ROSAさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ROSA

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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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ずっと重苦しさが支配してる

スペイン内戦終結直後の1940年
台詞に隠された強いメッセージ

風の音だけが聞こえる荒れ野
会話のない父と母 姉イザベルの嘘

"少しずつ忘れていくよ 大切なのは生
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神々と男たち(2010年製作の映画)

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最後の晩餐
クリスティアンが流した涙は 喜びと悲しみの涙

ランベール・ウィルソンを追いかけて観た映画
ずっと続く"この不可解な状況で" 祈ることしかできないの

大恋愛(1969年製作の映画)

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——工場を営む実業家の一人娘と結婚した男。どこか満たされない日々を送っていたある日、若く美しい秘書が現れ・・・

妄想を画にしたらこうなるのね
ベタなコントはちょっとドリフを思い出しちゃった
美しい
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

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ピエール・エテックスって誰?
でもなんだかとても気になったのです
 

——世界恐慌で破産した大富豪はサーカスの地方巡業で暮らしを立てることに。やがてサーカス界で成功をおさめた息子ヨーヨーは・・・
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

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——イタリア トスカーナ 古代エトルリア文化が香る土地
昔ながらに生きる養蜂一家の少女の物語——

 
"疲れてないの?"
モニカ・ベルッチ演じるミリーが 少女に 自分自身に問いかける
つくりもの
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死刑台のメロディ(1971年製作の映画)

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移民の国アメリカ 自由の国アメリカ なのに…


シカゴ ロンドン サンフランシスコ ニューヨーク
サッコとヴァンゼッティの釈放を求めるモノクロの群衆に
♫「Here’s To You」Ennio M
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ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

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——1907年のクリスマスイヴから始まる裕福な俳優一家エクダール家の人々の物語
 

"世に悪党は限りなく 日は暮れんとしている
 悪は鎖を脱して 変人のごとく駆けめぐり
 害毒は我らを汚染する
 
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

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嫉妬 エゴ 欺瞞 暴力 権力への執着・・・
人間の嫌な部分を見せつけられて苦しくなる
きっとそれが誰の中にも存在しているものだからでしょうね

宗教って信じるってどういうことなんだろう

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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

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"ラザロ みんな待ってるぞ"
"ラザロ おばあちゃんを連れてきて"
"ラザロ 鶏を捕まえて小屋に戻しておくれ"
"ラザロ そこに木箱を運んでくれ"
"ラザロ ラザロ ラザロ ラザロ ラザロ・・・"
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

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"沈黙すればウソをつかずに済む" ?

"深く考えずに生きる方がずっと楽でしょ"

エリーサベットとアルマ 心を病んでるのはどっち?

ひとつひとつの台詞が私に問いかける
満たされるってどういうこ
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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

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"あなたはどうしたいの"

"自由になりたい"


冷戦時代 ソ連から西側に亡命した伝説のダンサー ルドルフ・ヌレエフの半生

空港でのシーンは緊張しました
ほんのわずかな時間でその先の人生を選ぶっ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

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ミセス・ハリスの幸せをみられて 私も幸せ

500ポンドのDiorのドレスは着られないけれど
私も夢みる時間を大切にしたいな

 
最近イチオシのランベール・ウィルソンは素敵な侯爵の役
(あっ でもち
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


——フランスは花の都パリ
セーヌ川左岸でも 右岸でも 昼間でも 夜でも 肉屋も パン屋も・・・プードルも 愛を交わす

やっぱり可愛いオードリー🎀
ゲイリー・クーパーはちょっとおじさますぎるけど素敵
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

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孤独を埋めるのは 誰かとただ心通わせること

男とか女とか血の繋がりとか
"こうあるべき" に囚われたまま
だけど そこに縋るしかない私

どっちにしても ひとりじゃ生きてけない

シンプルな情熱(2020年製作の映画)

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いつか終わりがあるってきっとわかってだんだね 最初から
アレクサンドルじゃなくて他の誰かでもよかったのかも…
エレーヌだけが次のステップに進めるのかな


アレクサンドルを演じたセルゲイ・ポルーニ
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ランデヴー(1985年製作の映画)

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——ただいま到着の電車は トゥールーズ発 モントーバン カオール リモージュ経由 パリ終点です——

最初から瞳は泣いてたもの
生きてるのに死んでるみたいだった
危うくて 今にも壊れそうで

パリに
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私の秘密の花(1995年製作の映画)

