bebeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.9

家族、人種、結婚、差別

結婚のあり方が、そもそも多様化している中で。
歴史はどこまで遡らないといけないのか?
最近の若者はもはや、歴史の「経験者」ではない。歴史的な加害者意識も、被害者意識も、伝聞で
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それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星(2009年製作の映画)

3.0

児童作品で人を石化させる敵って結構出てくる気がするけど、よく考えたらかなりのディストピアよね。

・ジャムおじさん、相変わらず感が良すぎる。単純な知識量もえぐい。
・「みんな!あの岩を!」→!?どんな
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.4

正確にいえば、問題は「主人公ら家族が在留資格を失うこと」ではないのだろう。

『マイスモールワールド』「小さい」というのはひどく漠然とした、大きな概念。
 実際、映画を観る前にこのタイトルを見たところ
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厳重に監視された列車(1966年製作の映画)

3.5

青春映画。

童貞を捨てられない。好きな子に嫌われてしまう。たったそれだけ。死ぬには十分。

『ウェルテル』を思わせるテーマと第二次大戦期の背景設定。人間の意思などものともしない、生と死の不条理がシリ
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

めっっちゃ面白い!
不勉強なものでインド映画にはそれほど明るくないけれど、それでも良い作品なんだろうと思う。

 前提として、前後半を分けずに語ることはできない。inteRRRvalがあるなら日本でも
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96時間(2008年製作の映画)

3.3

おもしろい!

カッコいいパパに言うことはない。毎回思うが、CIAってそんなに強いの?笑
知識、技術、どれをとっても一級品。全部物騒な方向に向かってはいるけど。
そしてテンポ。何よりもテンポの良さがい
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.5

勝手にコメディかと思っていた…。こんなにドラマチックだとは。

野村萬斎さん良かったなぁ。正義と悪みたいなのも厳密にはなくって、肩の力を抜いてみれた。いいリラックスになる映画。

芦田愛菜ちゃん。「お
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

「不在の百合」という言葉との出会いから鑑賞。それについては映画の感想の後につらつらと書こう。

カメラワーク(カメラ?)は非常に巧み。アニメーション作品を観ているだけなのに、気恥ずかしさや緊張感のある
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玉城ティナは夢想する(2017年製作の映画)

4.8

震えた。
一人暮らしの暗い部屋、2月初めの布団の重みを感じながら観たのは賢明ではなかった。

これが本当に10分そこらの作品だったのか。精神の時間は身体のそれより長いと言うけれど、今まさにそれを実感し
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.7

余韻が心地よい。

カットが巧みで、三人称視点のカメラなのに視線が見える。

洋子の口調は少し気になる??

 「人は変えられるのを未来だけだと思っているが、実際は未来が過去を変え続けている」
的を射
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.3

アクションはやっぱりすごいなあと。

お酒飲みながら観た。
なーんも覚えてない。

教誨師(2018年製作の映画)

3.1

佐伯→教誨師、主人公
吉田→気のいいヤクザ
進藤→ホームレス
野口→おしゃべりのおばちゃん
小川→面会待ちのお父さん
高宮→子生意気なふてこい若者

 高宮を除いて、「死刑囚」という言葉がもつ質量み見
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

クリス・コロンバス脚本。
『ホーム・アローン』然り、クリスマスにお世話になる監督の1人。
スピルバーグは制作指揮。

モグワイ3か条
・水に濡らさない
・光を当てない
・どんなにねだっても真夜中に餌を
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.1

まごう事なきB級コメディ。
人間を襲う農作物、トマトの怪物とかじゃなくて「トマト」。あれ。
あ、でも初めて聞くトマトもあった。kamikaze tomato。??
Anti-tomato progra
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

・王とは守る者である。
・王は得る以上に与える者である。
よく聞いて欲しい人たちが世界中にたくさん。

 まるで実写映画で本当にすごい。実写?実写…。「実写」という言葉の定義が危ぶまれるけれどまあ実写
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スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

