Wonkavatorさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.3

ロシア映画の風情が、いい意味で大人過ぎてある意味で退屈極まりないんだけど、油断してるとラスト20分辺りから凄い所に持っていかれる。
そこまでの2時間の振りがBGMなど無いまま催眠術をかけてくる。
途中
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.3

テーマとして重くなる要素がある中で、奇跡的に説教がましくなく
絶妙な匙加減で観せている匙加減が、丁度よくミニシアター邦画の枠に良い意味ではまっている秀作。

少しでも周囲の理解と協力、思いやりっがあれ
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

この夏の映画がことごとく不発続きの中、一番期待していた本作までもがイマイチ...

中盤でもうオチが解っちゃう状況で、ダラダラズルズルと間伸びした緊張感のない展開。
倍速で観て丁度いい感じと言う駄目加
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.0

観る前は「もうお腹いっぱい」と思っていてもい最終的には「やっぱ観ておいて良かった!」となると説得力があったはずなんだか...
今までで一番観る必要がないマーベル作品なんじゃないか?!?!

くだらなす
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

前日に観た「わたしは最悪。」的要素を孕むヒロイン。
世界的に同時多発的にこっち路線流行ってる感じなのか?!?!

なんかめんどくせえ連中しか出てこない。

こういう題材の作風であればトッド・ソロンズ的
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

バズラーマンらしいギトギトでギラギラな演出も、もはや古臭く感じてしまうご時世...。
尺が長い割には盛り上がりにも欠け、そこを誤魔化すように歌唱シーンの連続…
好きな人にはそれでもいいのかもしれないが
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

2.5

1章から12章にプロローグ&エピローグを含めた14チャプター、章が進むにつれてどんどんつまらなくなって行く。なんならピークがプロローグ。
期待だけさせてどんどん雲行きが怪しくなり、あとは指折り章が進む
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.0

これを撮れる韓国の映画産業は凄いと思うけど、
流石に車のシーンとか盛りすぎ。
史実を観てる側に嘘臭く思わせてしまうのはマイナスでしかない。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

2.0

流石に絵だけは綺麗
ストーリーが3流
幾ら子供向けだとしても浅い。
こんなドタバタ喜劇でいいのかディズニー...

この夏一番の駄作ぢゃないのかな?!?!

東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

2.9

TOKYO2020の組織委員会ってクズばっかりだった。と言う事をあまり誤魔化さずにキチンと映像に残し、それを本編にも入れて来る河瀬直美の勇気は評価。

とは言え対して面白くもなければ興味もそそられなか
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.6

物は言い様
作品内容云々以前に、日本の配給会社ダサイ。
本作は是枝監督が韓国人キャストを起用して撮った新作!ではなく
韓国の映画業界が、是枝を監督として起用した韓国映画。
こういうところが日本って相変
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.8

監督の前作「空白」の成功あってのこの流れなんだろうけど、シネコンでの公開は風呂敷広げ過ぎ...
テアトル新宿で公開されてるぐらいが似合う作風。

SNS社会への問題定義と風刺をしているんだろうけど、ち
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

1.8

前評判通りのクズリメイク

なんで今これやろうとしたの?!?!

レビュー書く気にもなれない

エリザベス 女王陛下の微笑み(2021年製作の映画)

1.2

クソつまらないドキュメンタリーだった。
っていうかドキュメンタリーと言うよりエリザベス女王ダイジェスト集

英国お得意のブラックユーモアを効かせようとしている編集も悪滑り...

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

中々目の離せないタイムリーな告発的ドキュメンタリー。
ウクライナ云々以前に腐敗した体制に行動を起こす姿勢は、今の日本人に最も刺さらねばならないメッセージ。
安倍政権時のうやむやになった多数の疑惑や自分
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.1

高齢化社会におけるこの先の日本の行末の問題定義としては、良い題材の作品なんだが、モヤモヤも残る中途半端さもあり...
ヨーロッパ映画というかちょっと中東系の作品を思わせる風情を感じる映像表現と編集テン
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.0

ゲイのアフガニスタンナン難民の経緯を追ったドキュメンタリーをアニメーションタッチで見せる変化球。
素性をぼかす為の手法としては有効なのかも...
でもちょっと思ってたのと違う...

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

3.3

良いんだけど、長い
長いんだけど物足りなさも残る。

フォーマットを間違えたんじゃ無いかな?

映画という尺ではなく、それこそNetflixなどで各ジャンル別にエピソードを切り分けて、それぞれをじっく
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東京オリンピック2017 都営霞ケ丘アパート(2020年製作の映画)

3.3

ナレーションも無く淡々と霞ヶ丘団地の住民の生活を切り取っているだけではあるのだが、TOKYO2020に向け強制的に整理され排除されて行く弱者の姿が不憫。

うちの場合は霞ヶ丘ではないけれど、母が都営住
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

1.0

は?!?!

