いわはるさんの映画レビュー・感想・評価

いわはる

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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

何度もテレビで流れてくる本作。
ちゃんと腰を据えて見てみた。

リリーフランキーと安藤サクラが共演してる事自体、日本映画の極みのようなもん。どっちか片方が出ていれば、作品の説得力が格段に増幅されるんや
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.0

愛のむきだしの後に鑑賞。
これも3時間と長いけど、面白かった。
たつ爺、坂田さん、津川さん演ずるキャラにまとわりつく哀愁とサワのサバイバル力で魅せていく構成がすごく好み。

ラスト1時間の深みたるや。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

2.8

4時間、長かった。
話はわかりやすくて、テンポもいいけど。
一箇所として監督は端折りたくはなかったんやろうなと。

描写でしんどいなと思う箇所が多々あって、その生々しさ、馬鹿馬鹿しさこそが表現したいの
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

実録物って変に脚色すると実録感が無くなるし、実録物然としたものを作ろうとしすぎると、見る方が退屈になる。

その辺、スピルバーグさん、エンタメわかってらっしゃる。

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.7

ムズいから2回見た。
見る文学って感じ。

ラストはかなり上位に来るくらい好き。

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.7

睡眠導入剤映画。

低評価の意味合いではなく、寝る前の読み聞かせみたいなフィールを感じた。

女性側が結婚が全てと縛りを求めて、男性側が自由を求める構図って、あまり無いような。その逆の映画がバンバン量
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.5

強烈な選択が最後に待ってるわけやけども、そこまで割と退屈で、物語が先に進まぬものかとモヤモヤする。

遂にそのシーンが訪れた時、僕らが見ていた退屈なシーンが、彼女にとってはとても愛おしい日々だったこと
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.3

タイパ最高のグッド映画。
内容、見せ方、申し分無くよく、
人にオススメを聞かれた時に一つ目に出す作品になった。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

戦闘がメインでない戦争映画ってこんな感じになるんやって素直に関心。

戦地に赴く前の結婚式のシーンから、急に場面が飛んで戦場に変わるの残酷。

ニック…

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

画力、画力、画力。
冒頭のクレジットからわかる異物感、傑作感。

主人公にイラッとさせられる箇所もあるけど、成長を暖かく見守ってあげるつもりで。

とにかくサイケなイカしたコミック。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.3

ヒットガールとビックダディのやり取りすべてがコント。バタフライナイフがお誕生日プレゼントな家庭、どこよ。

レッドミストの子もいい。あんな性格ひんまがってそうな、ちょうどええ顔の子、どこで見つけてきた
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アダプテーション(2002年製作の映画)

3.5

ニコラス・ケイジ出演作をバーッと見てて。前回レビューのフェイス/オフでこの仕事が来たって感じかな?

途中まではナニコレみたいな感じでみてたけど、「これはこの映画が紡がれるまでの物語なのか」と分かって
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.6

バカ設定。
ツッコミどころは山ほどある。
でも、この時代特有のハデハデ演出で帳消し

一個言わせてもらうなら、ニコラス・ケイジがはじめええ奴、トラボルタがはじめ悪いやつの方が見てみたかった。

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.5

どうしようもない奴の話でしたが、誰かがそいつをどうにかする訳ではなく、そいつなりの尊厳を尊重してあげる作風。

ニコラス・ケイジがうますぎてビビる。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

だいたいのあらすじが、こういう作品は見る前からわかってしまう。だからこそ、どういう見せ方をしてくれるかっていうのが、他の作品以上に重要だと思う。

登場人物毎のチャプターがあって、オギーひとりの物語に
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クローサー(2004年製作の映画)

3.0

大人の恋愛ものかと思ったけど、結構ガキ臭かった。割とトンデモ展開や、「それで冷める?」ってのがある。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

ピースがハマっていくのが気持ちいい。
本題に入るまでが早くて、好奇心くすぐられながらの終わってみると2時間経ってない。

ちょうどええ。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.6

コメディ要素だいぶ強め。ボケ数が多いけど、くどかったり寒かったりがなくて、めちゃくちゃ見やすい。

お伽噺のフィーリングで楽しめて、スパイクを許容できれば、全年齢対象の人にオススメしやすい映画やなと思
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.2

