SAKAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.1

こんな頭になって見たい人生だった。

ある種の進撃の巨人でありそういった人間が弱くなる映画。人を選ぶし、テーマにしては時間かけすぎだが私は魅入った。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.4

世界三大ファンタジー小説の映像化をジブリがやってたということを知り再度鑑賞。
個人的に世界観すごい好きなのに、何かが足りない映画…
そして正直壮大なプロローグ感…どうしてここを切り取ったんだと後で思う
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

個人的にアニメ映画は虚構が許される。

ピクサー映画のような表情の登場人物とあまりにも偶然が多い物語は普通ならばこんな馬鹿なと思ってしらけるだけなのだろうが、ここまで徹底されると喜劇だし受け入れられな
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.2

キャスト5人それぞれ配役が良い、というか上手。どれも必要でどれもいい味出している。

セリフばっかの映画だが、今作はこれでいいし、この路線の成功例な気がする。邦画でもかなり好きな部類に入る。

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.5

水とホラーの組み合わせって良いよね〜
久々に邦画らしいじっとりした良いホラーだった。
そして王道のように理不尽なストーリーがやはりいただけなかった。

映像美術として面白いが、それ呪怨でええやんってい
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おくりびと(2008年製作の映画)

2.7

広末涼子好きだから見る。

死を直視するからこそ、生きている生かされている事実がよりまざまざと感じられ、美味しくしっかり食べ命を全うすべく働く描写は、どんな人間も生き方について考えさせられる。
ただ職
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ガガーリン 世界を変えた108分(2013年製作の映画)

3.0

記憶にある中で唯一のロシア映画

話がまとまっててわかりやすく、ソ連の重たさもない。ポスターじゃわからんが歴史と人間に焦点を当てた映画でSFではない。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

中国映画すげぇ!!! となる映画。
皇帝という絶対に人生で関わらない人を主人公に起きつつ、随所の遠回しな表現が独特な雰囲気を持つ映画。
こんなに静かで「場」の空気を映画風ではなく、日常風に描き、不思議
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

なんでこんなに有名じゃないのか不思議なくらい面白い映画。
主人公のアクセルが飛んでるけど、エンタメ的に面白い。サクセスストーリーとしてご都合主義じゃない感じも引き込まれる上に、映画全体のテンポも良かっ
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.2

知らないのに懐かしい。邦画じゃないとこの映画を見終わったあとの気持ちにはなれない。
ヒューマンドラマがメインではあるので、登場人物が好きになると一気にハマるんだなと。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

松岡茉優が好きだから見る。原作も読んだ。
原作を上手くまとめ上げていたし、演出が個人的にすごく良かった。

平凡なファンタジー映画よりもよほど天才の景色という名の未知の体験を与えてくれる作品。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.8

生粋のクソ映画と聞いてみたので評価は高め。
展開や演技など色々なところが破綻を感じるが、邦画を皮肉ったものだと思うと寧ろ心地よい。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.6

明るくてほっこりするミュージカル? 風映画。

歌はもちろん、あの動き。圧巻はデロリスだけれど、老若皆全身から音楽が奏でられてくる。
キリスト教はよくわからんが、人生への、命への賛歌ってこういうものな
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.6

原作ファン

グロ描写は結構キツイが原作を考えると非常に良い作品だった。展開の作りも丁寧な上にホラー映画としてドキドキする展開も練られている。
あのゲームからこの物語を構築した脚本に拍手。

セッション(2014年製作の映画)

4.0

ジャズ好きなので見る。
ただ見て思ったのはジャズ/音楽の映画ではなく、主人公とスーパースパルタ教師との対決の映画と思うとしっくりくる映画。題材がジャズだっただけで将棋でもサッカーでも良い。

音楽が主
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

2.4

人に勧められて見た。

ノンフィクションでこんなに面白いことはない。マークザッカーバーグFacebook設立の軌跡を描いた映画。
偏った考えでありサイコパス気質であるが、天才がゆえに許されるような感覚
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

2.8

前半パートの陽気なユダヤ系イタリア人の男性が恋をして結婚するまでの所は自分はあまり好みではなく、退屈だったけど後半の、収容所にいながら子供に対して常に明るいパパには感情移入できた。
家族系の雛形のよう
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.5

