倒産寸前の靴工場が、女装用のシューズというニッチ市場に着手することで名声を集めた実話に基づくストーリーでした。ブリティッシュゴリゴリの英語に耳が飽和しました。さ靴工場が、女装用のシューズというニッチ市>>続きを読む
先日神戸のパルシネマにて映画を観てきた際に、ここが舞台の映画があると知り鑑賞しました。
全体の印象としては疑問符だらけかも知れませんが、それでも私は作品の中から掬い上げられる詩的で繊細で、でもある種>>続きを読む
人間として本能的に情動的に動く心の優しさに触れられる映画です。
インド映画にカテゴライズされがちですが、一応舞台はパキスタンとインド療法になってます。印パ対立や、宗教対立といった人々のアイデンティテ>>続きを読む
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三角関係のお話ですが、3人による表面上温度が低い恋愛が繰り広げられてると思います。
それぞれの矢印の方向は向いていないけど、何かがこの3人の秩序を保っていて、でもなんか雑味の残る感じもします。
今>>続きを読む
ざらざらで、音声も画角もど素人みたいな映像ですが、そのホームビデオ館を逆手に取って、この家族の1人としてこの映画を見てるみたいなそんな親近感を持たせてくる映画でした。
吐瀉物多めなので、普通に不快だ>>続きを読む
復讐プロセスの途中から、惰性で殺すより、いっそのこと終わらせたいという感情が芽生えてからの展開がこの映画の始まりです。
ここに至るまでは、bgmやセリフを極力減らし、鑑賞者の想像力と猜疑心にだいぶ委>>続きを読む
内輪ノリで一生を終える男の話です。
エゴの塊みたいな男たちがただたただ自分たちの信念を貫いて、理解されなくても世間から冷ややかな目で見られようが関係ねぇ。今生きている世界の中に居心地がいいこの小さなコ>>続きを読む
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マスクを被っての演技と思えないほど、表情のリアリティさやモーションが自然で、人間とトロールを隔てるその二面性、二つの世界を観ることができた。
人間とあまりにもかけ離れた存在であるからこそ、昆虫を食べ>>続きを読む
私の好いている映画です。
下北沢を舞台に、誰にも知られることはないけど確かにそこに街があり、そこに住む人があり、移りゆく景色の中にも「存在していた」という事実を克明に描いています。
見返す度にその人物に対する印象が薄れていき、やがては同じ側面があり、誰が良いとか悪いとか是非を問うものではないんじゃないかと思います。
いきすぎた愛が執着に変わる、どこか普遍性も描いていると感じます>>続きを読む