3.1

たぶん、ギリふざけてるオープニングで笑った後、いきなりクライマックスのようなBGMと共にはじまりはじまり。

固有名詞が一つも分からない…笑
まあとにかく蛇拳流がんばれ。

アクションシーンは確かにベ
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それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星(2018年製作の映画)

3.4

シリーズ第30作なんだと。
ここにきてアンパンマンとバイキンマンの共同戦線!激アツ。

『勇気の花がひらくとき』、『ハピーの大冒険』が好きだったんだけど、それに並ぶ作品だった。

アンパンマンってこん
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サメデター(2021年製作の映画)

-

これは…笑
もう邦題のこれは悪意ですよね?笑

 もうこの際、一つひとつの演技(これもひどいけど)や、ストーリー(これもひどいけど)、サメ(何のことかね?)には目を瞑ろう。

 それにしてもカメラが…
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

圧巻のステージ。
これは是非映画館で観たかった…。

ポーシャかわいい。
ポーシャ登場時の歌唱シーンがお気に入り。

SING/シング(2016年製作の映画)

3.4

わかりやすい、楽しい、テンポいい、長くない、これと言った非のつけどころのない作品。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.7

なんやかんや、Dolby Atmos 2DとDolby Cinema 3Dで鑑賞。どっちも良かったです。ありがとうございます。
映像美と同等かそれ以上に、ストーリーが良かった。人間と自然(パンドラ)の
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.0

馬鹿にされた主人公がゴミ人間プペルと共に世界の「常識」に立ち向かう!と。

 キンコン西野さんが原作脚本というのを意識しすぎたからか、常識批判の文脈に当てはめて観すぎたかもしれない。
 物語自体は王道
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.4

小説、TVアニメは見ておらず、今作劇場版のみ地上波で鑑賞。

まず触れないといけない。終始作画が美しい。なんかほんとに、月並みな表現だけれど、すごい。

・大きな戦争が終結した、その後日譚
・「愛」を
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.9

単行本でもよい構成と文体で、素晴らしい作品だった。割合と分量があるので、映画化はいかに、と思っていたけれど素晴らしい。個人的な都合で久しぶりの映画館になったけれど、本当に来れて良かったなと。


 「
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まず第一に、面白かった。もちろんinteresting の方。あと、3回観た。2回で分かる?3回でもよくわかんないんだが。
というわけでもいっかい観るかもだけど、一旦ここまでのメモ。

 ノーラン監督
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.1

分類はまさに「ドラマ」。
そりゃそうだろ。だってほんとにアメリカのドラマなんだから。

タイトルで何となく分かるように、家族で卓を囲んで見る話ではないものの、一人で、それか同年代の仲間(できれば同性だ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

先行にて。混んでなくて良いですね。
以下レビュー。

ネタバレとかはしようとしてもあんまりできない気がする。ストーリーが単純で易しく、非常に整理されてるので。映像美については文句なし。RADWIMPS
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ゴールデン・チャイルド(1986年製作の映画)

2.8

結構突拍子のないストーリー。
エディ・マーフィーが序盤から、面白おかしく茶化したキャラで、出来事全てを冗談めかしてる。テレビの司会がエディの話に全く取り合ってくれないシーンが直前にあったからだろうか、
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セブン(1995年製作の映画)

4.1

予備知識を要する映画。何も知らずに観てもストーリーが作り込まれているので観れるけれど、ただ観るに堪えるだけの、ただエグい映画になってしまいそう。

七つの大罪「傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.6

関西弁の吹替、「お前らえーんがちょ!」とかいう大胆な翻訳、このシリーズは吹替版を見るのが楽しみの一つ。
なんなら、どちらかと言うと鶴瓶さんの声の方が親しみがある。

皆さんおっしゃってますが、ほんと、
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.4

とうとう出た。ミニオン主役の映画。
やっぱり「ミニオン」を押し出す邦題はこういう映画で使うべき。とはいえ原題も”The Minions”だけれど。

ミニオン推しのための、ミニオンづくしの映画。北海道
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.6

いつも通り面白いです。

アントニオ「夢はゲーマー」
マーゴ「将来のこと、よく考えてるのね」
→マジで草

David Guetta, Where Them Girls At ft. Nicki Mi
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