このレビューはネタバレを含みます
よくぞ撮り切ったという世界最凶クレイジージャーニー。
北朝鮮は他国の映像を見せながら「わが国は他と比べてマシだ」と洗脳するというシーンがあったが、それは日本も同じことだ。こうして北朝鮮の惨事を見ながら>>続きを読む
こんなに凄い邦画があることを殆どの日本人は知らないし、それが2023年の作品だとは誰も気付かない。隆造との海辺のワンカット凄すぎだろ…
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パラサイト、逆転のトライアングル、キラーズオブザフラワームーン。金持ちとそこに侵入してくる異なるモノの話。今回のは同情の余地無く完全に犯罪だったな、と。
金持ちは甘い、疑いがあるならすぐ警察に突き出せ>>続きを読む
たぶん10年後に日本商業映画の前線で撮ってる奴らが観れる映画。殺し方にこだわるってのは凄く大事。日本のオーシャンズ8撮ってください!
ネタは日本国内向けなものばかりだが、逆にそれが面白い。アクション一>>続きを読む
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山下敦弘の青春映画、というだけでぐっときてしまう位おじさんにはなった。
まずスタッフ陣が間違いないからこの映画は間違いないことは確定していた、やはり間違いは無かった。新年初笑い映画。
正月に親と響け!>>続きを読む
告発というのは正義悪などという分かりやすいものではなく、ホラーなのだな、と。人と人とが人生を賭けて闘うべきレベルの悪事が、今も私たちの一番身近なところで起きてるというホラー。
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良くも悪くもここ数年の代表作だし、スリル演出という面でパラサイトに多大なる影響を与えてると思う。
ここまで頭良いならもっと稼げるだろうというツッコミどころはさて置き。
世界を騙さないと自分が騙される。>>続きを読む
この時代の警察は無能すぎて警察無能モノというジャンルがあってもいいくらい。
とにかくしつこいトミーリージョーンズ。何だかノーカントリーの元ネタのようで素直に楽しめた。それにしてもハリソンフォードってキ>>続きを読む
ドキュメンタリーの演出が上手い。おばあちゃんに嘘を言ってしまう、みたいな一つの虚構がドキュメンタリーを上手くする一つの要素だな、と。
新宿はいつも無職がスタートする街だと思う。それだけは間違い無い。
なんか幽霊的なことなんだろうと思って観ていたが、思ったより他の感想見てるとそうでもない意見が多い…
喪失というテーマ、電車・駅に向かうという行動、川の音を頼りにするということ。死を想像したし、そういう>>続きを読む
説明的すぎる脚本に、やはり森達也はドキュメンタリーだなと思う甘い演出、たけしには遠く及ばぬ残念なアクション。それらを込み込みにしても、役者の演技が素晴らしかった。そんな映画そうそうないし、これリメイク>>続きを読む
今最も流行ってる監督、ケリーライカート。こんな作品にこれだけの集客があるのだから、如何に今、五月蝿い映画たちに観客が疲弊してるか分かる。
おっさんがドーナツ作って売ってるの可愛い過ぎかよ。暫くは可愛い>>続きを読む
フィンランドの寅さん映画、カウリスマキ。年末年始だったなぁ。ヴェンダースもそうだけど、巨匠ほどシンプルなのよ。王道のストーリーに淡々としたカメラでもここまで「男と女」を描けるのよ。さすが。
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日本人として「そんな奴いない」と思ってしまうことがあって、それが減点なくらい。自分が外国人でこの映画を観るなら満点なんだろう。
笠智衆や志村喬、高倉健や菅原文太を継げる男、役所広司。もう今の日本があん>>続きを読む
日本映画の悪いところ全てが詰まっていたな…日本が隠し持つ天才・杉咲花の実力を引き出すにはなんかこれじゃなかった感が凄い。
役者の仕事は泣けと言われて泣くことではなく、観客が泣くようなタイミングでちゃん>>続きを読む
映像美に振り切ったせいで何がなんだか分からなくなった映画の見本だった。
カラオケ映像のような、画に描いたようなベンチのカップル物語。交通整理して儚くアイドルを追いかける若者。明らかにそんな分かりやすい>>続きを読む
アウトレイジ以降のたけし映画で最高傑作なんじゃないか。この人は本当に人を見ている。人をよく見ているからこそ役者は所詮演じてるに過ぎないという当たり前のことを画に見せてくる。何より自分が肥えたジジイであ>>続きを読む
詰めが甘い奴らばかり出てくる。しかし花屋からこうも物語を逸らしていくとは思わなかったので見事。戦争による憎しみのようなものが根底にある、そんな時代を切り取った作品。パリの街並みをとことん映していくのは>>続きを読む
