ROSAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ROSA

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街のあかり(2006年製作の映画)

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♫ 涙は見せぬが 心は泣いてる

ソーセージ屋のアイラのことよ
救いようのないコイスティネンじゃなくて

最後に手をそっとのせてくれたらどんなによかったでしょう

キッド(1921年製作の映画)

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"A picture with a smile — and perhaps, a tear."

チャップリンは優しいんだね

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

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ずっと前に『街の灯』を観て以来チャップリン
またまた "なんでやねん!" の連続だけど
やっぱり笑っちゃう

スマ〜イル♫のメロディが流れ出したらそこからはチャップリンの優しい世界に涙があふれそうにな
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今のままでいて(1978年製作の映画)

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『パリ,テキサス』でみたナスターシャ・キンスキーの美しさに衝撃をうけたのはいつだったかなぁ
× マストロヤンニ ってどんな映画?

ナスターシャ・キンスキーはやはり美しいです 美しいけれど・・・
それ
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五月のミル(1989年製作の映画)

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1968年5月 南仏ジェールのヴューザック家
パリは革命の真っ只中・・・

コメディ? そうね 皮肉たっぷりのね

美しい風景を見下ろす丘 小鳥の囀り

"分かるか? スイカズラの香りだ"
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オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に(2010年製作の映画)

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パリ・オペラ座のバレエを少〜しのぞいてみたくて・・・

少女の頃から美しいオーレリ・デュポンは歳を重ねて更に美しく

バレエの映像をみると 背すじを伸ばしたくなりますね
ほんの数日だけ いいえ数時間
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風にそよぐ草(2009年製作の映画)

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この映画の空気感好きかも
色? 音楽? テンポ?
私 アラン・レネ監督 好きなのかなぁ なんて思いながら

手紙って良くも悪くも心乱れさすのね
碧いランプにトリュフォーを思い出して…

"間違いは誰に
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六つの心(2006年製作の映画)

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みんな どこか偽りの中で生きてるのかも
でもそこに留まることしかできないとしたら

"結局 人間は孤独なんだ"
"私の考えでは —— もう少し複雑なはず"
そう 複雑

六つ それぞれの心
本当の自
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父と暮せば(2004年製作の映画)

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「娘のしあわせを願う父」は、美津江のこころの中の幻
(原作 井上ひさしさんの あとがきに代えて より)

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

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"何を考えてるの?"
"どんなに幸せかと"

人生はとても重いもの
たとえ儚く短いものだとしても

少し前に原作の小説を読み 数十年ぶりの鑑賞
前に観たのは多分20代の頃
それから私自身歳を重ね 今
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静かなる男(1952年製作の映画)

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数日前に読んだ村上春樹さんの「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」の中で "見ているうちに、ささくれた心がだんだん鎮まっていくのがわかる。" と書かれてた映画
別にささくれてもないんだけどね 見
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

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みんな歪んでる
やり場のない思いをどこにぶつけたらいいの?
みんな見て見ぬふり
お願い誰か助けてって言える?

オープニングクレジットでチラチラと煌めく光の粒
殺虫剤で駆除されようとする"危険な昆虫"
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

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フランシスとマリー
ニコラに対する思いを探り合いながら
実は互いに依存し合ってるのかな なんて
結局 みんな誰かに愛されたいんだね
誰のことも好きになれないニコラは哀しいけれど
いつかきっと心許せる時
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アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(2015年製作の映画)

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インド 雑踏 ガンジス川の沐浴
そして フランシス・レイ
始まりからこの映画好きになる予感しかなかった
 

どうしようもなく惹かれてしまうってこと きっとあるもの
インドの"生と死"がそうさせたの
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アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

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キュートでパワフルでオシャレで正直で愛にあふれて…
アニエスにとってこの世界は "制御できない感動が存在する" 素晴らしい世界

全てにありがとうって言いたかったんだね

トリュフォー ゴダール レネ
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過去のない男(2002年製作の映画)

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笑っちゃいけないところで笑っちゃうこの感じがカウリスマキ監督なのかな

今からでもやり直せるさ
愛はまだまだあるんだよ
人生捨てたもんじゃない
神さまはちゃんと見てる

ってことね

カウリスマキ監督
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浮き雲(1996年製作の映画)

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誰をリストラするのかカードで決めるの?
暴れて切りつけるアル中の料理人ってあり?
床に穴の空いた車でも売れるの?
シニカルさ 全開です

すごい災難続き でもコミカル
なんだかこの監督 クセになりそう
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めまい(1958年製作の映画)

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ぐるぐる回ったり 落ちていく映像だったり
当時きっと斬新だったのでしょうね

