Unashamedさんの映画レビュー・感想・評価

Unashamed

Unashamed

茶の味(2003年製作の映画)

5.0

うまーく色んなコンテンツが混ざり合っていて、違和感ありありになっても良いものの上手く混ざり合ってる。

芸術家気質的な家庭環境というか、こういうのほほんと過ごせる日々ってちょっと前はあったんだなあと空
>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

某タレントさんが「18前後の女の友情は小刻みに変化してくから〜」といっていたが、環境の変化に対応する為の代謝というかその副産物的に微妙な笑いの変化や意識の違いが目につき始めると妙に気になってくる。ある>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

5.0

アメリカの機密文書ってちょくちょく衝撃的な内容のものがリークされるがどういった流れで実際起こってるのか、何故そこまでのリスクを冒してまで試みるのか理解し得ない部分もあったが、誇張された映画といえど、心>>続きを読む

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

5.0

--視聴中にインドネシアで火山のニュースが入り、そのあと四国で地震。そんな人間ではどうしようもできない何かに直面した時に自分は何を思うのか改めてリアルな事象も相まって問われているような気がした。

>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

5.0

改めて。

この感じってもう擦られすぎて、ある種ちょっと遠ざけたくなるくらいの甘ったるさとフレンチスタイルの雰囲気。どこかの年齢でピンクを否定する感覚に近いというか。でもその障壁を自分自身で取り除けば
>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

5.0

クラシックの世界、バレエや楽器ってどうしても才能の上の圧倒的練習量の世界で、ある種スポーツとはまた違う極限に追いやられることがある。特に旧ソ連のハイパー家父長制の世界で音楽の夢を託されたユダヤ系の子供>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

これはどんなに許されざる描写があれど、不朽の名作と言わざるをえないほど、どの点においても完成度が高い。そして本質的な南部アメリカの心象風景の描写があり、いくらどんな過激な差別表現があっても禁止に踏み切>>続きを読む

ディープ・コンタクト(2021年製作の映画)

5.0

嘘そんな駄作かな、、?暗い印象は強かったが、あの意味のわからんモンスターも絶妙な強さで多分計算外かもだけどリアルみがあった。
たしかに設定等はどうであれ流れはかなり予測できてしまう。結局何が言いたいの
>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

5.0

なんとなーく視聴したが、登場人物の年齢設定が高校生なのだが、明らかにティーンではないのが違和感ありありだったが、意外とCGパートはとてもしっかりしており、ハンディカメラで撮っている設定も相まってかとて>>続きを読む

白鯨(1956年製作の映画)

5.0

この作品はある種ノベルファンタジー映像作品の金字塔の一作らしく、見なければならないリストにずっとあったが、まあ古い映画で、なかなか重い腰があがらず本日気合いを入れて視聴。
原作を読んでいないがこのお話
>>続きを読む

パルス(2006年製作の映画)

5.0

回路という作品のリメイクだということは鑑賞後に知った。!

なんというかザ2000年代な映像表現で、肌のヌルッとした加工感やカラーグレーディングも緑、青みがかなり強いtatu のmvを思い出したのと同
>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

5.0

これはねマジ難しいというか英語のエッセイには全面的に否定の姿勢で書いたけど、エンタメというかそういったものが健常者の為だけで健全な笑いってなんぞって問題も往々にしてあって、かといって無いもの、タブーと>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

5.0

実話がベースらしく、ちょうど同じ日にマリファナやヘロインの成分が強いチック症の症状を緩和するというニュースを見たところで、全然症状の根本は違えどこうして幽閉された肉体から心が解き放たれる瞬間があるなん>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

5.0

“アメリカ”社会に潜むステレオタイプを誇張したような作品でこのタイトルをフィクションとつける事の皮肉もとてもウェットに効いた発想で良かった。
散見される大量の思い込みとジェンダー性や人種に対する押し付
>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

5.0

初々しい画角も沢山あるが所々信じられない程作り込まれた美しいシーンが散見できる。
長寿シリーズの第一作目ってある意味隙間が多いほど掘りがいがあるというか、これだけ他作にも影響を与えた人の想像力駆り立て
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

5.0

これはかなり見る側の前提の知見や、知識、共感性が試される作品に感じた。

究極のことを言うと説明があまりにも少なく直接的にその虐殺を言葉にするシーンはない為、綺麗なお家に住む第二次世界大戦の物語、だけ
>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

