Scriabinさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

ヴァルトロメイのぎょっとするような目は健在だった。
モティーフが一緒というだけで、私たちは大人と比べてみてしまった。そうすると、時代と場所が圧倒的に近いせいで、こちらの臨場感なるものをあまり感じられな
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

5.0

どすとらいく
ユロ氏で気になっていたドアの軋みが様式化されていて勝手に感動してた。
晩鐘のパロディは笑った

テンペスト(1979年製作の映画)

4.0

ミランダまじかわいい。監督、こういう顔の人好きでしょ。原作よりも俗っぽく下品な感じになってるのも良かった。
シェイクスピアのセリフをいかに活かすか、シェイクスピアの良い演出法という感じ。キャリバンより
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ジュビリー/聖なる年(1978年製作の映画)

4.5

結構好き。楽しい。郷土愛ある監督だよね。
ロッキーホラーショーのパロディ??
エアリアルが出てきている、ということはテンペストとまとめて捉えた方がいい?

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.5

画面の圧力が高まるシーン。没入感というのでもなく迫ってくるというのでもない、映画体験という言葉がぴったりくるような時間だった。

ヴァンパイア(2011年製作の映画)

3.9

そもそも設定が良すぎる。空気感出すのが上手いんだな。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

すごいインパクト
見た後何度も思い出してしまう。そのうち夢に出てきそう。

EMMA エマ(2020年製作の映画)

4.0

アニャが美しい、お家かわいい、景色きれいのパーフェクトな映画

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

いい映画だと思うんだけど似たような他の映画を見たくなってしまう残念な見方をしてしまった

チョコレートな人々(2022年製作の映画)

4.0

お待ちかね東海テレビのドキュメンタリー

冒頭の愛知あるある道路から豊橋工場へのパンが最高だった。東海テレビって感じがした。
監督と夏目さんがかなり強固な信頼関係築いているのもあって、ヤクザと憲法の時
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L'Inferono(原題)(1911年製作の映画)

4.0

・ダンテの『神曲』地獄篇を割と忠実に映像化している。パオロとフランチェスカ、オデュッセウス、ウゴリーノ伯などの有名エピソードをかいつまんで紹介する。
・0:04:27~ベアトリーチェとウェルギリウスが
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ギーズ公の暗殺(1908年製作の映画)

-

美術と音楽を整備するとかなりちゃんとして見えることがわかった

アッシリアの遠征/ベッスリアの女王(1913年製作の映画)

-

イントレランスと比べてもあまりパントマイムなかった気がする。謎のダンスは見入ってしまった。
ユーディトというキャラの面白さが分かってきた。マゾヒスティックな男の夢か、民衆のために戦う未亡人か。

イントレランス(1916年製作の映画)

-

夜営のシーンはボスの絵に似てる気がした。
バビロン・ベルリンの第3シーズンとグッドモーニング、バビロン!のスタジオでのダンサーの撮影やパレスでの封切りが重なって見え、その流れでなぜか第3シーズンラスト
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

-

芸術性高い系映画。序曲と間奏曲つけたくなっちゃうくらい高尚さを出したかったんだろうな。
25年版と比べるとキリストの描写踏み切ったなという印象。キリストに限ってはカラーというのもあるしやっぱり絵画を使
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

-

ルノワールの翻案ものってあまりしっくりこないんだよね。原作読んでた方が面白いんじゃないのとか思ってしまう。

ベン・ハー(1925年製作の映画)

-

・1907年版よりはるかに物語ることに長けている。『ウィンダミア夫人の扇』と同じ時期の作品。メイ・マカヴォイやっぱり好き。

・あえてタデマに引き付けるなら、1時間2分のところ(ガレー船から助かってア
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ベン・ハー(1907年製作の映画)

-

トーガ・プレイをカメラに収めた感がある

・ほとんどカメラワークはなし。その上で役者が動く決められた大きさの舞台を写すように。
・斜めの構図が多かった。
・ベン・ハーの屋敷は少し絵みたいだった。
・戦
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マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)

5.0

マシューボーンはいつも文脈を大事にしてると思う。始まり方あざとすぎる。もはやウエストサイドも踏まえないといけないのね。
コリオグラファーごとにお気に入りのパってあると思うけど、マシューボーンはそれが結
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アリスの空(2020年製作の映画)

4.2

普遍的な物語を哀切込めて語りあげる。

最初の方のアニメーションがかわいすぎる。実写とアニメを自由自在に入れ替えてて。
アルバロルヴァケルはひたすら着るものを良くするから、今回もファッション見てて楽し
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

5.0

クリスマス映画の誕生
カウントダウンのように等拍を刻む音楽とか、ねっとり反転して微妙なところで止まるところとか、おもしろい箇所がたくさんあった。何回も見たくなる映画。モーガンのハマり具合も最高だった。
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでしまうとダメなやつ。
原作の漫画にあったあの切実感がほとんど失われてしまっていてつらかった。むしろ去年のプロミシングや最近のMENが表していた痛みと怒り、強烈なシンパシーと復讐心とかのほう
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

設定おもしろいんだからもっといろいろしてくれて良かったのに

ボイス・オブ・ムーン(1990年製作の映画)

4.0

ロベルトベニーニを愛でる映画
イメージ、それも19世紀のヨーロッパ文学から借用したイメージの数々は、今はもう共有できる人が少なくなったものたちに対する愛のあらわれに見えた。

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

3.8

バビロン・ベルリンにファビアン勢と知ってる俳優がたくさん出てきて嬉しかった。トムシリングとパウラベーアが共演してるのも。
原題、英語タイトル、日本語タイトルが全部違くておもしろい。なにが一番言いたいこ
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