マコトさんの映画レビュー・感想・評価

マコト

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(2023年製作の映画)

3.9

 問題作、なのは確かなのだろうが、それは描写やストーリーなのではなく、テーマとその形にあるのではないのかなと考えました。
 本作には、4人の表現に関わる人々がでてきます。そのうち2人は作品を生み出す苦
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正欲(2023年製作の映画)

4.4

 ダイバーシティ、多様性、最近はそういったことを認めることが当たり前の正しさとされていますが、それは所詮建前。この作品に出てくる人々は、どちらの側にいる方も嘘をついています。いま世界や社会は乱暴にマイ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.9

 「君の名は」「天気の子」に続く本作は典型的なロードムービーです。しかし、ファンタジーとリアリティが見事に調和し、また単純な成長譚や冒険譚とは一味違ったものでした。
 たとえるなら、光沢のあるすべすべ
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天気の子(2019年製作の映画)

5.0

 何度見ても素晴らしい。
 僕は、色々語ってばかりだけど、この作品を語る言葉はもうないです。
 前のレビューも捨てました。
 とりあえず見てほしい。
 そして、見た気持ちを色々話してもいいし、話さなく
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ブギーマン(2023年製作の映画)

2.8

 スティーブン・キング原作映画のダメな部類の作品かな。
 やりたいことはわかります。「イット」でしょ、「へレディタリー」でしょ。だけど登場人物のキャラクターが浅いし、主人公の友達も余分な要素(車で送る
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遠いところ(2022年製作の映画)

4.1

 いままで沖縄を描く作品というのは、ほとんどが「南国」「スローライフ」「楽園」「人情」などを前面に出してきていたけど、実際に沖縄で生まれ育った者としてはどこか嘘くささを感じてきました。そして、その楽天>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭で鑑賞。

 この映画は、日本で初めて巨大ロボを登場させた作品で、山肌からモゲラが初登場したとき、当時の観客はどう感じたのだろうか、とても興味がわきました。

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.7

 大傑作!おぞましくも美しく、クラシカルな映画体験ができる作品です。

 まずオープニングの色彩の美しさ、これは通常のカラーではなく、ハリウッド黄金期のテクニカラーを再現したような、色の鮮明さ、と同時
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X エックス(2022年製作の映画)

4.1

 ※「パール」鑑賞後に見たので順番は逆になっちゃいましたし、印象が全然違ってくると思いますので、あくまで「パール」から見た僕の感想です。

 予告編や本編を見る限り「悪魔のいけにえ」を強くフォーマット
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

5.0

 神なき世界のユダとヨブ。悪魔と運命と人間に弄ばれ、ズタズタに引き裂かれていく彼らの姿がとても哀れで、救いを求めるが救われない残酷さを感じてしまいました。リメイクであるけどスコセッシにしか作れない間違>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.9

 スコセッシはついにユダを救うことができたような気がします。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.7

 これも有名作だし、スコセッシ味もたっぷりだけど、本道かというとまた違う気が。だけど「ジョーカー」へ与えた影響は絶大!

タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

 スコセッシの魅力ってやっぱりカメラワーク!さぁ、はじまるぞというようなズーム、神の視点人の視点、この作品が傑作たるゆえんはそこにあると思います。しかし、これがスコセッシの代表作かというと、いまはちょ>>続きを読む

ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

4.8

 オープニングのセリフ、ロネッツ、ローリング・ストーンズ、宙をふあふあ舞うカメラ、教会のキリスト像etc、スコセッシ最初期の作品だけど、その後のほとんどが詰まった宝箱のような傑作!

山田村ワルツ(1988年製作の映画)

4.0

 嫁不足に悩む過疎の村で、悶々と過ごす青年たちと、取材のために潜入する女性作家の巻き起こすてんやわんやコメディ。

 とても今の時代には再現できない映画ですね。理由は2つ。
 1つは、バブル時代のパワ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.8

初ヴィスコンティ!

思いの外、強烈でまさに映画の変態(変態映画じゃないですよ)これが巨匠、本物の貴族なのかと、傑作!とても魅入ってしまいました。
恐らくこの監督以外が、この作品を作ると、もっと別な映
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アス(2019年製作の映画)

3.0

正直、期待外れ。テーマ、設定のアイデアはとても好きなんだけど展開や、ところどころの演出が仰々しすぎて漫画のようだった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

 「アス」と同じくちょっと期待外れかな。やっぱり演出が仰々しすぎる。「ゲットアウト」がよかったのに残念。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.7

 北欧のダークファンタジーって、「ぼくのエリ」もそうだけど、素手でガツンと殴られるような一撃があってとても素晴らしい。

スーパー!(2010年製作の映画)

4.3

 なんか冷めた目線でヒーローの誕生譚を予想して見ていたはずなのに、あれよあれよという間に別のジャンルに。そして、ラストはほろりと美しい。なんだこれ!な傑作。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.5

 ホラーな前作とは違ったテイストだけど、アクション好きな人はこっちがいいかも。個人的にはガン=カタ以来のスタイリッシュを感じました!

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

 やっぱりジェームズ・ガンは最高!前作が期待外れだったので、続編にあまり期待はなかったけどオープニングでもうやられましたは!

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.7

 歴史に残る名作なんだけど、予想以上の生々しさ、苦さ、ある意味これは苦行なのかと思えるくらい。ジェームズ・スチュワートの演技に飲み込まれ、多くの社会人は感情移入してしまうと思います。そして、その先にあ>>続きを読む

アントラーズ(2021年製作の映画)

4.2

 大好物の嫌なホームドラマシリーズ。嫌、マジ嫌!でもそれがいい!

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

 嫌なホームドラマシリーズ。映像は美しいのだけど、見る人によっては滑稽で悍ましい物語。傑作ぞろいの1999年のオスカーの勝者の貫禄、はないけど納得の面白さ!

ドグマ(1999年製作の映画)

4.2

 やばいレベルで宗教をちゃかしている(笑)

ビッグムービー(1999年製作の映画)

4.4

 学生の頃、ボックスオフィスチャートで上位なのにビデオスルー。でも、とても素晴らしい作品。映画を作る悲喜こもごも、しかし愛にあふれていた。

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