そうだった
俺、この監督の作風苦手だったんだ...

息子の面影(2020年製作の映画)

3.3

メキシコの抱える闇
今現在地球上で起きている話
止めることが出来るはずの負のサイクル



問題定義は孕んでいるものの、このどんでん返しオチは「灼熱の魂」を超えられず...

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

4.0

自分はそもそも立ち位置的にはアンチオリンピックなのですが...
河瀬直美が、この開催準備段階から糞まみれのTOKYO2020をどうまとめあげるのか?
そこにしか興味がない状態で鑑賞。

彼女の置かれ
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シェイン 世界が愛する厄介者のうた(2020年製作の映画)

3.6

こういう人を一般的なアル中やジャンキーと同列に語っちゃダメなんだな。
そこを超越した才能の塊。
別次元を生きるアーティスト。
そうした意味合いも含め横尾忠則がシェインと同じ眼をしていると思うのだが..
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義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)

2.7

実話ベースなのになんだかその利点が活かしきれていない感じが残念。
ストーリーの積み上がり感が薄いので、ピークが何処にあるのかわからない。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

1.0

ガチのファースト世代でガンダム好きではあるのだけれど、ここまで来るともう「ガンダム好き」とか誤解を招くのでく言いたくなくなる。
多分「富野由悠季の監督/演出するガンダム」が自分にとってのガンダムなんだ
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犬王(2021年製作の映画)

4.2

超越して飛び抜けた表現者だけに、良い時と悪い時の振れ幅の差が激しい、湯浅政明。
今回のは湯浅ワールドが効果的に炸裂した逸品!
こう言う作品こそきちんと評価されるべきなのに、きっと日本のマーケットではそ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

果たして本当に延期の理由はコロナだったのか!?
勿論最初はそうだったのでしょうが、007をはじめ
多くの延期作品が続々と公開されてゆく中
「TOP GUN」だけは延期を今日までし続けたわけで…
そうこ
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MAYONAKA(2021年製作の映画)

1.0

外国人監督が新宿を舞台に日本人キャストで挑んだ作品という事だったので、興味本位で観たものの、
今までの人生で経験をしたことが無い未知の領域の糞映画。
いや映画と言ってしまったら、他の映画に失礼。
誰か
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ドンバス(2018年製作の映画)

-

撮る側の、親ロシア派への憎悪が全面に出過ぎた感が否めない。
こうした怒りに満ち溢れた心情が裏目に出てしまっている気がする。
情報を得ようと観にいくと失敗する。
逆に観る側のエネルギーを吸い取られる疲労
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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

2.5

映像の風情は素晴らしいんだが、内容がベタな昭和のコントみたいで観れたもんじゃない....

P.S.
主演の人、ジャングルポケット太田みたいだな...

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アニメ業界に限らず、ここで描かれるような大人の事情劇は至る所にあるわけで...
その辺りを物凄く綺麗にまとめあげれているんじゃないかな?!

実際の現場はもっと酷そうだけど...


P.S.
小野
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クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

3.0

映画の裏話的なドキュメンタリーは結構良作が多い印象なんだが、本作は期待値を超えず。
取り立てて新鮮なエピソードもなく、盛り上がりに欠ける。
なんだか古臭い印象だと思ったら2015年の作品じゃないか!!
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教育と愛国(2022年製作の映画)

3.5

こう言う状況なんとかしなきゃいけないのに、酷くなる一方。
日本会議ヤバい。ソレはこれまでも色んなドキュメンタリー作品で取り上げられているのに一向にやりたい放題な状態。

日本に都合が悪い史実を語る事イ
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

説教がましくないレベルでの問題定義やメッセージ性も含めて映画としてのバランスが丁度良い。

そして俳優陣が全員素晴らしい魂の込め様...
広瀬すずは、昨今の若手女優が追いつけないレベルで役者魂魅せた気
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生きててよかった(2022年製作の映画)

3.9

冒頭の試合シーンから作り込まれ緻密に計算されたアクションが秀逸。


個人的にボーナスキャラ大田原愚豚舎渡辺紘文が出てるだけでなんだかワクワクさせられる。
こう言うキャスティングが「良き邦画」フラグ立
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

気持ちは解れど、映画としては面白くない。
ここでの高評価は偏った性癖の方々なのでアテにならないので要注意。


結局良くも悪くも大きなお友達向けなんだから、
もっとやらかしちゃえばよかったのに...
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