めちゃゲニアさんの映画レビュー・感想・評価

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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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久しぶりにここまで難解な映画を観た…!楽しい。
いろんな人物の回想やカットを見て、みんな違うけどなんか似ているようで、個人としての境界が無くなっていくように思えた。加えて、画面の向こうから語りかける演
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ZOO(1985年製作の映画)

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前から観たかったけど、なかなかサブスクにもTSUTAYAレンタルにもなかったので、映画館で観れたのでよかった。
ひじょーに悪趣味で芸術とか博物学とか高尚な学問を愚弄してる感じ(本人はどう思っているかわ
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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

教授が3回観たと言っていたので観た。
やっぱりゴダール。大音量の音楽にはめちゃビビったが、入り込んできたところで急に終わって締め出される感じ。ゴダールだ。

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

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友人と観賞。約100年ぶりに誰かと映画を観たというだけで楽しかった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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確かにCGは迫力があったが、人物描写があまりにも単調で、感動させたいんだろうけど、めっちゃ笑ってしまった(笑)

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

めゃくちゃ良かったー!
やはり言葉と間を緻密に計算して作られた映画が自分は大好きなんだなと思った。
出てくる音楽も本もとてもセンスが良い。
ラストの役所広司が良すぎ。あの顔の表情だけで、映画全体を語れ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

2024年初映画。論文やらなんやらで大変だったので、息抜きにぴったりでした。

オオカミの家(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すんごい気持ち悪かった(ほめてる)けど、本当にありそうでなさそうで…って感じの見せ方が短編『骨』と同様手が込んでて好きだった。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

記録し忘れてた…。オールタイムベスト。3日間の物語。
1日目でちょっと寝てしまったが、2日目、3日目と生活の歯車がちょっとずつ、じわじわと狂っていく感じ。そしてあの衝撃のラスト…

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.9

アイルランド紛争については詳しくないが、とりあえず同じ年齢の子どもたちでも、日本とは取り巻く環境が全く違うのに驚いた。
あと普通にベルファストの街がゴミ多くて汚い(笑)

ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.0

音が印象的な映画。
クラシック・オペラ・ロック・現代音楽?満載

中身はそこそこ政治的だけど、ギリギリ笑えるユーモアがあるからちゃんと見れる。これがアワーミュージックまでいくと、もうわからない(笑)
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

予告かマーベル的なノリだったのでそっち方面かなと思ったら、マルチバースという設定がそれっぽいだけであって、いい意味で全然違った。

いろんな世界線をまたいで行くので、頭がこんがらがってくるけれど、もし
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健康でさえあれば(1966年製作の映画)

4.0

ずっと観たかったエテックス。
さり気ない皮肉が直接的過ぎなくて良い。インテリジェンスを感じる。
個人的には「不眠症」が一番好みでした。一旦中断したあとに、同じところ読んじゃうのは、本好きにはたまらない
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死刑台のメロディ(1971年製作の映画)

3.8

モリコーネの音楽目当てで鑑賞。
イタリア系移民の少年を描いた、マルベリー・ボーイズも読みたくなった。

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

ロシアのスパイ活動のねちっこさにはびっくりだけど、平均寿命が65歳なのに、もっとびっくりした。

第七の封印(1956年製作の映画)

4.5

今まで見たベルイマンの中で一番好きかもしれない。最高。

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バイト先のSFマニアの人に勧められて。王道のSF!と聞いていたので、攻殻機動隊ばりにハードなものかと思っていたら、ドラマメインで前半はあまりのれなかった。が、ラスト30分で魅せられました。
ロケットが
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狼の時刻(1966年製作の映画)

4.3

借りるときにジャンルがホラー/スリラーとなっていたので敬遠していたが、観てみるとなんてことないいつものベルイマンだった(笑)
不気味さマシマシのショットはもちろん、現実と妄想の境目を渡り歩く感じがとて
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.5

オールタイム・ベスト。SFに最近ハマっているせいもあるのか、今まで見た中で一番見やすいゴダールだったと思う。
SFアクションの体裁は借りてるけれども、解釈はめっちゃゴダールワールド全開笑。辞書の件はS
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

正直観た直後は、あるシーンの要素と物語の繋がりが中途半端では?と思ったのだけれど、メイキングを観て合点がいった。自分の読みが甘かったことを思い知らされた。丁寧に作られているいい映画。
メイキングの作り
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.5

オールタイム・ベスト。
昔の自分だったら、この手の映画の主人公にイライラしていたと思うが、大人になって、今後の人生像がぼやけている自分にとってはかなり刺さった。
50年前の映画なのに、今見ても古さを感
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

お手本みたいな映画。主要人物3人の人となりがとても丁寧に描かれている。故になんとも悲しいラストだけど、ただ胸糞悪い感じに終わっていないのかもしれない。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これがカウフマンの世界か…!
難解かと思ったけど、そうではなくて、複雑なエンタメだった。みんな己の欲望に忠実なこと(笑)

彼が監督した「もう終わりにしよう」の原作は読了しているが、なるほど彼が作って
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メトロポリス(1927年製作の映画)

3.9

前半は音楽が気持ちよくてウトウトしてしまったが、後半からの怒涛の展開で目が覚めた。
CGもない時代なので、あのセットは全て手作りと思うと恐ろしいし、ちゃんとデザインもいい。数々の映画監督や作品が影響を
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

沢田研二がとにかくかっこいい。
菅原文太もかっこいい。

両者の魅力を堪能するエンタメであるとともに、原爆を日本で作った9番目の男というぶっ飛び設定に時代を感じる。「原爆を持ったら何をしたい?」とラジ
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無防備都市(1945年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ナチは暴力に物言わせ、圧倒的な支配力を保持しているが、精神的に超越しているのはレジスタンスの方。ということにはナチ側も薄々感づいており、図星な当たり散らし方をしているのはリアリティがあった。
ゲシュタ
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ターミネーター2/特別編(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストの「機械のターミネーターが生命の価値を学べるなら、我々もにも学べるはずだ」というセリフは、ターミネーターというものが、無感情で非道な人間のメタファーとして描かれていることを表しているのでは。
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チェブラーシカ(1969年製作の映画)

3.8

DVD特典のキャラ紹介が結構イッちゃってて面白いです。

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.9

なんやかんやあって、原作ハーラン・エリスンだったのに驚き。

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