5.0

まあ、暴力と性愛全開のザハリウッド映画というか、単純明快、悪が悪を裁いて正義を問う男性的なロマンスが詰まった映画。どこかコミック割のような展開でストーリーはどうであれ見やすいと思った。だが、カットの使>>続きを読む

エンカウンター 地球外侵略者(2017年製作の映画)

5.0

久々に痺れるほどのb級でしたねw
ただ細かく見れば、雲の表現とかUFOの登場とかどこかNOPEに通ずる表現があったり、意外にも完全否定しづらい映画だったかもw
2段オチの一個目ももっと深めればそれだけ
>>続きを読む

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

5.0

コンスタンティンもそうだけど、なぜこうもキアヌの敵は豪華でラスボス感すごいのだろうw
結構激しいシーン多めで、かと言って露骨な悪魔の描写はラストの冥界の入り口以外あんま出てこないのがとてもよかった。
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

5.0

素敵な映画だったなあ。。言葉数少なくでもそっと寄り添ってくれるような映像の誘導で導いていってくれる作品だった。

子供の領分がきちんと担保されている、というか見守られていて、何もかも過干渉に大人同士で
>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

5.0

ブルースウィルスの事一度たりともかっこいいとかどうとか思った事はなかったが、なんとなくこの普通のオッさん感とどこか抜けてる街にいるイケメン加減?がかっこいいのかもしれないと思えてきた。話はよくわからん>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

5.0

凄いなあと当時思っていたし感化されたのも事実。改めて観るとハリウッド黄金期のブラッシュアップ的なCG表現が多くて、今のアニメで起こってる呪術廻戦のオマージュ的なアプローチに感じに近い作品だなと思ってし>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

5.0

まあこれどちらの選択の描き方も極端だけどわかりやすいなとも思う。
時間やお金の価値を最優先にする人生なんて自分の人生には多分訪れないんだろうけど、その選択こそが正しいと思い込む、教育も都市の中でなんの
>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

あの一室で12人の役者だけでしっかりやりきる構成は当時としても相当画期的だっただろうし、ある意味カメラワークで見せれない分、完全に演者の力量によるところ。全く演技経験はないけどもしも自分だったら、、と>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

簡単にいうとトワイライトゾーンの狼男をカッパに変えたラブストーリー(マジ失礼)

正直かなり自分にとってあの造形が気持ち悪くて、ホラーを観てるような気分でありながらロマンチックというとても不思議な感情
>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

5.0

幼い頃からスポーツが大嫌い、所謂超文化系で天邪鬼な私としてはスポーツで一致団結するという感覚がわからないながらにも羨ましいなと思う。

本当に自分が持ち得ない高揚感というか、そういうスポーツで一つにな
>>続きを読む

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

5.0

90分映画で見やすいとは思うし間延びはしていない。がオチがどうしても6センスの二番煎じと言われても仕方ないかなと思ってしまう。キャストも豪華で力は入っていたが多分だが、“大人の力”で色々脚色されてしま>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

5.0

キャスティング、衣装、音楽のセンスは圧巻でオープニング一つでも無理なcg表現ではなくバンドシーン的なグラフィックのアプローチはさすが。

ただ、これはまあ結構議論、というか怒られそうなくらい歴史を改変
>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

5.0

これ改めて観ると色んな短所を長所に上手く変換してるある意味違う観点でクリエイティブな作品だなと思った。

日本語が苦手という事や、日本文化を完全に踏襲できないからこそ潔い振り切りというか。キャストの演
>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

5.0

前半は我慢してみて欲しい。
後半とんでもない展開になっていくから。
そしてちょっとでも不思議に感じたシーンは脳裏に焼き付けて進んだ方がいい。

何気ない避暑地での女同士のいざこざと小説家ならでは切り口
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

相当気合いの入った作品で賛否両論どんとこい!な威勢を感じる作品だった。
意外とこれメイキングを見て知ったがCGパートが少ないようでもその色眼鏡なしで見ても細部まで小道具や衣装までよく気が使われている作
>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

5.0

こらあすごい作品だわw脱帽w
最新作の方を先に観ていたのでなんとなくだが表現の方向性や幅をなんとなく算段して観ていたがゆうに超えてくる。

未来世紀ブラジル、というよりどことなく未来企業東京と言われて
>>続きを読む

>|