて、彼らの姿から己を見直すという万国共通な感動的ストーリー。
そしてだい
>>続きを読む

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

4.0

これめっちゃ面白かった‼︎
北の超特殊部隊の男の子たちが南に潜入し、自分たちの生き方を見つめる話。

北朝鮮スパイあるあるな展開ではあるが、男の子3人が可愛いし、しかも…ん⁈こ、これはもはや、BL展開
>>続きを読む

ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

3.0

邦題通り、ペトラが至難に静かに対峙する話。
すっごい静かなんだけど、えっ⁈⁈ていうくらいの至難で、それも二転三転するしけっこう面白かった。

ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.0

寝る前に観るもんじゃない猟奇殺人もの。
嫌な予感はしたんだが、たいぶ的中して予想を遥かに超えたグロさだった。
しかも前半の蹂躙シーンも半端じゃない。

でも、へウォンの島に行くまでのあの寸劇いる⁈
>>続きを読む

(2005年製作の映画)

3.0

キム・ギドク監督作品の今まで観た中で一番キモいかもしれん…と思いながら観てから、…
やっぱり崇高な愛なんですよねぇ、これも。

こういう構図は、平安時代から描かれていたわけだし、やはり男性の普遍的な憧
>>続きを読む