ジョーカーから戻って見ました。
コメディ映画だけど結構過激、コメディ映画の中では日本人でも結構笑える部分多い気がする。
洋画コメディ探すならこれから入るのが良い

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.9

インド映画がみんな踊ってると思うなよ〜
明るくて見やすい映画でありつつ社会問題にもしっかり踏み込んだ味わい深いインド映画。
食わず嫌いせず見てほしい

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.1

コンセプトが良い。前半の走りは結構面白いけど、だんだん失速していく感覚に近い。
この手のアメリカ映画は日本の尻すぼみする漫画とよく似ている。

Begotten(1990年製作の映画)

2.9

これは映画じゃないけど、映画みたいな映像だった。
モノクロとガビガビの音声、捉えようによってはゴミ映画だけど、なんでだろう見終わったあと頭を離れない。

あ、めちゃくちゃ怖いです。

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.0

あの話からこの映画が作れることが凄い。音楽やビジュアル、声優に至るまで独特の世界を映している。
猫の姿で描かれることは批判もあったようですが、猫の姿だからこその不思議な世界観で引き込まれる。ちょっと怖
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アラジン(2019年製作の映画)

1.5

IMAXじゃなきゃ寝てた。なら見るなとしか言いようがないと思うが歌わないでほしいのだった。

原作は観たのでストーリーに大幅な改変がないことは良かった。

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.3

あまりにも名前が有名な映画の一つ。
名シーンである砂漠の先見た自由の女神の構図は、一度見たら忘れられない。

テーマやオリジナルへのリスペクトはすごい感じられる上に、テンポも心地良い。
なんかポスター
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アバター(2009年製作の映画)

2.7

当時話題になってた記憶があるから今見たけど、技術でも映画なのかもしれない…
個人的には同じCG技術で謳った映画ならトイストーリーのほうが上手な気がした。

戦争ものとか、SFものが好きだから普通に面白
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.1

ハリーポッターの世界観って言わないほうが面白い気がする。
あっちよりどちらかというと世界観の深さをほった映画。万人受けはハリーポッターな気がする。
魔法を起点とした社会やヒューマンドラマに興味があった
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

2.5

大人も子供も楽しめるかわいい映画。ビジュアルもみていて楽しい。
吹き替えがなんといってもピッタリで最後まで心地よく見ることができた。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.7

記憶に残る映画ってこういうのだよなぁ…とつくづく思う映画。
正反対の余命がある人間がやり残したことを消化していく。誰もが楽しめるし、なんといっても二人の間柄や人としてのドラマが、「人生」という茫漠とし
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.1

原作みてない…

主人公の、若さゆえのがむしゃらさや青さには自分も思い当たる節があり、見ていて もどかしく恥ずかしさすら感じる程だったけど、失敗を重ねてに成長していく姿がなんだか青くてノスタルジーな気
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カラフル(2010年製作の映画)

3.9

辛気臭いが、共感できるポイントがある人は底なし沼に入る映画。
カラフルという題が個人的に評価を上げている。

一度死ぬことで主人公は自分を頼りにしてくれる人がいること、自分を大切にしてくれる人がいるこ
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

2.5

こういう話や映画はあまり好きじゃない…が最後まで見ることができた。
美男美女過ぎて画面が常に美しい。展開的には結構女性向けかな〜と

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしき音響の重要性。土と鉄の香りがこの映画からは漂う。
20年以上前の作品だが色褪せないその表現力は当時みたらたまげるだろう。

ストーリー自体はわかりやすい。橋の攻防戦では、作戦解説もしっかりつ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.7

シン・エヴァシリーズを事前にすべて鑑賞して映画館へ。
これほど見る人の履歴で100にも0にもなる映画はあっただろうか。庵野秀明のシーン先行型の映画は、相変わらず?が止まらない人が続出するだろう。
ただ
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プロメア(2019年製作の映画)

1.9

なんの前知識もなく鑑賞…
開始30分でだいぶ好みが分かれる映画で自分は違ったかな…

明るい色使いと熱血の氷使いとクールな炎使いという極端に対極なものとなっているし、それが描きたかったのはわかる。
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ひめゆりの塔(1982年製作の映画)

2.2

中学生の時にみたので再度見直した。
エンタメよりかはドキュメンタリー向けで、セリフが演劇的だったのが残念…

ただドラマティックな映画ではないので、戦争映画として非常に学校教育向けだと思う。たまにはこ
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