観始めて後悔して、段々でも楽しくなってきて、最後何を見せられたんだ?という、いつものウェス・アンダーソン。
まぁこれは舞台劇なんだろう。カメラに向かってややポーズを決める宇宙人、可愛い。
トチったのはお前だよ、フィンチャー。期待してたのは人間同士の生物的汚さであって、こんなジョン・ウィック映画では無い。まぁ殺し方のレパートリーに関しては流石だよ。
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脚本のアラを乗り越える圧倒的力技傑作。
ベトナム戦争、日本への原爆投下、チベットへの侵略…アジアにおけるアメリカの関わった加害・被害という要素をAIに対してのそれとして描く脚色の見事さ、そしてそこに狙>>続きを読む
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殺し方が北野武。
基本的にはウルフ・オブ・ウォールストリートと似た話だったし、FBIと権力者の対立ってスコセッシ的な今のテーマなのかな。それにしてもディカプリオは画が持つ。こういう俳優は稀有だと思う>>続きを読む
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えー結局そこ隠すのか、という印象。「あなたを認めない」という宮沢りえは誰かは認めて誰かは認めないという思想なんじゃないのか。妙なセット感と巧みなカメラワークはこういうドキュメント系に合わない、それは確>>続きを読む
ここまではいかないにしろ、こういう傾向のある人は自分の周りにもチラホラいる。極端に描いてるけどなんか全方位に喧嘩売ってる感じで、終始胸糞な感じ。ここら辺の切れ味において、オストルンドって上手かったんだ>>続きを読む
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シン・ゴジラと並ぶ邦画界のガキ使笑ってはいけない。そのうち蝶野も出るのかな?
岩井俊二と庵野秀明は頼むからいつまでも自主制作で、樋口真嗣が出てくる恥ずかしい映画を作っていてくれ。一周回って、あぁ震災の>>続きを読む
ここまで直球なラブストーリー、スローシャッターにワイドレンズと超望遠レンズ、音楽任せな展開に、死に方がゴッドファーザー並みの名シーン。まさに平成を代表するような映画。泣いたぜ。
クレイジージャーニーの>>続きを読む
タランティーノは密室の舞台的状況が得意。この作品では地下のバーのシーンが見事だった。キレイに繋ぐことは得意でないが、変な緊張感のたわいもない台詞劇が得意。監督には得意不得意あってこそなのだと感じる。>>続きを読む
なんか一生に一度見るかどうかくらいのドキュメンタリーを見た感じ。最近観たからなのかエドワードヤンを何故か感じたり(ストリートというテーマ性?)そもそもどうやって撮ってるのか?あんな望遠で音がハッキリ録>>続きを読む
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かなり喜劇的なエドワードヤン。独立する女の強さと男の身勝手さ。シェイクスピアを思わせるスピード感で関係性や思惑が変化していく。決めるところを決めれるのがエドワードヤンたる凄さ。小説家の家で愛の言葉で迫>>続きを読む
際どいジョークだらけだな!と思ったが隣のギャルたちは終始ツボに入っていた。きっとこれは女性なら倍楽しめる映画。女性たちの視点に映る不思議なこの世の実話物語。奇しくも最近配信で見たウーマントーキングと似>>続きを読む
辛すぎた…仕事で嫌なことがあった経験のある人は観ないことをオススメするやつ…
私たちのすぐ近くには地獄があって、悪魔がいて、他人事な悪人が居る。その現実が何よりホラーなんじゃないか?ソヒが死ぬまでの前>>続きを読む
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実話だという衝撃。これは女性たちの出エジプトだ。はるか昔の西部時代かと思わせて現代の話というメタ構造。所々にバンドエイド無いよな?インスタントコーヒー無いよな?と思わせる伏線と皮肉は見事。男性の不在に>>続きを読む
カットバックのインタビューシーンが印象的。記者がおぞましい事実に気付いていく過程が丁寧。
性欲を抑制できない病気の人とレイプ犯にどのような違いがあるか。そう一瞬でも思った、しかしそれは良くない意見。な>>続きを読む
かなりドラゴンボール寄りなストレンジャーシングス。怪物と同時期にこの作品が出て来たのも面白いし、大人になれない大人たちはこっちの方がむしろある。
何よりルール性の強さに驚いた。ジャンケン並みに分かりや>>続きを読む
アクションはコメディ。古き良きそのロジックを思い出させてくれる良い作品。インディージョーンズシリーズ、最初のしか観てない情弱で臨んだけどオマージュも凄く楽しめた。ここ近年のスターウォーズや007に比べ>>続きを読む