結構前に見たけど、テンポ感が良かったのとスーンって過ぎていく薄いリアリティが好きだった記憶
絶望の果てに何を見るのか。
夫婦という関係はある意味で縛り。
その縛りは心地良い時もあれば、重荷にも、重圧にもなり得る。
メガネのように、失われた世界を綺麗に見るための道具が夫婦であったら良いのだ>>続きを読む
ようやく観れた。幼少期の環境は、その人だけの社会を作って、世の仕組みの中で孤立した社会に閉じ込められてしまう。
秋の深まった時期、土曜日の深夜2 時とかにおもむろに、窓開けっ放しでビールでも飲みながら、毎年観よっと。
またこの繰り返しか、という日々を過ごしてる自分にとって鮮烈なテーマだった
淡々と着実にほつれていく物語。
登場人物たちは、ほつれる関係を結び直そうと努めて、諦めて、またやり直して、を繰り返す。
社会のルールに当てはめると決して正しいことではない彼らの営みは、ある意味、人>>続きを読む
詰め込み過ぎな感じはあったけど。まあ。
少林サッカーみを感じた
BLは年齢を超えるんだな。
LGBTだ、多様性だなんだと事あるごとに許容範囲を広く、広くする今の時代でも何となく、声高に美しいと言えないジャンル。
けど結局描かれる人間関係がピュアであれば、人類が平等>>続きを読む
ざっくり、決別と再開の物語。
現実と別のファンタジー的な世界。子が過去の親を離れ、新たな親が子を受け入れる。そこに比喩表現としての近親相姦を見た。フロイトが言うところのエディプスコンプレックスかな。>>続きを読む
これ系か、とたかをくくってたけど、まんまとのめり込みました。
クリエイターの裏で奔走する制作進行にちゃんと光を当ててる。
やっぱフィジビリが大事なんよ。
なんとかロードショーでたまたまやってたのを鑑賞。
めがねとか南国料理人とかちょい前の日本の映画って、VHSっぽいテンションの映像とシュールなコメディ、人情のバランス感が好き。
綾瀬はるかも素敵。
抽象的でメッセージ性の強い斎藤工のポルノ映画かと思ったら、
終盤浅野いにおワールド全開。
で、またポルノに戻って、
浅野いにお風社会風刺からの感動系エンディング。
各所に、いにお感が散りばめられてて良>>続きを読む
原作読んでないのもあったけどかなりヘビィだった。
角田光代の描写が映像として監督の目線を通して歪曲し誇張され、芸術に昇華されたような印象。
角田光代は、あくまで日常と地続きに非日常を描く作家だと思う>>続きを読む
確かに賛否両論別れそう。
日本的な表現から逃れようとした結果、中途半端で冗長な感じがありながらもこれはこれで好き。
障害を乗り越える過程の全てに歌がある。
耳が聞こえない家族に生まれたからこそ出せる歌声がある。
俯瞰してみたら演奏、ダンスのシーンが最高。
ミュージカルじゃん
2もいいけど1のが好きだな。
あの時代に描かれたある種ステレオティピカルな未来がもう既に過ぎた。
技術はなくても空想だけならいくらでも時間旅行ができるから映画ってすごい
壊れゆくマリコを救えなかった親友が無念を晴らす旅に出る。
それは、マリコのためか、それとも自分が解釈したマリコへのやるせなさを解消するためのエゴイズムか。
私は後者だと思った。
永野芽郁演じる主人>>続きを読む
自然音を特徴的に拾ってたのが印象に残る。
日常にあふれる音をシナリオで際立たせて、難聴の人が生きる世界を逆説的にリアルに表現する。三宅監督すごい。
自分もアルプススタンドの端の方にいた高校時代だったなあと、形而上学的に想いを馳せるのであった。
もっと早く見ておくべきだった。
5 つに章立てされた複数の物語は、
相関しつつも
全く別の世界としても成立する。
分断された階級の差、
つまり壁に対して、
登場人物たちが
章を経るごとに歩み寄って>>続きを読む