ALLYさんの映画レビュー・感想・評価

ALLY

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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

-

阿部サダヲがすごい…

でも演出は全然良くないし、古い、きつい。
岩ちゃんの役、ちょっと笑ってしまったわ。

孤狼の血とか好きなのになー
白石監督なんでだ…

関心領域(2023年製作の映画)

4.1

映画館で観るべき映画。
良い音響を聴かないと、意味がないかも。

"見せない"という写し方。
徹底的に画面から排除されているから
その存在が大きくなっていく。
だか、登場人物たちは全くその気配に恐れを
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.6

ティモシーが美しい…
この美しさにカニバリズムを持ってきて、
血みどろの愛を表現できたらそれはそれは美しいものが出来上がるだろう…という期待が膨らんだ監督なのか、企画陣なのかの気持ちは分かる。が、
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.2

「空白」といい、吉田監督のセンス…つぼすぎる。繊細さとバランスで観客の感情をしっかり動かす。ここしかないみたいな縫い方をしてくる。ちょっとすごすぎる天才的なセンス。あそこに虎舞竜持ってくるシナリオ、誰>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.2

切ない…。あみこの世界と、あみこを受け入れられない世界。ほんの、ほんの少しだけの違いなのになんでもこうなってしまうんだろう。描き方も、役者も、すごく良かった。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.3

変な考察は読まなくていい。
物語の真相を追わなくていい
そんなところに解答はない。
ただ思いを馳せることに注力すべきだと
言われた気がした。

何度も思いを巡らせ、
噛みに噛むこと自体に
この映画の意
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.1

クリストファーノーランの時間軸ばら撒きスタイルがシンプルに、存分に、活きた作品でした。

タイトル「フォロウイング」は作品のテーマである"尾行"を指すとともに
観客がこの時間軸を辿って探偵のようにスト
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

やっぱりクリストファーノーラン
人よりハマれない笑
私は中盤全然眠たかったwww

でも最後のほうの葛藤の描き方、台詞、
全部ずっしり、美しい感じ。
ショーレース総なめの理由はよく判りました。

鑑賞
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

現代作品にはあまりもう見られないような
古典ロマンス感と現実感があって良かったです。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

面白かったー。

こんな映画が成立するのか!
(撮影許諾的な観点も、構成の観点も)

してやられたな。

"フィクションは現実を超えられない"
という論が果たしてが正しいかはさておき
そう思わされる作
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成功したオタク(2021年製作の映画)

-

推しって、どういう関係なのか
推すって、どういうことなのか

韓国っぽい熱量だから共感できるところと
できないところがありつつ
笑いながらも考えさせられる作品でした。
グッズの葬式するシーン最高だった
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

三宅監督の描く世界はやっぱり素敵だなと思いました。

綺麗な言葉を選ばず言うと、
ストーリー展開のための作り手都合の
不自然な会話やシーンがなく、
その分リアルで刺さる。そんな感じ。

無理がない分、
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.7

【編集中】
これは、、めちゃくちゃ好き!!!

でも世の中広くにはウケない絶対!笑
みんなこの面白さ解って!とも思わない。
この面白さ解らない人センスない、とも思わない。

ただ"好きな人はめっちゃ好
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このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.6

「違う惑星の変な恋人」をまだ見れてないのでなんともですが…

この会話劇は好き嫌いが分かれそう。

ふっと笑えるようなシーンが
いくつもあって面白いなと思う一方で
屁理屈っぽい会話がずっと
続いてくる
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

確かに宣伝文句はミステリー味が強いし
その類を期待して行くと想定と違う感はある。
でもなんだろう、この期待外れ感はそれじゃない。

ヒューマンドラマとしてでも突出した部分を
正直そこまで感じなかった。
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.1

劇中に登場する映画作品「別れのまなざし」と
本作「瞳を閉じて」が
対をなすように、
しかし交差するようにして
自分たちに人生というあまりにも莫大で抽象的な議題を持ち掛けてくれる。

失踪した友が記憶を
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.9

ビクトル・エリセ特集上映にて鑑賞。
昨日「エル・サール」を観たけれど、
エリセの映画は遠く忘れて心の引き出しに奥深く眠っていた幼少期の感覚を呼び戻してくれる。
そういう意味ではアッバスキアロスタミの「
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.0

父と娘。
沈黙の中に鎮座する確たる繋がり。
近くて遠い得体の知れない存在。

ベットの下に隠れるシーンの秀逸さに
名作と言わしめる理由を感じました。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.0

壮絶。
脱北をここまで追えたドキュメンタリーはかなり稀有なのではないでしょうか。

川を渡って終わりではない、
脱北の厳しすぎる旅路。
強制送還、人身売買の危険からとにかく逃げ走る終わりのない恐怖。
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

原作好きなので
ちょっと実写化に不安を抱きつつ鑑賞。
結果、めちゃくちゃ良かった。

和山先生の漫画原作の
テンポ感とシュールさが
すごく上手く映画にされてて、
再現度が高いと思いました私は。

さら
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.0

面白かったです。期待通りの内容と満足度。何も考えずに映画みたい時におすすめw

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.7

笑いのカイブツ というタイトルですが
作品自体にコミカル要素はあまりない。

そこをごっちゃにして期待して行くと
ハズレ感がある。
(まさに私は原作予備知識なく、
仲野太賀や足立紳の文字面に
なんとな
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.2

リンチさんこんなの撮れるんだ…。

鬼才ピカソにも言わずもがな
高いレベルの美術基礎があったように、
その奇怪さばかりが先立って評価の対象になるリンチにも
映画監督としての備わったその力量が半端ないこ
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