すあまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

すあま

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

青春とsf物のミックス。
それぞれで見たかったという友達もいたが、ラストの歌のシーンで自分と他者の救済、現実と仮想現実への影響と幾つもの意味が交差しているのがかっこいいし美しい。
恋愛物が好きな人ほど
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.4

壮大な野望の話かと思ったらラストがあっけなくてびっくりした。のちに元になった話があることを知る。
本読んでるだけでいろんな立場があることを理解せず聖人きどりにあれこれ講釈する主人公は好きになれなかった
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.5

独特な設定。長澤まさみがとにかくかわいい。
侵略者襲来という世界の危機を描いているが、二、三駅先の町の話のような温度感がいい。
哲学や言語学が好きならなおおすすめ。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.3

主人公とイケメン同僚のBLとして見た方が収まりが良くないか?
ヒロインが当て馬って感じで…。

みんな社会で始めは夢ある若者だったのに、いつのまにか平凡なおっさんになってる。
その「いつのまにか」を描
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

セリフの回りくどさや皮肉がめっちゃかっこいい
声優が豪華なので吹き替えで見ても良かったと思えた

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.9

最初はただの危ない子と無責任な親と思っていたがラストは胸が痛かった。広がれ世界。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.7

思いつきでハッキングしちゃうくらいイキイキとした学生像と社会に入ってからの息苦しさが交互に描かれるのが好きなのかもしれない。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.6

普通の青年が日常とかけ離れた世界に迷い込む系。OPが「SEVEN」みたいだったり、舞台が戦時中だったりダークなのかとおもったら、意外と終わりはストレートに盛り上がれた。ヒロインがめっちゃかわいい。
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作既読です。
読んだ感じの雰囲気と予告での雰囲気が大きく違ったのであんまり原作は関係ないかと思っていたけど、7割くらいは原作通りじゃん!!と驚きました。

たぶん原作がやってたことって本当はこういう
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.5

俳優半分くらいしか知らないのがもったいない。
吹き替えも楽しいど迫力作品。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

静かな恐怖、グロテスクな恐怖、隣人、親族の恐怖。まさに恐怖のオンパレード。観てる側なもどんどん圧迫感が強くなるが最後には解放が待っている。最悪すぎて最高のラストはそこらへんだけリピートした。
癖になる
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公と彼女(上野樹里)が話しているときにだいたい彼女の声が聞こえなかったり、喧騒にさえぎられている演出が好きです。本当に主人公の心にあるのはジョゼのことということがこれで示唆されているのでしょう。>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.7

西部劇が終わってラストではなく、1、2を踏まえてのラストなのが気持ちいい。独立した3作品ではなくて三部作のラストとして美しい。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.2

1の行動にさらに上書きするように話が進むのが楽しすぎる。
前作の回収かつ次回作の導入といつ二つを成しているのもヤバい。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.3

話の細かさといったリアルさが売りなんだろうけど映画としては退屈。ラストの構造自体ははホラー慣れしてるとすかしてしまうけど、どんな小さな話も一つにつながる可能性ってのは嫌ですよね。

鬼談百景(2015年製作の映画)

3.1

小説よりも分かりやすいアレンジがある。大袈裟とも言える。
ただ見つめられてるだけのやつが一番怖かった。あ、影のやつもこえー。

怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

3.4

堀北真希かわぇ〜!それだけで見る価値がある。
あと体育館のやつはめちゃくちゃ笑った。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.8

主人公のおじいさん、デリカシーないけどそこがドラマを作ってるし人間を感じる。
絵画がテーマということもあり、映像もかなり資格的なメタファーが多くてこれってこういうことだよね!って言いたくなる。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

苦しいいいいい!そんな映画。
家族全体が人間性を失っていくのが観てて辛かった。人間らしさの限界や虚構性を見せられた。
特に最後の回転は虚しすぎて笑ってしまった。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

わりとグロさやキモさが強い。ストップモーションアニメと聞いて健全なイメージだと後悔するかも。かなりリアルな排泄物の描写はぎょっとしてしまった。この汚さみたいな表現は世界観の一部なのかもしれない。登場す>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

割と観れる。

怪異の原因は特定の土地に行ったからではなく、そもそも祖先の行いなり血筋の問題なのはホラーあるある?(来る。もそんな感じでしたね)

中盤から最後までの流れ的に、主人公が非業の死を迎えた
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.3

暴力で怪異に勝つ!!
これにつきます。
いわくつきテーマパーク(海外でよくある店内に動くロボットがいるレストランのかたち)に誘い込まれてしまった一人の無口なタフガイ。荒れ果てた店内を完璧の掃除しながら
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

映画館で観て良かった!映像に力入れてくれるのってシンプルに嬉しい。前作の視聴はほぼ必須なぐらい。

トップガン(1986年製作の映画)

2.9

自分の親世代が憧れていたものの原点を見た気がした。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

少年の視点で見た戦争。ヒトラーを架空の友達として表現することで少年の中の社会のルール対道徳、親愛のバランスの傾きが分かりやすい。
信じる生き方を貫く人の気高さ。

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.1

なんて説明すればいいのか分からない作品だったんですが、とある感想ツイで「なんでもその場でしのぎで済ませようとするがどんどん追い詰められる人は身につまされる作品」と紹介されていて、これは作品の魅力を伝え>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

恋愛テーマの邦画みたいので選んだがかなり難しい仕組みの作品でしっかり面白かった。

最初はループ系?とか思ってたけどありそうでなかなかない時間の違う世界が重なるという設定。
2人は同い年でいられる30
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

この作品のループの条件は何だろう?って考えながら見てました

以下ネタバレ

○同じ場所では時間が戻る
(アンナ死後、病院に行くと電話をしていたアンナに出会える)
ラストはこのルールの影響で…

○主
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

自分って映画にこういうことを求めてるんだなというのを悟れた作品。スケールの大きい絵に凝ったアングルそしてこの映画の最大のポイントである音楽。こういう映画たくさん見たい。

自分の中の映画体験として、2
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

絵本の方は読んだことないけど、普通は上方向に進んでいくであろう積み木という題材で、むしろ下に下がっていく構造が意外で面白かった。

どんな人生にも始まりがあって現在は埋もれていてもその土台から全てが起
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.1

活気がありテキパキと事をなすのがあるべき強盗だが、悲哀のある強盗もなかなかいい。
友人と人生を賭けられること自体に価値があると思う。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.4

インド映画、メインキャラクターの名前覚えるの難しい。

インドだと学歴がそのまま生活水準につながる感覚が日本より強そうでそれ故に楽しむための学問という感覚がなさそう。本作はそれに批判的な立場で楽しむこ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

見終わった後はなんかよくわからないし退屈な映画だったなと思った。
トラヴィスの恋愛がうまく行くわけでもなく、暗殺が成功するわけでもない。最後に(場当たり的に?)悪人を殺して結局トラヴィスは生き残って日
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