ROSAさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ROSA

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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

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全てから逃げたくなるほどの絶望があったとして
人はどうやってそこから抜け出せるのかな

解放と束縛とを繰り返す日々
迷いながら
でも少しずつ変わってゆけるなら

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

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"僕がお茶を入れたり 君が入れてくれたり・・・"
"これなんだな これが人生なんだ"

答えはないけど 希望が見える
そんな感じかな
Cimarosaオーボエ協奏曲のせいかもしれないけれど

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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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娘に借りた映画
この監督の作品 "結構好き" らしい

青空に白いフェンスと赤い薔薇
見始めた時の "この感じ好きかも" は その後数秒で打ち消され 滑稽にさえ映るほどの常軌を逸した場面の連続に目を背
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

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"なぜ多くの罪もない人々を殺すの?"
"なぜなの?"
ずっとテッサの問いに答えられないまま・・・
今 世界で起きていることは何のため?

"人は善き行いによって罪を贖えると思うか?"
ひとつの罪に終わ
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

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"死は突然やって来る"
"せいぜい生活を楽しんでおくんだ"

悲しくないわけじゃない
でもなんとか生きて行くよって伝えたいんだ

「友だちのうちはどこ?」のあのジグザグ道
走ってたのはきっと成長したア
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ホフマン物語(1951年製作の映画)

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マリインスキー・バレエの《くるみ割り人形》を観たあと原作者E.T.A.ホフマンの物語を

機械人形オランピアの物語の舞台はパリ
ジュリエッタはヴェネツィアの高級娼婦
ギリシャの島に暮らすのは胸を患うオ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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最初に "字幕:戸田奈津子" って出て ワ〜ォ!ってなって
トム・クルーズがバイクでビューンって行くとこカッコよかったな

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

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随分前に観たときから
とにかく色が好き
最初のくるくる回るとこも好き
ゆる〜いテンポもすごく好き
イヴの美しさもね

"(人々が)犯した歴史上の蛮行をすべて挙げてたら 夜が明けちゃうわ"

タンジール
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終電車(1980年製作の映画)

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始まりは 1942年9月 パリ
占領下で劇場を守り続けた人たち

戦闘や悲惨なシーンはないのに
むしろコミカルでさえあるのに
こんなにも心打たれるなんて…

カーテンコールで輝く笑顔
ジョルジュ・
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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どんなに辛くやり場のない気持ちを抱えていても
たったひとつの救いがあれば乗り越えられるのかも


あ〜
最後のカットで声を出してしまいました

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

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逃げ出したかったのね アデル
ピンソン中尉じゃなくてもよかったのね きっと

求めてたのは "新しい世界" へ旅立つ私

それにしても イザベル・アジャーニ 美しいです
狂っても美しい

バルバドス島
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恋のエチュード(1971年製作の映画)

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格子ごしの"尼僧の接吻" でジョルジュ・ドルリューの音楽が流れたら そこからもうこの映画好きになってた

机の上のランプの青い光
長回しの湖の畔
アトリエでの別れのワルツ

ちょっと いえ かなり焦っ
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

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華やかさの裏に悲しみを抱えた美しさに
愛されたい愛したいと願った美しさに
涙がこぼれます

オードリーは永遠

世界から争いがなくなりますように

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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大人だからって何がわかるっていうの
最初から何にも判ろうとなんてしてないもの

終わり方 カッコよすぎ!

あこがれ(1958年製作の映画)

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オープニングクレジットだけでこんなにときめくなんて

たった19分
なのにまた"映画が好き"って思わせてくれるトリュフォー監督

映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

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始まってすぐの なんだろうこのワクワク感

あっちにもこっちにもトラブル続きで笑っちゃう
でも映画愛にあふれてる映画
最後はうるっとしながら微笑んで
映画がもっと好きになってしまいそうです

ジャ
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ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

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" 今夜——
あなたと死にたい "

それで充分かも

カメラに収めたその瞬間を抱いて眠れたら
静かに目を閉じ 寄せては返す波の音だけを聞きながら
ロマンのように

王妃マルゴ(1994年製作の映画)

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——1572年フランスは宗教戦争の波に揺れ・・・

教会に響きわたるハレルヤ
重厚で煌びやかな婚礼衣装を纏いつつ 怒りに耐えるマルゴ
最初から不穏な空気に支配されたまま
最後まで 悲劇 悲劇 悲劇
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白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)

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スクリーンにはトリュフをひとつずつ鼻に近づけ深く息を吸い込む男性
気づいたら同じように何度も息を吸い込んでいました

霧の中の森も 町も 家も 窓も 絵画のよう

老ハンターとトリュフ犬は互いを信じ寄
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

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"愛してるのはそれだけ?"
"まだ愛してくれてる?"

