すあまさんの映画レビュー・感想・評価

すあま

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.3

どういう理屈で話を作っているのか全く分からない、その自然さが魅力的でした。

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.7

俺たちはラストについて考えなければいけない。

青についても。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

のびのびと楽しくて面白かった!!
前半が子ども2人中心の逃避行、後半が大人たち中心になる人間模様になってて飽きなかった〜。

人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーも画もめちゃくちゃ渋い!画や演技のリアリティはアニメとして語れる領域を超えてる。

警察の混みいった組織関係や設定モリモリの武装兵がメインな漢の映画感があるけど実はほとんどが策略の色仕掛けと
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

予告映像を観てこれは凄い!!と思った。しかし正直この映像を1時間弱観るのはかなり根気がいる。
普通映画には静と動があって、動にも早い遅いがある。そしてそこに効果音等の要素が入る。
だがこの映画のストッ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.9

暴力。絶望。孤独。閉塞。
中学生のときに感じられたどうしようもない世界をここまで追体験できる映画もないと思う。

虐めると虐められる、男子と女子。立場が違う少年少女らにはリリィ・シュシュの音楽が逃げ場
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

松本良かったよね〜!

和彦にかかった「一度東大卒になってしまうと一生どの仕事をしてても言われる」学歴の呪いはたとえヤクザ仕事でもに消えないっていうのが面白いテーマだなと思った。
捻った設定だけども、
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.5

誰もが知る最古の物語「かぐや姫」をその本筋を決して曲げることなく、出てくるそれぞれのキャラクターにアニメーションの力で感情を与えることで、それまで見えてなかった奥行きに惹き込んでくる。
ジブリが時間を
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

仕事が最悪に立て込んだ1週間をループする分かりやすい構造から入っていき、流石に同じ1週間ならどんどんと上達できる!とコミカルに試行錯誤が進んでいったことでたどり着いた当初のゴールが実は勘違いであったと>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.3

卒業で廃校になる校舎やそこを卒業する少女らの状況など設定は小説と同じです。
が、小説にあった特徴的なフレーズや視点が変わることで謎が明かされる一捻りの面白さと言った朝井リョウ要素はかなり薄れ映画では共
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.7

国の今後を決める会議が開かれた。
会議はある重要問題の最終解決のためであり、参加者は内政、外交、軍事と様々な部署のトップ達。
部署間での対立がないことは無かったが、会議自体は滞りなく進む。
しかし解決
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.2

通して見れば物悲しい話だけどその中にユーモアが溢れてる。映像を信じてる人だって言いたい作風。

カルト(2012年製作の映画)

3.4

「オカルト」よりもリアリティは減ったがストーリーの起伏や何よりキャラクターがはっきりしてエンタメとして面白くなってた。

台風クラブ(1985年製作の映画)

2.7

この映画を観て思うのは、思春期の特徴としてある対象への固執があると思う。
恋心も倫理もそれだけばかり考えるようになってしまう姿が中学生らしい。

お葬式(1984年製作の映画)

4.2


単に葬式を撮る、それだけなのにめちゃ面白かった。

この作品の魅力のひとつはお葬式で不意に可笑しくなってしまう場面を意図的に作ってるとこ。
子どもの集中力が完全に無くなって遊びはじめる。足が痺れて盛
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LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.1

黒沢清特有の物言わぬ霊にガチギレするの好き〜
終わり方最高すぎる

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