人って記憶の中に生きてるってことなのかな
とても繊細な生き物なのね なんて思いながら・・・
あれっ?ヒッチコックってサスペ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

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カッコいい映画
流れるような映像 ズーム
美しいイングリッド・バーグマン
ホールに響くラ・マルセイエーズ

プロパガンダ
確かにそうですね

♫ As Time Goes By 弾きたいな

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

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このお母さん 狂ってる?よね?
でもでも 監督の作品を観るのは2回めだから
常軌を逸した場面にもちょっと慣れてきたかも
監督は楽しんでるんだよね 遊んでるんだよねって

過激なシーンもたくさんだけど
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

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この宮殿 実在するのですね
寡黙で不器用な郵便配達員シュヴァル
愛娘のため 33年の歳月を費やし理想宮を築きあげたシュヴァル
彼のひたむきな思いとそれを支える人々
生きていれば いろいろあるけれど
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暗くなるまでこの恋を(1969年製作の映画)

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舞台の始まりはフランス領レユニオン島
そこからニース エクサン・プロヴァンス リヨン
そしてスイスへ向かって・・・

とことん悪女のカトリーヌ・ドヌーヴ 美しいです
サンローラン?の衣装もすごく素
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あの愛をふたたび(1970年製作の映画)

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えっ?そんなに簡単に一夜を共にしちゃうの?
なんて思いながら・・・

そのうち 最初から終わりが見えてる恋もあるのかな〜 って思ってしまうのは きっとフランシス・レイの音楽のせいね

劇中劇&ロードム
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

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ミッキー・ローク観たくて…
随分昔に観た記憶 たぶん30年ぶりくらい 真夜中の鑑賞
 
怖かった😱
でも画面にはほとんどずーっとミッキー・ローク
ってことで目的達成!

大いなる遺産(1998年製作の映画)

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過去を葬り去ることで自由になろうとしても
傷つくことを恐れて自分を誤魔化しても
結局 なかったことになんか出来ないのね

廃墟での子ども時代は幻想的で夢の中のよう
劇中のクレメンテの絵が印象的です

NINE(2009年製作の映画)

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始まって5分でもう"観終わるのもったいない"って思っちゃう
ワクワクが止まらないってこういうこと⁉︎

グイドとルイザのラブストーリー?
そう そして愛はあっちにもこっちにもいっぱい♡
監督業も大変ね
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白いリボン(2009年製作の映画)

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こんなに緊張した映画は久しぶりです

小さな村の不穏な空気
悪意 嫉妬 無関心 暴力 迫害 脅迫 復讐
抑圧から生まれる罪はあらゆる所に

とても個人的なことがやがて大きくなり世界を壊し
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エトワール(2000年製作の映画)

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"踊ることは歓びよ 増幅する歓び"

肉体も精神も全てを捧げる姿 羨ましかった

フランチェスコ -ノーカット完全版-(1989年製作の映画)

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信じるって本当はとても孤独なものなのですね

苦しみの果て 心からの喜びにたどり着いたフランチェスコ
優しく柔らかな微笑みのミッキー・ロークに涙がこぼれる

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

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いつか忘れ そしてまた思い出す
忘れたふりをしなければ どうやって前を向けばいいの

繰り返される愚かな過ち

二人の会話はまるで詩のよう
互いの悲しみを癒やそうとする二十四時間

あなたはヒロシマ
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グロリア(1980年製作の映画)

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オープニング 映し出されるニューヨーク
もうこれだけでなぜか泣きそうになる
ずっと自分でも涙の理由がわからないまま すごくドキドキしながら…

"大丈夫 殺しは もう慣れっこよ"

いつだってピン
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ニューヨーク、アイラブユー(2008年製作の映画)

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スミレの花束が届くお話が好き
"ここはアメリカ人が少ないです"
"それが この街のいいところね 皆 よそから来てる"

ニューヨーク
今だけの これからの 永遠の 小さな11のラブストーリー

愛、アムール(2012年製作の映画)

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"とても長い… とても… 楽しかった"

そっと手を重ねればわかりあえる
思いが通じたその時を最後にしたかったんだよね きっと

シューベルト即興曲第1番の切ない旋律


エマニュエル・リヴァ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

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誰もがとりこになる街パリ
2010年から古いプジョーでタイムスリップしたのは1920年代
フィッツジェラルド ヘミングウェイ ダリ ピカソの登場
さらにタイムスリップしてベル・エポックへ
ロート
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

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こんなの観たことない
avant-garde ってこういうことなのかしら

沈黙と静止に緊張が高まり身動きが取れなくなるような感覚

衣装はシャネル
この映画 衣装を観るだけでもいいと思えるくらいです
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