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確かめるのが怖いのは ひとりぼっちだから
哀しいことも 嬉しいことも

床に散らばるビー玉
学生デモの紙吹雪

身動きの取れない孤独な私を見つけてくれたなら もうそれで充分

マレーナ(2000年製作の映画)

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——初めて彼女を見たのは 1940年の ある春の日
私は12歳半だった——

シチリアの風景にモリコーネの音楽

ここで生きて行くと決めたマレーナに涙が止まらない

戦争さえなかったら なんて言わな
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巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)(2003年製作の映画)

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ずっと微笑みながら観てしまいます
1920's Parisのファッションもたっぷり


ええ 大きな声で言いましょう
"このオペレッタは楽しかったと"

"また見にいらして"
ええ 来ますとも もう一
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1000日のアン(1969年製作の映画)

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クラシカルなこの雰囲気 好きです
強気なアンがカッコいい
皮肉たっぷり 含みのある台詞も面白くて…

リュートの響きってどこか哀しいですね

映画を見終わったあとアン・ブーリン、ヘンリー8世につい
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ハイヒール(1991年製作の映画)

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自分を捨てられなかった母
母の愛を求め続けた娘
母娘の関係って永遠のテーマなのね

ハチャメチャなのにシリアス
坂本龍一さんの哀しくて優しい音楽

アタメ(1989年製作の映画)

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モリコーネも追いかけたくて
アルモドバル監督も追いかけたくて
近ごろの私にこの映画ピッタリ!


あり得ない💢
んっ🤔あり得る❓
やっぱりあり得ない❗️
でもね・・・

最後に涙ぐんでしまったのは
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

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モリコーネの映画のあと どうしても観たくなって

断片的に覚えてる
随分前 きっと229分という長さに何かの理由で中途半端に観てたのかもしれないなぁ…って思いながら

少年の頃一緒に川へ落ちたマックス
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天使の詩(1965年製作の映画)

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"誤解は—— 私たち人間の宿命ですから"
少し前に観た映画にそんな台詞があったけど・・・

早くママのところへ連れてってあげて!


オープニングクレジットからずっとのクラシカルな映像と音楽 好
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ミッション(1986年製作の映画)

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何かを犠牲にしてまで守らなきゃならないものってなんだろう

正義って勝手ですね


"力が正しいのなら
この世に愛は必要なくなる
私はそんな世では暮らせない"

ガブリエルのオーボエ♫

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

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サスペンス? ファンタジー? んっ? 違う・・・
途中から女たちの秘密に気づかされ

コソコソしながら でも妙に生き生きしてる
逞しくいられるのはひとりじゃないからね

ペネロペ・クルスの美しさが全て
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

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アルバム「What's Going On」を聴いてて この映画観てみようかなって

モータウン? 何かのレーベルね?
そんなレベルだった私に言えることは何もないけれど・・・

"闘わざるを得なかった—
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シチリア!シチリア!(2009年製作の映画)

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トルナトーレ監督の愛すべき故郷シチリアが詰まってる!

やっぱり映画が好き♡

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

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結局 ああするしかなかったのね
ただ一度の心からの微笑みと共に

最初から結末はわかってたのかも
ジュールもジムもカトリーヌも

幸せでもそうじゃなくても満ち足りることなく常に何かを求め続ける孤独なカ
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

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人は皆誰かを愛したいんだね
愛する存在を求めてるんだね

身体を寄せ合い単調なリズムで踊る
ギターの音色に涙が止まらない

4年間ずっと眠り続けてたアリシア
ベニグノの声 そしてマルコの声もきっと聞こ
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

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正常が異常とされるα都市 アルファヴィル

ダイレクトな諷刺が考える余裕もないくらいに次々と現れる

"愛という言葉を考えろ"

最後の20秒
望んでた答えを真っ直ぐに示されて鼻の奥がツンとした

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

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"だけど 音楽が僕を変えたんだ"

ビートルズになる前の"彼"の物語

ずっと愛を求めてたジョン
スタートはバンジョーだったんだね

アルバムでは『Rubber Soul』が好き♡ってくらいで全く詳し
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パリ13区(2021年製作の映画)

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"あなたは誤解してた
私もそう"

本当の自分に気づいてても気づいてなくても
そのままでいられるなんてないのかも

そもそもみんなごちゃまぜだもの
人も街も