ローグネイションよりおもろい。
しかし、トム・クルーズは映画の作り方がめちゃくちゃ上手い。上手すぎる。

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.7

英語圏以外の映画をちゃんと見たのはあんまり無いかも。リメイク版もまた見てみたい。

タイトルから思ってたイメージと違う映画でさっそく裏切られた感。それが軸とちゃうんかいという裏切りが気持ちよかった。
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.0

2回目の鑑賞。やっぱりハマれなかった。
やってることは凄いけど、先取り感は凄いけど、どうも好みじゃなかったみたい。

スピード(1994年製作の映画)

4.0

レンタルして鑑賞。

これは凄まじいエンタメ。映画体験として申し分ないのが撮れてる。CGものがやっぱり増えてるので、こう一昔前のしっかり火薬使ったりとかのド派手な演出が恋しくなってたときのコレ。

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ハートブルー(1991年製作の映画)

3.2

結構、久しぶりにTSUTAYAにレンタルしての鑑賞。凄い縦横比でパソコンの画面をフルスクリーンにしても、まわりの黒枠が気になった。

元大統領のマスクを被った銀行強盗団に、それをサーファーだと特定する
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.5

カス描写の分だけ、最後に母親がスカッとした展開を持ってきてくれるのかと思ってたら、ただただずっと重たいし救いがない(あっても微量)。

偽の息子の動機なんやねん、それ。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.1

うーん、かな。
ちょっとハマりにくかったですね。

診断内容別のキャラ付けが100%活きてたかと言われると微妙な感じがします。

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.7

公開当初は二番煎じかと思って見てなかった。好きな質感で非常に良かった。

ボヘミアン・ラプソディは公開後初めての土日に見に行って、「あ、人生のベスト来たかも」とゾワゾワさせてくれた。ただ、自分が物凄い
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

やってることはベタ中のベタで面白みには欠ける。オールキャスト、アジア系で撮りあげたために名作扱いされているだけの映画。

冒頭の場面転換で用いられるアニメーションは、ほんまにハリウッドの人間が編集した
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.7

素晴らしい脚本。そして画力。
質のいい映画を見たあとは、あんまりコメントを並べたくない。

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.7

これは無茶苦茶でした。
ほんまにプラトーンの監督かと思うほどに。

モノクロとカラーの切り替えの意味のわからなさ、急に放り込まれる狂気じみたアニメーション。怪作のひとこと。

ロバートダウニーJrがブ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

前半が結構退屈。
チンクアンタの立ち位置がよくわからない。
実話ベースやから、しょうがない所もあると思う。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.2

こういう地味な映画大好きです。

色々と説明ができない作品ではあるけど、こんな演技してる感のない、一般人の辛い日々をただ切りとったような作風は好みなのでぶっ刺さった。

くっさい芝居はほんまに苦手なの
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.1

ジェンダー観に異を唱える人がいたら慎まなければならない発言をあえて言うと、「男性脳の嫁」と「女性脳の旦那」でした。日本古来から《私と仕事どっちが大事なの》は女性が言うセリフやけど、今回は逆。

嫁さん
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

撮り方は凄く好き。
ただ作品としては好きではなかった。

省エネ感でだいぶ幻滅させられたな。
ノーラン作品=大傑作ではないみたい。

監督は説明を省きたがりなのか、下手なのかどっちなんでしょう?

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

映像美が凄まじかった。
雪原と日光が作り出す映像の数々は壮観であり残酷。

カメラのパーンというか、しっかりフリがあるなとも思った。まずディカプリオ扮するグラスが何かに反応する→対象へとカメラを振る→
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

無茶苦茶ですね。
何よ、ギター弾くだけの奴は。

逃走劇がずっと本編通して続くわけで、設定の馬鹿さ加減から、脳みそ空っぽで、汁垂れ流しながら見れる映画かなと思っていた。

けど、伏線張るとこ張ってたし
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