偽りのない自分に向き合うには
強くならなきゃいけないんだね

ecce homo
"この人を見よ"

たとえすごく時間がかかっても

"La
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

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"絵は苦悩から生まれる"

夭折の画家モディリアーニを演じたのは
同じ36才で急逝したジェラール・フィリップ
そして 愛するジャンヌを演じたアヌーク・エーメ
哀しいほどに美しい二人でした

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

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シャルロットとルルの会話が可愛くて可愛くて…
フランス語の響きのせい?

レオーヌがとっても素敵
シャルロットの訳のわからないイライラを認めてくれる微笑み
野原の木にもたれてシャルロットとルルを静かに
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1900年(1976年製作の映画)

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第一次大戦 ファシズムの台頭 第二次大戦
そして "1945年4月25日 イタリア解放の日" へ
激動の20世紀 Novecento の物語

地主の家に生まれたアルフレードには子どもの頃から常
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

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虚しい
沈黙も空笑いも
証券取引所の狂騒も

倦怠感とハスキーボイスのモニカ・ヴィッティ
こんなに魅惑的な女優さんだったのですね
どこか冷めた瞳のアラン・ドロンも もちろん美しくて
けれど・・・
全て
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インド夜想曲(1988年製作の映画)

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あなたは誰?
ここにはいないあなたは誰?
捜してたのは自分自身?
マドラス行きの夜行列車も 何もかも幻?

"インドは失踪するのにおあつらえ向きの国だ"
"西洋人の発想は通用しない"

ずっと流れてる
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

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窓の外は雪
"この静けさは格別よ" と穏やかに語るターシャ

花盛りの庭
"きれいでしょ" と眩しそうに歩くターシャ

"どの季節も好きなの すべてが移ろって行くことも"


田舎の家へ帰った
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山猫(1963年製作の映画)

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シチリア
25世紀もの間 異種の文化に圧迫されてきた土地
 
"我らの願望は——
忘却だ
忘れ去られたいのだ"

サリーナ公爵が賢く冷静に装うほど 深い哀しみが胸に迫り アンジェリ
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ひまわり(1970年製作の映画)

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見渡す限りのひまわり
ウクライナの地に咲き誇るひまわり

久しぶり 何度目かの鑑賞

落下の王国(2006年製作の映画)

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こんなの観たことない!
画面から伝わる圧倒的なスケール感に
始まってすぐ 胸がいっぱいに

あまりに美しく壮大なおとぎ話と現実の世界を行ったり来たり
シンプルなストーリーにじーんとして
早回しのモノク
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

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随分昔に観て記憶していたのだけれど 堀江敏幸さんの『戸惑う窓』「闇だけが広がっていた」を読み また観たくなったのです

"君を少しも恨んでないよ
ただ 死ぬほど せつないだけだ"

仕立て屋ってそれ
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

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ピンクと水色のペンキ
赤いワンピース
黄色い車
最後の最後のブルーが好き

最初から壊れてたベティを救うことはきっと誰にも出来なかったよね
ベティの全てを受け止めるゾルグが何より愛おしかった

ゾルグ
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ボッカチオ'70(1962年製作の映画)

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「レンツォとルチアーナ」
残業が控えてるのに "にわか結婚式" ?
教会に流れる結婚行進曲はジュークボックス?
ちょっと笑って可愛くて・・・
マリサ・ソリナスのヘアスタイルやファッション真似たくなる
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まぼろし(2001年製作の映画)

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失うことより辛いのは
事実に向き合おうとしなかった自分を認めること

人は孤独
誰かを そして自分のことも分かりきるなんてないのでしょうね
生きている限りずっと

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

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教会の壁画も
"泳ぐ人の洞窟"も
どちらも人々の祈り

国籍って何だろう


大きく開いた胸元にパールのネックレスをつけたくなりました
貝殻に灯る小さな炎の道はとてもロマンティック✨

北アフリカに
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

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娘からのオススメ
ゴールデン・ゲート・ブリッジを背景に浮かぶ船
のシーンが素敵だったなぁ

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

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娘からのオススメ
「とにかくレオナルド・ディカプリオがカッコいいから観て!」

今ではすっかり貫禄のレオ様もスリムな19歳
可愛いかった♡